ここ数日「善徳女王」のDVDを借りてきて、31巻をすべて昨日で見おさめた。
終わり方が悲しかった。
トンマンは、砂漠から故郷に近い、鶏林にたどり着く。
そこから、自分のルーツ探しが始まる。
偶然知りあった、同じ年の女の子 天明とともにムンノ(男性)を探し求める。
知り合った女の子は新羅の王女で、トンマンはこの縁で、王宮のファラン(花郎)となる。
そこから痛快なまでの、物語が繰り広げられ、トンマンはいままで男性のかっこうをし、男性の言葉を話していたが、女性であったことが知れる。
そして、トンマンと王女は双子であることをつきとめる。
いろんな恋愛や戦争を通り過ぎて、トンマンは威厳のある女王へと進むのである。
ピダムと知り合ったいきさつ
ピダムの生い立ちも悲しい物語を含むが、ムンノ(国仙)の弟子として育てられる。トンマンとは、偶然、洞窟でユシンとトンマンが休んでいるところを通る。持っている鳥を売ってくれというところが出会いとなる。
だが、ピダム(毗曇)は自分が王族の出であると知り、王位を狙える地位、そして後ろ盾がいることを自覚すると、野心が芽生える。
最後は悲しい結末となるが・・・
善徳女王とピダムが最後婚約までいくのに、それもはかない幻となり、ピダムは新羅の首都ソラボルを手に入れようと、反乱の陣営をひく。
女王の城とは8キロと離れていない。
ソラボルを手に入れ、女王も手に入れるとピダムは宣言する。
小さな誤解が大きくなり、2人はもう元の2人に戻れなくなってしまう。
人とは、信頼関係をなくすといとも簡単に愛が憎しみに変わってしまう。
はかない幻・・・
ピダムは四方をキムユシンの軍隊に包囲されたとき、配下から女王が自分に下した命令が誤解であることを聞いたが、恋の混乱、また愛されることや愛情をいっぱいうけることなく育ったピダムは不器用にもただ、城が女王方にわたった後、会いたい一心で女王の元に向かう。
キムユシンとの壮絶な剣の葛藤の末、女王へ近づき、あと10歩のところで、キムユシンに刺されて絶命する。
最高視聴率47パーセントを韓国ではあったそうです。
そして、女王はそれから3日後になくなる。トンマンは女王になってから自分の本心を語らなくなった、どんなにさびしかっただろう。
身内にも、部下にも本音を話すことができない抑圧された時間が長すぎたのか?
女王とは権力を集中させ、威厳と統括力を兼ね備え、国民から尊敬され期待されないといけない身分だが、朝鮮で最初の女王である彼女は、女性であることに対しても苦労しただろう。
最後はピダムとお揃いで作った指輪を身に着けていた。
愛していたのだと思う。そして彼女の寂しさを救える人はもういない。
しばらく、ピダムの余韻に浸りそうですが、善徳女王も最後ピダムが女王の城にお揃いの指輪と女王命令で自分を殺そうとした刺客の遺体を送りつけてきたとき(これは誤解だったのだが)、ピダムに刺殺命令を下している。
一度女王が出した命令をやめることはできないだろうが、この心の葛藤もすさまじかっただろう。
ここ数年で見たドラマでは最高でした。
ピダム
追加
毗曇(ピダム) と書く
奇しくも佛教のアビダルマから名前を得ている。
終わり方が悲しかった。
トンマンは、砂漠から故郷に近い、鶏林にたどり着く。
そこから、自分のルーツ探しが始まる。
偶然知りあった、同じ年の女の子 天明とともにムンノ(男性)を探し求める。
知り合った女の子は新羅の王女で、トンマンはこの縁で、王宮のファラン(花郎)となる。
そこから痛快なまでの、物語が繰り広げられ、トンマンはいままで男性のかっこうをし、男性の言葉を話していたが、女性であったことが知れる。
そして、トンマンと王女は双子であることをつきとめる。
いろんな恋愛や戦争を通り過ぎて、トンマンは威厳のある女王へと進むのである。
ピダムと知り合ったいきさつ
ピダムの生い立ちも悲しい物語を含むが、ムンノ(国仙)の弟子として育てられる。トンマンとは、偶然、洞窟でユシンとトンマンが休んでいるところを通る。持っている鳥を売ってくれというところが出会いとなる。
だが、ピダム(毗曇)は自分が王族の出であると知り、王位を狙える地位、そして後ろ盾がいることを自覚すると、野心が芽生える。
最後は悲しい結末となるが・・・
善徳女王とピダムが最後婚約までいくのに、それもはかない幻となり、ピダムは新羅の首都ソラボルを手に入れようと、反乱の陣営をひく。
女王の城とは8キロと離れていない。
ソラボルを手に入れ、女王も手に入れるとピダムは宣言する。
小さな誤解が大きくなり、2人はもう元の2人に戻れなくなってしまう。
人とは、信頼関係をなくすといとも簡単に愛が憎しみに変わってしまう。
はかない幻・・・
ピダムは四方をキムユシンの軍隊に包囲されたとき、配下から女王が自分に下した命令が誤解であることを聞いたが、恋の混乱、また愛されることや愛情をいっぱいうけることなく育ったピダムは不器用にもただ、城が女王方にわたった後、会いたい一心で女王の元に向かう。
キムユシンとの壮絶な剣の葛藤の末、女王へ近づき、あと10歩のところで、キムユシンに刺されて絶命する。
最高視聴率47パーセントを韓国ではあったそうです。
そして、女王はそれから3日後になくなる。トンマンは女王になってから自分の本心を語らなくなった、どんなにさびしかっただろう。
身内にも、部下にも本音を話すことができない抑圧された時間が長すぎたのか?
女王とは権力を集中させ、威厳と統括力を兼ね備え、国民から尊敬され期待されないといけない身分だが、朝鮮で最初の女王である彼女は、女性であることに対しても苦労しただろう。
最後はピダムとお揃いで作った指輪を身に着けていた。
愛していたのだと思う。そして彼女の寂しさを救える人はもういない。
しばらく、ピダムの余韻に浸りそうですが、善徳女王も最後ピダムが女王の城にお揃いの指輪と女王命令で自分を殺そうとした刺客の遺体を送りつけてきたとき(これは誤解だったのだが)、ピダムに刺殺命令を下している。
一度女王が出した命令をやめることはできないだろうが、この心の葛藤もすさまじかっただろう。
ここ数年で見たドラマでは最高でした。
ピダム
追加
毗曇(ピダム) と書く
奇しくも佛教のアビダルマから名前を得ている。