言い訳をしない気高さ

山田陽介先生から大事なことをまたひとつ学びました。

臨時ゼミだったためいつもの和室が借りられず、山田先生とスケジュールを調整をする時に、土曜日は和室が空いています。日曜日ならグリーンホール。
こんなやりとりをしました。

まさか新しいゼミのご案内が届いていなかったとは…。

これは起こってしまったことですから仕方がありませんが、zoomのレコーディングをしていたのでかろうじて皆さんにはお詫びができました。ただ皆さんの時間泥棒をしたことが返す返すも悔やまれます。

山田陽介先生は会場に入られて拍手で迎えられ微笑みを絶やさず、悠々とパソコンを開きスタンバイなさいました。会場にいらした方はその様子もご覧になっていたはず。
皆さんは山田先生が時間を勘違いなさったと思われたでしょう。私も実はそう思っていました。またこのゼミは開催できないかもしれない。そんな会話をしていた時、先生がご登場。
私は先生が見えるまで何とかして場を繋がなくてはならず先生からメールが来ていることを知らなかったのです。

「申し訳ありません。会場がわからず迷っています…」と。

通信講座の動画作りがようやく終わり、あれは何だったのかしら？と山のようなメールボックスを手繰りました。

私が、このことを皆さんに告白しなければ、山田先生が勘違いされていたと思われるでしょう。

山田先生には
インドの聖者と同じ香りがします。
言い訳をしない気高さ…。

大失態！

実は、昨日のゼミは山田陽介先生が時間に見えなかったのです。緩和ケアの現役医師である先生のこと、急患が出たのか？何かあったのか？

何と、今わかりました。

先生は、文化会館のほうにいらしていたのです。
お仕事がら携帯電話を教えていただかなかったのが大失態の原因です。強引にお聞きできなかったこともあります。

メールでのやり取りは本当にアブナイです。
私の新しいゼミのご案内がメールで届いていなかったのです。だから暮れのゼミ会場に先生はいらしていたということです。

というわけで、私は私の大失態を告白して深くお詫びいたします。長いゼミ設営ではじめてのことでした。思い込みは本当に失敗の元です。
それにしても日本ヨーガ学会の皆様は優しい。誰ひとりイヤな顔をなさらず、逆に私を労ってくださいました。

これに懲りずにまたいらしてくださいね。
そして、次号のヨーガの四季をお楽しみに…。

それにしても山田陽介先生は言い訳をひとつも仰らず、何と穏やかな先生でしょう。
夫はあんな素晴らしい先生に看取られ本当に幸せだったとしみじみ思っています。
山田先生はまだお若い先生ですので、私も看取っていただけそう。（笑）

おじいちゃん先生だったらどっちが先がわかりません。
さて、今、通信講座の録音と動画ができました。これから事務局でソートコピーしてきます。
発送は明日になります。