白玉(しらたま)
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きみが 雫に興味を持ったのは
ちょうど去年の今頃
雫の落ちるのを見て
どうして落ちるのかって聞いたね
不思議に思うことが
成長してる~って
とてもうれしいことだった
そしてその雫の中に
何かがいるよって
大発見をしてくれた・・
これはね・・
神様がくれたプレゼントだから
写真に撮っておこうねというと
自分で写すと言い出し
撮った写真は なんと
わたしよりも上手い!!
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心の中の真珠
白玉(しらたま)
月の雫、天の露、人魚の涙、月の化身・・
「白玉」とは
世界中で愛され
ロマンティックな名前で
呼ばれて出来た真珠のことです
真珠(またま)ともいいます
「玉」は宝石のことですから
真の宝石と思われたのでしょう
実際、加工しなくても
輝きを放っているのは真珠だけです
今では、真珠といえば
阿古屋貝(あこやがい)ですが
万葉の頃は鮑(あわび)からとっていたそうです
だから鮑玉(あわびだま)とも呼ばれていたそうです
砂やごみなどの異物が入りこむと
それを何とかしようと
貝は分泌液を出します
その分泌液が異物を包み込むことで
真珠が生まれるのだそうです
苦しみも悲しみも
異物のようなもの
その痛みと向き合っていくうちに
あなたの心にも
輝く真珠が出来るかもしれませんよ