三流読書人

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ドングリ小屋住人 

田中恭吉作品紹介 「死人とあとに残れるもの」

2005年01月16日 11時21分43秒 | 教育 
 田中恭吉の作品にはいつも死の影がつきまとう。23歳という短い生涯は結核という不治の病を得て、死の恐怖とのたたかいであっただろう。
 「青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ」 倉田百三の言葉だとは最近知った。しかし、そんなことを思いながら青春を生きてるものはいない。だからそのときの生き様のなかで、悩み、苦しみ
傷つきつつ生み出されたものが尊い。心を打つのですよね。
 一瞬一瞬を命がけで生きた。彼の作品はその結果だと思う。 

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