ヤマトトトヒモモソヒメ徒然記

たわいのない日常事をしたためております。

「済衆院」  見終わる  素敵な大人の愛

2017年05月23日 00時35分31秒 | 韓国ドラマ

韓国ドラマ「済衆院」を見ました。

激動の時代のお話でした。

白丁は当時動物以下の扱いだったようですが、主人公はその白丁として定められた運命を生きるはずでしたが、銃弾に撃たれたことで自分の身分を隠し医学生として生きていく道が開けてきました。

いつも黄正を支える女性、ソンナンは変わることのない彼への愛情を貫く人でした。

たとえ彼の身分がなんであっても・・・

日本が韓国を保護国として条約を結び、併合していきますが

あのように国を失う悲しみは多分日本人にはわからないことかもしれないことをこのドラマを通じて感じました。

いつもロシアや中国等強い国に囲まれている朝鮮半島は悲劇的な歴史を繰り広げ、自主性に関係なく強い国に飲み込まれていく様はかわいそうでした。

それにしても「名家の娘ソヒ」でもそうですが、日本は滑稽でみっともなくなんでも「はい」といい、着物の着方がおかしく描かれていました。
着物の着付け師を呼んで着付けをしてほしいわ・・・
ひどい着方でした。
「明成皇后」を見ても、何が原因で日本が皇后を殺したのか、本当の理由がわかりませんでした。
自国の恥部についてはドラマでつまびらかにしないでしょうし、史実よりも自国の立場を有利にドラマ化していることの多い韓国ドラマですから・・・
保護国条約も国王をないがしろにして行われたとか、国王の息子への譲位も代理人を立てて国王を省いて行われている様はとても信じられませんでした。

あの半島の情勢を考えると安全保障の観点で日本が強硬し、支持する国もあったのでしょうが・・・

近代以前の当時の朝鮮の生活や、当時の家族観、当時の社会情勢すべていれても、弱い国はどうしても強国に飲み込まれてしまう運命にあるのでしょうか。

自分ではどうしょうもない運命に翻弄される半島に胸が痛みました。

最後ようやく二人が結ばれたころ、また2人はお互い医者としての自覚に目覚め、それぞれのやるべき道を選択するのでした。

ファン・ジョンは友人の占いによる寿命が短いことを自覚し、1分1秒を懸命に 生き抜いた人でもありました。

最後どうかな?ペクドヨンの診察室には、分かれたナオコやファンジョンが満州で軍人を治療している写真、ファンジョンとソンナンが初めてとった2人の写真が置かれていましたが。

ペクドヨンが分かれてきた人たちの写真が飾られているので、生きているのか死んでいるのか思いを含ませて終わっていました。

最近見たドラマでは私の中ではヒットしてドラマでした。

最後のSLはもちろん日本が作ったものでしょうが、ファンジョンが満州に旅立つときの2人の別れのシーンは素敵でした。

学校教育や衛生での援助やSL、満州鉄道、身分解放など日本が整備したものです。悪いことばかりではなかったと信じたいです。

 

 

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