三流読書人

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ドングリ小屋住人 

食うことについて

2008年01月25日 09時03分01秒 | くらし
  食について
 食生活が原因のメタボリックシンドロームについては、誰の責任でもなく己の責任であることは承知している。
 しかし、最近よく食育ということを言われるが、その面から考えると今日の状況はきわめて危ないというか子供のまともな成長と発達には問題が多すぎるように思う。
 毎日圧倒的な量で流される食い物に関する番組、コマーシャルもそうである。
 外国の飢餓線上をさまよう子どもたちのことが話題にもなる中でこのままでいいんだろうかと思う。
 特に、大喰いを売り物にするタレントというか喰うことしか芸(これを芸といっていいかどうか)のない連中がこれでもかと喰ってみせる。これで番組が成り立っている(あるいは成り立っていると思っている)んだからテレビ局の罪は深い。こんなものを毎日見せられて食育などできるはずがない。
 元々太った「芸人」が大食いをしてみせるというのはあったけれど、偏見かも知れないが、最近若い女の大食い見せ物タレントが目立つようになった。
 喰って喰って喰いまくる。それを見せ物にする。
 喰い方も汚らしい。
 食という行為、食べ物、に対する冒涜・退廃極まれりというべきか。
 
 いずれは、この女はあれだけ喰った結果これだけの排泄物を作り出したということも公開するだろう。 
 それを薄型デジタルハイビジョン大画面のテレビで日本中が固唾を飲んでみる。 
 喰っているものは外国から輸入されたものばかり。
 資源のむだ遣いの究極の姿と言えるかも知れない。

 薄汚い見せ物はもう結構だ。
 
 一方では飢えて死にゆく子どもたちの姿が写される。
 食育と称する番組も放映される。

 なんだろう。これは。


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