心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

◆傍観者効果(by—stander effect)」心理学基本用語

2020-06-15 | 心理学辞典

◆傍観者効果(by—stander effect)
車中で暴漢に襲われたとき、誰も助けてくれないというようなことが起きるのはなぜか。誰かほかの人が助けるだろう(責任の分散)、自分だけめだちたくない(評価懸念)といったことにより援助行動が起こらないことがある。これを傍観者効果とよぶ。


74歳vs77歳

2020-06-15 | 社会
アメリカ大統領トランプ氏は74歳。
対立候補バイデン氏は77歳。
ちなみに、安倍総理は65歳。
もう一つちなみに、わたくしは77歳。74歳まで働かせていただいた。

アメリカには定年という制度はないらしい。
でもねー、いくらなんでも、世界をリードするアメリカ大統領でっせ。

権力欲なのか、政治的使命感からなのか。
いずれにしても、そろーりと退く見識もあってほしいなー

「参考」
 自民党の二階俊博幹事長は15日の記者会見で、衆院選比例代表の候補に適用されている「73歳定年制」に疑義を呈した。被選挙権年齢が公選法で定められているとして「上限の年齢をとやかく言うべきではない」と述べた。 (産経新聞、20・6・16)





ユニクロ、爆買い

2020-06-15 | 心の体験的日記
夏物、これまで買ったものがすてるほどあるはずと
家中、探し回ったが、ないない。
リノベで、ごっそり廃棄してしまったらしい。
ならばと、ユニクロに出撃
Tシャツ
ポロシャツ<<こんな名称、もはや死語?
短ソックス
ごっそり買ったが、安いねー


認知と学習の心理学——知の風景 はじめに

2020-06-15 | 認知心理学
古ーい本の草稿が見つかりましたので、
1章ずつ連載していきます。
なお、完全原稿ではありません。
図表もないし、コラムなどは本文なしということもあります。
あくまで草稿ということでざっと読みしてください。

05/8/11海保  

培風館 認知と学習の心理学——知の風景

はじめに

  • 知の現場で働いて40年
認知の心理学、認知の科学の研究者のはしくれとして40年働いてきた。
最初は、文字認識の研究から入り、漢字情報処理の研究を経て、実験室の外に出て、取扱説明書をわかりやすくする研究、インタフェースの研究、さらにヒューマンエラー研究を行ってきた。
基礎研究からはじめて実践研究へという研究者としての一つの典型的な歩みであった。
大げさな言い方になるが、これは、知の生成の現場である。
また、24歳で徳島大学の助手として働かせてもらって以来、大学での教育にも携わってきた。それは、まさに知の消費と流通の現場であった。
こうした個人的な知的体験の中味を紹介しながら、そこから発展して自由自在に、知をめぐって論じたり、考えてみたりすることが、本書の主旨である。
テキストではない。個人的な思いを込めた「認知と学習の心理学」にしてみたつもりである。

●誰に読んでもらうか
読者対象として想定したのは、大学2年生くらい、あるいは、認知科学や認知心理学ってどんなものとの興味を抱いている隣の専門家の方々である。
そうした読者が、本書を読んで、みずからの知と、社会における知についての関心を深めていただき、本シリーズの2部で構想されているより専門的でオーソドックスな認知心理学および学習心理学の学びへと進んでいただければ、言うことなしである。

2005年8月11日
******

  • 本書のねらい
 知の包括的な科学である認知科学が登場してから半世紀あまりが過ぎた。この間、知的マシーンとも称せられるコンピュータの驚異的な進化に引きづられて、人の知について研究してきた認知心理学も、研究上のドグマ(立場)を幾度か変えながらも、膨大な知を蓄積してきた。
本書では、認知科学と認知心理学とをベースに、今社会で起こっている知をめぐる風景の変貌について自在に論じてみたい。
とやや大げさな言い方になったが、自分の知的な体験をベースに縦横に「知」について論じてみたい。

このことによって、本シリーズでの本書の位置づけにふさわしい「認知と学習の心理学」への招待にもなるし、また、そこで蓄積されてきた知の活用の例示にもなるのではないかと思う。