只今22時45分、気温1℃。
寒い。
外の鉢花を家に入れ込む。
昨日も1℃。
これって春?
独居の高齢者がもうひとり暮らしは危険と、ホームや子供たちと暮らし始め、空き家になっている住まいが増えている。
今日伺ったお宅もそうだった。
自宅に植木が欲しいな~って思っていたので聞いてみると、
“どうぞ”と心良いお返事を頂き、空き家となっている御自宅に寄らせていただいた。
広い庭には沢山の樹木が植えられている。
ドウダンツツジ、ソメイヨシノ、しだれ桜、エゾツツジ、シャクヤク、ボタン、モミジ、ライラック、水仙、すずらん、行者にんにくなどなど、春満載のお庭。
“亡くなった主人が好きで次から次に植えていったらこんなに増えちゃって。部屋からこれらを眺めたくて部屋のガラス戸をスリガラスから透明に変えてしまったんですよ。”
懐かしそうににこにこしながら話される。
この庭の手入れを楽しまれるおふたりの姿が思い浮かぶ。
周囲は畑と松林。鳥のさえずりが聞こえている。
真っ青な空の下、暖かい陽射しをいっぱい受けながらしばし座っておしゃべり。
夜勤明けの私にと娘さんから缶ビールの差し入れ。
なんてのどかな素敵な時間なんだろう。
“どれでもいいですよ。” 嬉しいなあ~
近い内に道具を持って頂きにあがろう。
家に戻り、“あれはここ”と植える場所を考えるウキウキの私。
大事にします。
いつもお世話になりっぱなし。
ありがとうございます。