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空を見る人
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仕事もひと段落して
ほっとする昼休み
ふと見る外の気配
久しぶりの青空
仕事などしたくなくなる
青い青い空
窓を開けて
それにしても
よい天気だといった
その時
どこからともなく
声が
本当に久しぶりの青空
辺りを見回すと
下の階の窓に
同じように
青空を見てる人がいた
ちょっとまぶしそうに見ている
その目は
子供のように輝いていた
青空は
人の心を明るくする
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どこか体調が悪い人ばかりが
やってくるここは
うっかりすると
その顔つきが移ってしまう
少しでも
元気な顔して
迎えてあげなければと思う分
つもり積もったゆくものがある
青空は
その積もったものを
一瞬で消してしまうんだね
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今日の写真は・・
うつむいてばかりの
毎日だった
少し上を見たら
青空が待っていた
何の変わりもないけれど
今日の青空
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梅雨空
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昨夜泣けなかった
わたしのかわりに
空が泣きじゃくる
同情してくれるの？
夜の空が
心を見透かしている
泣けると思ったのに
そう～映画みたいに
涙が零れる
はずだった
泣きたかったのに
泣けなかった
ぼぉ～っとするばかり
涙は一粒も
流れなかった
代わりに空が泣く
梅雨空は
すべての
泣けない人の
代わりに泣いている
～～～
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今年の梅雨も
どうやら
めそめそする
梅雨ではないらしい
ざっ～っと降って
旱に
うんざりすると
又雨を降らせる
哀しくて泣けない人が
少ないはずなんてないのに
・・・
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今日の写真は・・
ただいま
元気一杯の笑顔作成中の
ひまわりです
もうすぐ
どこから見ても元気印
ひまわりの花が咲きそろいます
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仮面
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一週間ぶりに
その顔を見たとき
すごく明るい顔
元気になったね
すると
先生に会えるから
哀しみの仮面外したの
でもね
時々外れないの
そんなときは
仮面でなくて
ごめんだね～
明るく笑う
元気になるって
素敵なことなんだ
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わたくしも
かなしみの仮面を
ぽろりと
外したいときがある
～～～
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今日の写真は・・・
カンゾウ（萱草）の花
たった一輪でも存在感がある花
花言葉
苦しみからの解放
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コンパス
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空き地に新しい家が出来た
そこの庭に
大きな犬がつながれています
庭の真ん中に杭があって
その杭につながれています
毎日毎日
つながれています
その杭を軸にして
何回も何回も犬は回ります
その歩いたところが
少しだけ溝になっています
雨が降ると杭のしたの
小屋に入ります
つながれたまま
犬の生活は
杭を軸に円を描くことだけです
かなしく切ない
コンパス
～～～
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日本は土地が狭いから
犬が思いきり走り回れ程
広い庭は少ない
だから
つながれるのは
仕方がないのかもしれない
でもつながれるだけの一生は哀しい
だから犬を飼えない
かわいくて忠誠心旺盛な犬を
つないでおくだけなんて
絶対したくないから
飼うのをやめた
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今日の写真は・・
モミジバフウの実
雨上がりの街路樹
モミジバフウの実が
風にゆらゆら揺れていました
この実も枯れるまで
一生をつながれていますね
種が飛ぶまで
しっかりとぶら下がっています
大正の頃日本にきました
北米から中南米原産の落葉高木
街路樹や公園木として植栽されています
フウ（楓）は中国・台湾原産で
葉が３裂していますが
モミジバフウはモミジによく似ているので
モミジバフウの名がついたそうです
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人差し指
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ときどき
インクがにじんで汚れる
人差し指
お母さん指
いつもお父さん指の補佐をして
縁の下の力持ちになっている
ふと思う
お父さん指って
あまり言ってもらえない
親指
がっしり力持ち
少しかわいそうかな
それなのに
ペンダコは
中指に出来る
指輪で美しく飾られるのは
薬指
一番かわいがられるのは
端っこの
小指
どう考えても
不公平だよね
でも・・でも～
健気な
人差し指は
文句も言わず
今日も働く
いつも一緒にいて
同じだけ歳とって
いつも仲良し
・・・
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最近は・・指の上で
ペンを回すための
ペンが売り出されているんですね
くるくる～～くるくる
うまいもんだ・・
真似してみたら
どこかにペンが飛んでいった
～～～
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今日の写真は・・
文には全く関係のない花で
名前は「エキナセア」といいます
北アメリカ地方原産 1926年頃に渡来
ハーブの一種、花が終わりに近づくと
花中央部が盛り上がってくる
和名「紫馬簾菊（むらさきばれんぎく）」
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雨の日は・・
＊＊＊
雨の日は
花を買って帰ります
ひとりぐらしの
部屋の明かりに
どんなに
電気をつけても
ひとりぐらしは
気楽さの反動が
部屋を暗くする
部屋の隅に
さびしさが
同居している
～～～
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新人君が
少し元気がない
仕事が忙しくて
気がまぎれている間は
元気でも
ひとりになるのが
イヤだといって
なかなか帰らない
賑やかにすればするほど
寂しさが募るという
人間はそうやって
人を人との
関わりを知るのです
さびしい気持ちを
大切にして
これからの
優しさの糧にしてほしい
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今日の写真は・・
クレオメ
和名を風蝶草といいます
熱帯アメリカ原産の花で
明治の初めにやってきました
今日から
仕事で日曜まで出張しますので
ブログお休みします
すいませんよろしくです
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ダイエット
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趣味のように
ダイエットの好きな国民
それも必要なさそうな人が
好きですね～
・・・
日本の憲法で
体の自由が
認められているのだから
太っていてもいいのです
とはいうものの
衣服メーカーが
こぞって
スリム？すぎる
デザイン優先の服作るから
それ着るために
気がついたら
ダイエットが
趣味になっていた
～～～
＊＊＊
若い体には・・
過酷な減量も
自浄能力があって
何とか持ちこたえますが
やがてそのツケが
年齢と共に
お釣りとして戻ってきます
無理はよくないですよ・・
辛いのは自分ですから
ほどほどに
～～～
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今日の写真は
姫睡蓮・ミニスイレン
比較するために横の
５円硬貨を置いてみましたが
今年は生育がよくて
少し大きい花が開きました
例年５００円硬貨くらいの大きさです
そういえば
この睡蓮も
顔だけ美しくて
体はいつも水の中に隠してますね
なんだか人間様も
同じようですね（爆）
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手術
＊＊＊
大怪我をした子が
手術台に
顔中に涙のあとを残し
握られた拳を
そっと開いて
見せてくれた
サインペンで
「せんせいいたくしないで」と
書かれていた
大丈夫だよ
痛くないように
治してあげるからね
片目つぶって
OKサイン
～～～
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最近の子は
転ぶことを知らないそうだ
手を突くこともなく
顔から落ちる
そんなことが現実にもあった
外で遊ばせない親
走り回ることを嫌う親
何もしなくてじっとしていてほしい親
どこかで間違ってる気がする
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今日の写真は・・
バラの蕾
なんとなく子供の涙を
イメージした蕾だったので
使ってみました
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素朴な疑問
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幼稚園っ子とお母さんが
畑を見ながらお話
「あれってなんていうの？」
「あれはね・・キャベツ」
「ふぅ～うん」
「何が包んであるの？」
「そうね」
「大切な大切なもの」
「それはなぁ～に？」
「きみたちを大きくしてくれる命の元よ」
～～～
＊＊＊
そういえば
子どものころ
赤ちゃんはキャベツ畑で
なんて言ってたことあったね
キャベツは
いったい何を
そんなに大切に
包みかくしているのだろう
・・・
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今日の写真は・・
今月生まれたばかりの
アシカの赤ちゃんです
２頭が偶然同じ頃に
赤ちゃんを産みました
今は暗い部屋にいますが
来月には外に出てきて
泳ぎ回るだろうという話です
偶然見えるとことで
授乳中の写真です
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目覚めの朝は雨
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目が覚めたときに
わたしが覚えていたのは
涙の匂いと
あなたの手のひらの感触
人前で泣いたことがないのに
それに
それに
あなたの手を
その手を
握ったことなどないのに
そんなわたしなのに
夢の中で
泣いたときの
涙の匂いと
あなたの手のひらの感触
その柔らかさが
残っている
外は
雨が降っている
しばらくこのままでいよう
なんだか
いま動けば
すべてが壊れるような気がする
～～～
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夢は
現実と非現実の
ハザマで起きる事柄
ときに
哀しいことや辛いことがなくても
涙する夢を見ます
小さな小さな条件が
数日前までに
記憶されて
それを元に
脳が勝手にドラマを作ってしまう
そして・・
目が覚めても記憶に残るほど
強い印象
消し忘れた
落書き帳の様に
～～～
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今日の写真は・・
先週雨上がりに写したバラです
