日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

暑いがままに自分を浸しこむ…懐かしい松原泰道先生

2014年07月09日 21時03分23秒 | 思うがままに
大型台風は沖縄から遠ざかり、明日、九州に上陸する恐れがあるとか...。
科学や医学は著しい発展をとげていますが、自然災害にはどうあがいても太刀打ちできません。ただひたすら通り過ぎるのを待つのみ...です。

これから猛暑がやってきますね。

松原泰道先生がよくおっしゃっていました。

私たちは夏の暑さや冬の寒さを苦にして寒暑から逃げようとする。人間は極めて身勝手な生き物だと…。

氷点下の山中でスキーに夢中になっているときは、寒さは苦にならない。
炎熱の球場で、好きな野球を見ているときは酷暑が気にならない。

しかし、仕事となると…

私たちは寒暑がとても苦痛になる…と。

本当にそうですね。

松原先生はそれを…

寒暑を意識しながら、苦痛をそれほど感じないのは、寒暑と自分とが対決しているのではなく、寒暑に同化している状態にあるからだ…と。

暑いがままに、または寒いがままに徹底的に寒暑に自分を浸しこんでしまう。寒暑になりきることだ…と。

ヨーガ・スートラを日常的にとらえると、松原先生がおっしゃっていたことに思いいたります。

明日から九州ですが、ジタバタしてもはじまりません。行けるところまで行ってみます。
ヨーガ・スートラ第3章のCDはインドで収録してきます。発売は8月末になりますのでしばらくお待ちください。(荻山貴美子)




コメント (2)
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