3日間、連続して「自由な市民のための映画学」を受講しました。80年以上前の映画を鑑賞をして講義に臨む。何とも奥深い講座でした。山中貞雄監督作品をご存じの方いらっしゃいますか?28歳で戦地で病死した天才監督だったそうです。小津安二郎監督や黒澤明監督が影響を受けた人。それが山中貞雄さんでした。サイレント映画からトーキー映画に移行したばかりの作品でしたが、とても新鮮でした。YouTubeでもご覧いただけますので、映画好きの方はどうぞ。ただ、急いているときにご覧になる映画ではないようです。
映画から感じられる風や雲や雨がリアルに伝わってきます。最近のちょっと残念な映画に慣らされてしまって劇場通いも遠のいてしまっていたのでなおのことです。CGを駆使して創られる映画はそれでそれで面白いのでしょうが、きちんとしたバックボーンを持っている先人たちの知恵と技能には驚くばかりです。
先ほど終わり、リアクションペーパーを提出したところです。
春季成績発表も昨日、簡易書留で送られてきました。ちょっと心配していた科目もどうやら合格点をいただき、明日から秋季の履修届けが始まります。