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記憶と集中

2010-06-30 | 認知心理学
外出したときに、ガスの栓を閉めたかどうか気になって仕方がなくなってしまい、用事を早めに切り上げて帰宅する。ところが家に帰って確かめると、きちんと閉まっているのを見て安心すると同時に、何か損をしたような気になる。こんな経験は誰でも持っているはずである。
 その他に、施錠や窓を閉めたかどうか、しばしば提出する書類を今回もきちんと提出したかなど、いずれも決まりきったこと、手順化されてしまったことがしばしば気になるのは、あえてそれに注意を払っていないからである。
 逆に言えば、注意を注いでやっていたことはよく記憶できるということになる。先のようなケースを防ぐには、指差し確認や、したことを口に出して復唱すればよい。そうすれば、多少は注意を引くので記憶にも残ることになる。かくして、記憶をよくするには集中せよということになる。

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1 コメント

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(^^;) (green)
2010-07-01 13:53:05
時間ロスにつながるのが、ちょっとした "損をした気分" になるのかも~(^^;)


でも、うちの両親も(特に父、)
再確認 → 出戻り
多くなりましたf(^_^)


green、
"あれ!なんだっけ!?
あれなんだよ!あれっ⊂(・∀・)⊃!"


そう言いながら、指差しトーク (* ´艸`*)
していること あります(^^;)
なかなか "あれっ!"
の名称が出てこない(笑;)

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