退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#548:目先の利益:ボロクソワーゲンいやヴォルクスワーゲン、STAP細胞、etc.

2015-09-23 21:36:57 | アメリカ便り
馬鹿ですね、どうしていつか絶対ばれるようなうそをつくんでしょうか。
ヴォルクスワーゲンの場合、2009年から今まで作られた1千百万台の様々なディーゼル車で、捏造があったそうです。
その捏造もとても巧妙で、排気ガス(窒素酸化物)の量をごまかすというもの。
それも、政府規制の排気ガスチェックのときだけ、窒素酸化物の量を少なくするというセンサーのついたコンピューターを各車に取り付けたそうな。
なんか、かえって高くつきそうな感じがしますが。

私の一番最初に買った車は、ヴォルクスワーゲン、1984年Jetta GLIでした。
小さいながら加速力がよく、後に乗ったvolvo 240と比べると ピックアップがまるっきり違いました。
ちなみにこのvolvo まるで、戦車に乗っているような感じでした。
スエーデン製だから雪に強いかと思ったら、なんのなんの雪がちょっとでも積もると、スリップ、横滑りと腹立たしくなる車でした。
懐かしいですね、あのJetta。
あのころはいい車を作っていたのですが。

マージャーやら、買収やらで会社の組織がまるっきり変わるとともに、初心もなくなったんでしょうね。

STAP細胞も今日のニュースで、世界7つの研究所での実験で再現不可能と決定ずけられたと書かれていました。
理研もSTAP細胞は結局はセンター内にあったES細胞由来のものであったと発表しました。
小保方さん、なんだったんでしょうね、この人。
以前も言いましたが、”赤い靴”を履いた女の子みたいに、踊り始めたら踊り続けなくてはいけなくなったんでしょうか。
つまり、いったんうそをついたら、うそをつき続けなければならない。
うそをつくといつか絶対にばれます。
そのつけは、うそをついて得られる栄華より大きいと思いますが。

昨日話題になったニュースに、これまた馬鹿見たいのがありました。
ITヴェンチャーの若いお兄ちゃんが製薬会社を買い、その会社で売っていた一粒13,5ドルの薬の値段を一挙に約50倍の750ドルにあげたことといってました。
ヨーロッパでは政府が薬の価格を規制できるそうですが、アメリカではできないそうで、価格決定に関して製薬会社の独断場だそうです。
今日のヒラリーの演説では、“私がプレジデントになったら価格規制を行います”と言ってましたが。
しかしこのヴェンチャーのお兄ちゃんの話を聞いていると、“あんた見たいのがいるから保険が上げるのだ”といいたくなります。

テレビドラマじゃないけど、“ざけるな、頭に5寸釘をぶち込むぞ”です。

ハブグレジュンタのマミー