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●頭を元気にする連想技法

2009-03-14 | 教育
● 頭を元気にする連想技法
余計な連想を抑えるにはどうするかは後回しにして、ともかく、連想を活発にする技法を考えてみます。
まず王道から。
それは、頭の中の知識を増やすことです。
知識なきところに連想はありません。知識は、連想の種です。
その上で次のようなことが考えられます。
連想は、頭の中で起こる現象ですが、連想のきっかけは外にもあります。
仲間や先生のちょっとした一言が連想を触発するかもしれません。
あるいは、旅行先のちょっとした光景、本屋の店先のポップ広告、ありふれた街角の光景などなど、あなたの外にも、豊富かつ多彩な連想触発物があります。
もっともそれらが連想を触発するためには、その素材となる知識が不可欠です。それも、ただ、頭の中にあるだけでは不十分、いつでも使えるような状態になっている(活性化した状態になっている)必要があります。
これが連想技法のひとつである「問題意識を常に持つこと」に関連してきます。
ここで、一つお遊び。
「ひらやま」「ひらやま」と10回繰り返して口に出してみてください。
「では、世界一高い山の名前はなんといいますか」
思わず、「ヒマラヤ」と答えてしまいませんでしたか。
問いに答える前の10回の繰り返しのうちに、「ひらやま」と音の類似した(リンクした)「ヒマラヤ」が活性化してしまい、つい、答えてしまったと解釈できます。
 活性化した知識がいかに簡単に使われるか(連想できるか)が実感できたのではないでしょうか。
 「問題意識を常に持つ」というのは、この逆ですね。
 問いを頭の中に抱えていれば、それに関係する知識が絶えず活性化していて、ほんのちょっとしたきっかけで連想が起こることになります。
 旅行に出かけるときでも、あらかじめ事前のリサーチをしてから出かけますね。それが旅行先でのさまざまな風物との遭遇を豊かなものにしてくれることになります。
 もう一つの連想技法は、「連想を外に出す」ことです。
 連想は頭の中で起こります。どんどん自律的に展開されます。
 頭の元気づけという点では、それはそれで成り行きに任せておくことも、あってよいのですが、せっかくの連想内容がどんどん忘れてしまいます。もったいないですね。
 そこで、連想したことを書き出しておくのです。
 メモでも結構です。できれば、ポストイット(付箋紙)を持ち歩いて、書き留めておくと後々整理が楽です。
 自分は、ブログに書くテーマや内容をこのようにして見つけ出しています。
 もっと凝ったやり方としては、連想マップがあります。
 とくに、テーマ限定の発想をしたい場合はこれがお勧めです。
 連想の核になる言葉を中心に、どんどん連想のリンクを延ばしていきます。適当なところまでいったら、また連想の核に戻って、さらに別の連想のリンクを伸ばしていきます。それらを見ることで、また連想が触発されることにもなりますし、リンクのどこかで新たなリンクができることもあります。
  


▲社会とのかかわり

2009-03-14 | 心理学辞典
▲社会とのかかわり〔2000年版 心理学〕
人は社会的動物である。自分の身の回りの人々や社会的な事象とのかかわりのなかで生かされている。そこでは、心の働きは、外に向けて開かれていながら、実は、外を鏡として自分に向かっているようなところがある。

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