
【 3 -1-】 今年の高校サッカー

出来る限り見たけど、いい試合がたくさんあった。
いつも通り、大阪勢はすぐに負けちゃったけど

そして決勝戦、広島皆実


ほんまに感動を(( ヽ(ゝc_,・。)o アリガトォ*:・'゜☆やわ

で、映画


ものすごい予告編攻勢に、あっちゃこっちゃでキャンペーン張りまくり

あまりにもやり過ぎやって閉口していたし、そして同じようにキャンペーン張りまくった「地球が停止する日」が大ボケかましたから、ものすごく不安がいっぱいやったのが上映前の気持ちだった(⌒-⌒;)だいじょうぶか

救命救急医・松岡剛のもとに一人の急患が運び込まれてきた。高熱、痙攣、吐血、全身感染とも言える多臓器不全…それは人類がいまだかつて遭遇したことのない感染症状であった。新型のインフルエンザか?あるいは別の新種のウィルスなのか?戦場と化した病院で従事する松岡らのもとに、WHOからメディカルオフィサー小林栄子が派遣されてきた。もしこのウィルスが国内で感染爆発した場合、3ヶ月以内に交通網・都市機能が停止、わずか半年で感染者は数千万人にものぼるという、戦災をはるかに上回る恐るべき事態が予想された…。

むちゃくちゃ怖いぞ

ほんとうにほんとに有りそうで怖いぞ


映画自体には、突っ込みどころ大型トラック3台分くらい満載で、矛盾点てんこ盛りで、あり得ないところ山盛りで・・・

そうやねんけど、気が散らずに集中力持って映画に引き込まれ続けた。
ものすごく緊張感が続いて、そしてぐったり疲れてきて、そろそろ終盤にはいるのかなって思って腕時計を見たら、まだ折り返し点にも来て無くて、「うわ~最後まで気持ち保つかな・」って不安になるくらい、いっぱいいっぱいにきつい映画だ。
いろいろな人が出てます。

関西弁が下手すぎて違和感有りすぎて、かなり気に障ったけど、渋い渋い役どころでおさえになっていた鳥インフルエンザの権威役の藤竜也と、まさか英語が喋れるとは思わなかったお兄さん、いつお父さんが出てきて説教を受けるのかハラハラしていたWHO医師役のダンテ・カーヴァー。

身を挺して献身的な看護をしけっきょく自分も感染してしまう看護師役の国仲涼子と、ほんとに泣かせる演技をしていたその夫役の田中裕二、娘ちゃんは誰か解らないが愛くるし過ぎる演技、俺、泣いちゃったから・・・(ノω・、) ウゥ・・・

いろんな環境で表舞台の脚光に浴せない科学者を渋く演じたカンニング竹山。
写真が見つからなかったけど、最近の食品や産地やいろんな偽装で世間を騒がしているような人間として終わっている無責任すぎる経営者達に見習ってもらいたい養鶏場経営者を演じていた光石研と、彼の娘の役、ほんとうに身につまされる演技をしていた夏緒。
馬渕英俚可もすごい演技やったな。
切羽詰まる演技で心がシクシクと痛まされた第一感染者の妻役の池脇千鶴。
脇を固める役者達が主役の妻夫木聡と檀れいを食っていた、食いまくっていた。
たくさんの小さなエピソードが散りばめられているけど、面倒くさくはなっていなくて、演出上変な色気もなくて、大型俳優や有力スポンサーなどとの力関係でお愛想的な場面や演出も無くて。
そのあたりも緊張感が維持できた要素だったのかも。
繰り返すけど、突っ込みどころ・矛盾・あり得ないはてんこ盛りやったけど。

真剣に日本も映画を作れば、こんな作品が出来んやなあ。
しかし、ほんとうにあり得そうで怖い。
そして、このウィルス感染症につけられた病名と、そして各国の反応も怖い。
「たとえ明日世界がほろびようとも、わたしはりんごの木を植える。」