日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

守・破・離

2020年09月15日 12時04分09秒 | 思うがままに

千利休は守・破・離を、打ち出し、茶道、武道など道とつく師弟関係の理想を打ち出しました。

 

スタートは「型を守る」。

グル(師匠)を心から信じ敬いそしてその教えに従うことです。「守」

 

その後、その立場のもとに、自分なりの工夫発展を試みる。「破」

 

そうすると、自分独自のものがつくり出される

そのつくり出された型は、師匠の型に立脚したものですから、自分自身と型についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

しかし、ここで勘違いするんです。基礎がないのに独創性だけで走りだす。そうすると薄っぺらなものになってしまいます。

 

 

これを田原豊道先生は

随順選択独創と、打ち出されました。

 

まさに「田原豊道ヨーガの世界」はこうして生まれてきたものなのですね。

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束縛

2020年09月15日 01時41分29秒 | 思うがままに

人は生まれながらにしてなにかに束縛されています。

「束縛」から解放された瞬間は幸せを感じます。しかし、なかなかこの解放感は味わえないもの。

 

この束縛が実は自分が作り出したものとわかったとき、愕然とします。

 

人のことを憂うと書いて優しいと読む。

憂いてもどうにもならないことがあります。

 

自分がこういう方向に進むのではないかと思ったとき、その無意識の想定どおりに未来に進んでいく

心理学者のユングはそう考えていました。

ユングはフロイトの弟子。

師と袂を分かち人生の大きな危機をどうやって乗り越えたのでしょう。

 

私の師は田原豊道先生。

一貫して方向性に矛盾は感じたことはありません。これは幸せなことです。

 

夫がいなくなって2度目の秋。いくら秋の夜長でも毎日夜更かしはダメですね。

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