goo blog サービス終了のお知らせ 

横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

北海道一周の旅

2012年09月04日 01時28分47秒 | 

中国の留学生の一人、「漫純」

北大大学院を目指している聡明な女性。

聡明だけではなく、料理がとびっきり上手だ。

何度ご馳走になっていることか。

その彼女が“夏休み、JRの「北海道フリーパス」を使って全道を廻って来たいので、プラン作りをアドバイスしてください。”と言う。

すでに切符は買ってある。

※料金は25500円で北海道内の特急・急行・普通列車及びJRバス(一部路線を除く)を利用して、北海道内及び海峡線(木内~中小国間)の普通車自由席が7日間乗り放題です。普通車指定席も6回まで利用出来る。

初めての日本で、女ひとりの全道一周旅行。

やるもんだな~

函館を皮切りに、ニセコ・倶知安~札幌経由で最北端の稚内~網走~根室~知床へ。

総経費の合計は50000円。

安い宿泊、安い食事。

頑張ったね。

母国語はもちろんの事、日本語、英語、台湾語が堪能な彼女。

それらが旅では役にたち、親切な人に沢山出会った様子。

思い立ったらすぐに行動に移す彼女。

7日間有効なフリー切符を6日で帰って来たのでまだ一日分残っていたが、

“ちょっと疲れたので、もったいないけどもう行きません。”と言っていたのに・・・

その一日後の夜11時過ぎ、“今、苫小牧です。もう電車もバスもありません。お金は1000円しかないので、迎えに来て下さい。”と息子の携帯に電話が入る。

すぐに車を走らせるが、恵庭から苫小牧。一時間以上は掛かる。

あ~またやってくれちゃった・・・・

前科2犯。

この間は、“今、札幌の大通り公園にいます。自転車で来たんですが疲れてしまいました。すみませんが迎えに来て下さい。”

もうこれっきりだよ。

“本当にすみません。バカな曼純を許してください。”

この曼純、今度は札幌テレビのグルメ番組スタッフに応募。

アルバイトはユニクロを希望。

成長株のユニクロに以前から興味があり、そのノウハウを学びたいと言う。

何にでも前向きで積極的な彼女。

英語の論文8000字に苦戦しながら、その他にもどんどん挑戦している。

すごいバイタリテーだ。

ちなみに彼女の好きな日本のテレビ番組は「笑点」

お笑いが大好きなんだって。

落語家の名前もよく知っている。

普段の会話でも、

“笑い話があります。ちょっと聞いてください”

末は博士、どんな博士になるのやら。

 

 


「~から」って?

2012年09月04日 01時10分23秒 | まちこつぶやき

夏休み中の中国の留学生が、バイトの面接に出かけた。

前日、担当者は、“1時から面接をします。”と言い、彼女が着いたのは1時15分。

“遅刻ですね。” 断られた。

彼女は「なんで?」と自問。

「1時からと言ったので1時過ぎに行ったのに・・・だったら1時に面接しますと言うのが正しいのでは?」

う~確かに。

だけど・・

この言い方って、日本では日常使っているよね。

留学生から考えさせらえた「~から」の解釈だった。

 

 

 

 

 


幸せなひまわり畑

2012年09月04日 00時17分30秒 | 景色

庭の新居周囲は畑に田んぼばかり。

緑に囲まれているって感じ。

それが、すぐ前の畑をよく見ると、ひまわりだった。

「わ~!咲いたらすごいな~超楽しみ!」

待ち遠しかった。

一本咲いた。

もう少しだ。

暑い太陽が次から次へと開花させ、気がついたら一面のひまわり畑。

すごい!

あっ!向こうもひまわり畑だ!

2階に上がると、眼下に映るのは、背丈ほどに伸び大きな花を咲かせどこまでも続くひまわり畑。

 

う~いいなあ~

これってすごい贅沢じゃない?

家の目の前なんだよ。

どこまでも続く青い空の下で咲き誇る大輪のひまわり。

大好きな景色!

北海道だよ。

でもね、

この景色は長く続かなかった。

ある夜、

そのひまわり畑に点灯した大きなトラクタターが入り、なにやら作業をしている。

ガラス越しでよく見ると、

あっ!ひまわりが・・・・

どんどん倒されている。

あ~~~~~

翌朝、ひまわりの姿はすっかり消えていた。

トラクターが次のひまわり畑に向かっている。

“おはようございます、このひまわり、倒しちゃんですか?”

“昨夜は遅くまで作業をしてすみません。”

“ひまわり少しいただいていいですか?”

“どうぞ、好きなだけ持っていってください。”

やった~!

早速鎌を取りに戻り、ひまわりをいただく事にした。

背丈以上の大きなひまわり。

5本だけなんだけど、重たいのなんの。

玄関前に鎮座したひまわり。

素敵!

でも・・・・

水揚げが上手に出来なかった。

数分後には頭を垂れ、あんなに生き生きしていたひまわりの姿ははかなく消えた・・・

生きる場所が違うんだね。

ほんの数日間だったけど、幸せな心をもらった。

ありがとう!

トラクターの運転手さん、

“もう少しでキャベツが収穫出来るので、採れたら持ってきますね。”

嬉しいな~

またここで人との出会いがある。

いいな、いいな、人間っていいな。