信仰は祭祀を行うことによって原初的空間を成立させる。聖域は他と区別され、何時しか固定化されることで、囲いの施設や神殿を生み出す。
それはちょうど、家を建てるには、まず敷地が必要なように、そこではじめて建築化が行われる。春日大社の神域と神殿が成立し、諸施設の整備となる。
すてきな文面だったので記載しました。
「春日大社の聖域と春日造り」というテーマで、奈良まばろばソムリエ検定体験学習プログラムの1つである講座に参加しました。
櫻井先生の講座でした。(和歌山文化財センター理事)
春日大社の神域と施設は 聖別 聖域となることで「仕切る」「囲う」ことが生じ → 秘する → 建築化となる。
今年は北山辺の道の大和道の会のハイキングにも参加して、島田神社、鏡神社、この前の川西町では糸井神社など春日移しの神社を拝殿し、春日造りについて学ぶ機会が多くありました。
皇子造り=向妻造り=春日造り だったのですね。
違う領域から見た春日大社は新鮮でした。5月にいちご狩りしたミステリーツアーでも春日大社を巡るコースでしたので、春日大社には今年御縁がありました。
講座の後は、春日大社の見学もできて、現在建て替えが行われているところまで、入ることができました。4つ並んだ本殿を目の前で見ることができました。囲む忌垣もみることもできました。
ちょうど、近つ飛鳥での今城塚の講座が終わった後だったので、今城塚古墳のもがりの建物ではという埴輪に忌垣がありましたが、春日大社本殿にもぎざぎざの忌垣があり、聖なるものを囲う聖なる域だったのでしょうね。
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