日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

天は我々を見放した

2014年11月20日 16時50分50秒 | 思うがままに

生憎の雨模様です。

横浜に向かっています。
 
高倉健さん逝去のニュースが流れてから2日経ちました。
かつてこれほどまでに大きなニュースになった俳優さんはいなかったのではないでしょうか。
 
高倉健さんと言えば思い出すことがあります。
35年以上も昔のこと。
 
私は2人の弟と原宿に遊びに行っていました。
あの頃から日曜日の原宿は若い人で溢れていました。
 
人通りの少ない場所に移動し喫茶店に入ったところ、そこには2人の男性客のみ。
そのお二人は言葉を交わすこともなく黙々と新聞を読んでいました。
 
小さな小さな喫茶店でしたから、ほとんど隣り合わせになりました。お二人ともすごいオーラ。
 
高倉健さんと北大路欣也さんでした。
 
プライベートでくつろいでいるお時間を邪魔しないようにしていたところ、幼かった下の弟が突然「天は我々を見放した」と、無邪気に口走ったのには驚かされました。
 
その頃上映中の映画「八甲田山」の健さんの名台詞だったのです。私も上の弟も赤面しました。
 
健さんは新聞を読みながらちょっと首をすくめておられました。
 
懐かしいです。
 
寂しくなりましたが、晩節を全うされたかたでしょう。
最後まで輝き続けた理想的な生涯ですね。(荻山貴美子)
 
 
 
 
 
 
 
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大自然の中で… | トップ | 宮城ヨーガ連盟大会を終えて »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
天は我々を (アウラ)
2014-11-22 09:29:53
なんて素敵な、楽しい、そしてゴージャスなエピソードでしょう!幼い弟さんが発したセリフにその場にいた皆さんの困った顔が浮かぶようです。本当は大笑いする場面ですよね。
相手がゴージャスすぎましたね。
健さんについては、私はずっと好きじゃなくて、その良さがわかりませんでしたが、最後の作品「あなたへ」は素晴らしくて、遅ればせながらファンになりました。
ご冥福をお祈りします。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。