その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

お年玉

2008年01月03日 | Weblog

 

お年玉

 

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朝からもっともハイテンションの

 

きみの瞳が輝いている

 

まずは・・

 

おばあちゃんへ

 

新年の挨拶

 

両手をついて正しく挨拶が

 

今年は出来ました

 

そして

 

部屋に戻って

 

今度は両親への挨拶

 

もう生き生きとして

 

あいさつ回り

 

挨拶は生きてゆく上で

 

とても重要な

 

コミニュケーション

 

お年玉のための挨拶に終わらないでね

 

~~~

 

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お金じゃなかったのだけど

お年玉は

もともと年の賜物という意味だそうです

神様にお供えしたお餅などを

お下がりとして分け与えたのが

始まりだといいます

やがて

目上の者から目下の者へ

お餅やお供え以外の品物も

渡されるようになり

いつのころからか

お金に変わってしまったようです

江戸時代には

よく扇が配られたということで

年玉扇という言葉も残っています

今日と祇園の芸鼓さんの挨拶にも

この風習が残されています

今では 神様とも お供えとも

無縁のものとなってしまいましたが

お年玉という言葉には

「この年で初めて授かった大切な贈り物」という

気持ちがこもっているはずです

その心は子どもたちにも

伝えてゆきたいものですね

(山下景子著「美人の日本語」より)