キム・マンドク 清廉な商人の話

面白い作品でした。
私の韓国ドラマ評の中でも上位に入る作品。

身分違いの恋の辛さを乗り越え、商人になったマンドク。

正しく富を分配し、聖なる商いに徹した。

韓国って何百年続く老舗がないイメージですが、商人や家族が得た富をむさぼり、権力者に賄賂を渡し、その時代だけのことしか考えない人たちが多い中、未来のことを女ながらに見て、商いを展開するマンドクは立派でした。

人が資本であることを早くから見ていた。

民が飢えて死んでいくことに耐えることができず、全財産をはたいて米を買った清廉潔癖な商人のおはなしでした。