
船乗り場までの往復の時に気になっていた「ドラゴン亭」。
昨日はホテルからはかなりの距離があるけどお散歩がてらテクテクと行ってみた。




沖縄料理とパラオ料理がメインでほかにも普通の和食がたくさんメニューにある、どちらかというと魚料理がメインのようだ。
「ロックアイランド刺身」「カンクンのサラダ」「タロイモのフライチップス」「シャコ貝の貝柱と身のお刺身」「超巨大ハタハタ丸ごと一匹の塩焼き」「ラフティ」「たこライス」などなど...うちの妻曰く、「あらとくん、さいあきさんヾ(_ _。)ごめんなさい...今日が一番美味しいです!」とのことでした、あしからず。




そして今日はパラオ滞在としては俺らもラストディ、もう波もないので心おきなく今日は観光の日にした。
いつもより遅い8時40分にホテルピックアップ、忘れ物をしたんで島さんちに立ち寄ってからいつもの船着き場へ。
今日は北西に向かういつものコースとは違って、大小まちまち形状色とりどりな200ものの島からなるらしいロックアイランドを目指して南下していく。

一番最初に寄ってくれたのが、「ナチュラル・アーチ」、隆起した珊瑚で出来た石灰質の岩島を波が浸食して結果、ごっそりと岩が海の中に落ちたことで出来た自然のアーチ。
海底のきれいさと相まって、自然の力に感動を覚える!




そして次はマラカル島の超有名な「ジェリー・フィッシュ・レイク」。
外洋と隔絶された湖ながら、水面下で海とつながっているらしく汽水湖となっていて、無数のタコクラゲやミズクラゲが繁殖している。
船着き場から15分ほどのちょっとしたロッククライミングをしたら現れる湖で、シュノーケリングしながら太陽が降り注ぐところを目指して泳ぎ出すと、光合成をしている大量のクラゲに遭遇する。
もうまさに「邪魔やねん!どけっ!」って言いたくなるくらいの大量のクラゲで、しばらくするとこれっぽっちもいちいちよける気なんかなくなるって。
ここのたこくらげ、もともと8本足やからタコクラゲやねんけど、最近では6本とか10本の足のあるんが出没しているらしい。
そしてここのクラゲは、天敵が居ないために毒を作るところが退化してしまって、基本的には刺さないんやけど、最近ではときどき痛い子が出てきているらしい。
観光客の人間がたくさん来るから(年間5万人)、すこし最近様子が変わっているのかも。
おいらが潜っているときは、一度も刺されなかったけど、6本足・10本足は見つけることが出来た。
(6本足はけっこうたくさんいた、進化なのか?10本足はなかなか見つからない、変異なのか?頭が普通は十字マークやけど、6本足はメルセデスベンツ、10本足は星形なので、いちいち足を数えなくてもすぐにわかる)
次は島さんおすすめのあんまり人がこないというシュノーケリングスポットで、しばしお魚さんと戯れる。
いままで人に案内されてのシュノーケリングってしたことがないけど、それでも結構いいところで潜ってきたはずやのに、今回の潜りで今までの経験って何だったんだ( ̄ ^_ ̄*) フン!!ってなるくらいの魚を見れた。
何種類見たのかって数える気なんて全く起こらないほど魚を見た、まさに水族館(いや下手な水族館より凄いのか!)。

かなりお腹が空いたので、マージ・ビーチというころ(今は名前が変わっているらしいが)に上陸してランチ、ボートオペレーター達が、フエダイの刺身(もう毎日毎日こればっか(^_^; アハハ…)とビーチのコンロでグルッペというのとショウチャンという魚を焼いてくれた。




このショウチャン、彼らが「d(。ゝω・´)№1!!!!」って言うだけあってかなり美味かった。




次にミルキーウェイへ。
入り組んだ島々の奥の海で、流れがほとんど無いせいで、海底に沈殿した石灰質の泥が、海を乳白色を帯びた神秘的なライトブルーにしている。
そしてその泥は、美白保湿効果があるってことで化粧品として商品化されているくらいで、古い角質を取る効果があって、そして肌をすべすべにするらしい。

それよりも人をいとも簡単に「バカ殿」に変身させてくれるさβακαУαЯο..._〆(-ω-´)

次に第二次世界大戦時代に海に沈んだ零戦を見てから、最後にニッコウベイというところでもう一度シュノーケリング、ここでは魚にランチの残飯を与えて、ものすごい勢いで食べる光景をバカウケしながら見学。
鳥の骨を落としてみたら、夢中で取り合いする小魚の背後から、のっそりと現れた60センチくらいのナポレオンフィッシュがぱくっと一口で飲み込んでいって、しらーっとまた海底に戻っていった・・・
小魚たちが(q`0´p)ブー (q`0´p)ブー (q`0´p)ブーってなっていたのは言うまでもない。

う~む、なかなか楽しかったぞ。
昨日と今日の海の中のきれいな写真は、Sさんが水中撮影可能カメラで撮影してくれていると思うので、いいのがあったらまたの機会に紹介します。
さてさて今夜の晩ご飯が最後のパラオの食事になって、そして深夜に空港へ、一路、帰国の途に着きます。
しかししかしあっという間だったなあ。
怪我しちゃってかなり凹み旅になってしまったけどそれはそれで別の楽しみもあったし、よしとしたいな。