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刺激と反応の間をつなぐ概念を仲介変数という。仲介変数は、刺激と、あるいは反応との関数関係がそれぞれ措定されるものを言う。さらに、たとえば、記憶痕跡のように、刺激と反応の関係を説明するマクロな概念として措定されるものを仮説構成体と言う。これらは、いずれも行動主義的パラダイムの中で導入されてきたものである。それに対して、構成概念と呼ばれるものがある。これは、知能や性格などの研究で措定される抽象的な概念で、かつ、いくつの他の構成概念との関係が問われるようなものである。認知心理学では、メカニズムを志向した構成概念を使ってモデル構築をする。
刺激と反応の間をつなぐ概念を仲介変数という。仲介変数は、刺激と、あるいは反応との関数関係がそれぞれ措定されるものを言う。さらに、たとえば、記憶痕跡のように、刺激と反応の関係を説明するマクロな概念として措定されるものを仮説構成体と言う。これらは、いずれも行動主義的パラダイムの中で導入されてきたものである。それに対して、構成概念と呼ばれるものがある。これは、知能や性格などの研究で措定される抽象的な概念で、かつ、いくつの他の構成概念との関係が問われるようなものである。認知心理学では、メカニズムを志向した構成概念を使ってモデル構築をする。