想紅(おもいくれない)
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今朝の公園に
沢山の椿の花が落ちていた
そのひとつを拾って
走りながら
お互いに受け渡し
軽いランニングを楽しむために
ラクビーのパスのように
椿の花の受け渡し
丸いボールではないので
パスのために投げると
変な方向に曲がってしまう
それを走りながらすると
思わぬ体の屈伸やら
体の体重移動で
汗が出るほどの
運動量になった
気がついたら
朝の寒さ忘れてた
・・・
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椿の深い紅
新潟県十日町の
織物工業協同組合の制定した1月の誕生色です
冬の寒さの中に
凛として咲いている深紅の花
気品の中にも
溢れるような情熱を感じさせる花ですね
椿の原産地は 日本だそうです
十六世紀
日本に来た宣教師のジョセフ・カメルさんが
持ち帰って広めたのだとか
学名 カメリア・ジャポニカ
東洋の薔薇と呼ばれ もてはやされたそうです
とはいえ
花が付け根からぽとりと落ちるので
首から落ちるといって
嫌われた時期もありました
今は
枯れて見苦しい姿を見せない
潔い花とされています
情熱と潔さ
夢をかなえるために
欠かせない要素ですね
(山下景子著「美人の日本語」より)