
1部 表示の設計・評価のガイドライン
序 生活用品の表示の設計・評価のための基本的な観点
●執筆にあたっての基本的な立場
1)使用者/ユーザの認知・行動特性に配慮する
2)開発設計と評価に反映できるガイドラインを提案する
●表示の設計・評価の基本的な観点
以下、7つの観点を設定して、それぞれ独立に、ガイドラインを提案していくが、観点間には、ときには、トレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)の関係が発生することもあること、さらに、コストなど外的な制約もあることは言うまでもないことなので、現場での活用にあたっては、別途の配慮も必要であることを、あらかじめお断りしておく。
1)誘目性(1章)
目を引きつける
2)視認性・可読性(2章)
見えて読めるようにする
3)弁別性・識別性(3章)
他の商品との区別がつき、その商品であることがわかる
4)理解容易性(4章)
操作の仕方をわかりやすくする(3ー1)
説明をわかりやすくする(3ー2)
5)審美性(5章)
表示が美しい
●表示要素
日常生活用品は多彩である。用品によって表示要素はいくぶん異なるし、どの表示を強調するかにも違いがあるが、ほぼ、次のような表示要素が共通してある。
「文章要素」
会社名 製品名称 キャッチ(広告) 特長 用途
使い方(使用量 操作) 注意 成分表示 バーコード
「ビジュアル要素」
会社ロゴ 出来上がりなど
●どの部分をどうするか
本報告書では、基本的な観点別に章を構成し、それぞれの章において、もっとも関連する表示要素が適宜取り上げられるが、おおむね、次のような表に示されるような取り上げ方をすることになる。
さらに、それぞれの観点や表示要素についてのガイドラインを述べるとき、購入時を想定するか、使用前、使用後を想定するかということもある。これについても、適宜、関連する個所でその旨を指摘することになる。
誘 視 弁識 理解容易性 審 購 使 使
目 認 別別 操 説 美 入 用 用
性 性 作 明 性 前 中
「文章要素」
会社名 ○ ○ ○ ○ ○
製品名称 ◎ ◎ ○ ◎ ◎
キャッチ ◎ ◎ ○ ◎
特長 ◎ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○
使い方 ◎ ◎
注意 ◎ ○ ○ ◎
成分表示 ○
「ビジュアル要素」
会社ロゴ ◎ ◎ ◎
出来上がり ◎ ◎ ◎ ○ ○
購入 ◎ ◎ ◎
使用前 ◎ ○ ◎ ◎
使用中 ○ ○
序 生活用品の表示の設計・評価のための基本的な観点
●執筆にあたっての基本的な立場
1)使用者/ユーザの認知・行動特性に配慮する
2)開発設計と評価に反映できるガイドラインを提案する
●表示の設計・評価の基本的な観点
以下、7つの観点を設定して、それぞれ独立に、ガイドラインを提案していくが、観点間には、ときには、トレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)の関係が発生することもあること、さらに、コストなど外的な制約もあることは言うまでもないことなので、現場での活用にあたっては、別途の配慮も必要であることを、あらかじめお断りしておく。
1)誘目性(1章)
目を引きつける
2)視認性・可読性(2章)
見えて読めるようにする
3)弁別性・識別性(3章)
他の商品との区別がつき、その商品であることがわかる
4)理解容易性(4章)
操作の仕方をわかりやすくする(3ー1)
説明をわかりやすくする(3ー2)
5)審美性(5章)
表示が美しい
●表示要素
日常生活用品は多彩である。用品によって表示要素はいくぶん異なるし、どの表示を強調するかにも違いがあるが、ほぼ、次のような表示要素が共通してある。
「文章要素」
会社名 製品名称 キャッチ(広告) 特長 用途
使い方(使用量 操作) 注意 成分表示 バーコード
「ビジュアル要素」
会社ロゴ 出来上がりなど
●どの部分をどうするか
本報告書では、基本的な観点別に章を構成し、それぞれの章において、もっとも関連する表示要素が適宜取り上げられるが、おおむね、次のような表に示されるような取り上げ方をすることになる。
さらに、それぞれの観点や表示要素についてのガイドラインを述べるとき、購入時を想定するか、使用前、使用後を想定するかということもある。これについても、適宜、関連する個所でその旨を指摘することになる。
誘 視 弁識 理解容易性 審 購 使 使
目 認 別別 操 説 美 入 用 用
性 性 作 明 性 前 中
「文章要素」
会社名 ○ ○ ○ ○ ○
製品名称 ◎ ◎ ○ ◎ ◎
キャッチ ◎ ◎ ○ ◎
特長 ◎ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○
使い方 ◎ ◎
注意 ◎ ○ ○ ◎
成分表示 ○
「ビジュアル要素」
会社ロゴ ◎ ◎ ◎
出来上がり ◎ ◎ ◎ ○ ○
購入 ◎ ◎ ◎
使用前 ◎ ○ ◎ ◎
使用中 ○ ○
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