
コネクショニズム(connectionism>
認知心理学におけるコネクショニズムは、近年の人工知能研究において現れた用語である。近年の人工知能研究は、研究開始当初主流であった記号主義に対して、神経回路網モデルやPDPモデルがさかんになってきている。こうした立場では、処理単位としての記号を直接扱うことなく、ニューロンに対応するユニットの興奮状態と結合関係によって心的過程をシュミレートしようとしている。こうした立場は心理学者ゾーンダイクの結合主義と類似しており、そのためコネクショニズムと呼ばれる。(KA)