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平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2277  この日、核兵器が生まれた 

2021-07-16 10:15:02 | 日記

76年前の、1945年7月16日は、アメリカが、ニューメキシコ州の砂漠で、世界で初めて核実験に
成功した日です

第二次世界戦争は、ドイツ・イタリアが降伏、残るは、日本だけ、という状況下だった。
英国の当時の首相、チャーチルは、原爆実験が成功したことを知った時、
「良い時に、素晴らしい赤ん坊が生まれた」と言ったと伝えられている。
その20日後の8月6日に、初めて実戦で広島に投下、23日後の8月9日に、実戦での最後、長崎に投下。
機密解除されたアメリカ公文書によると、当時米大統領だったトルーマンは出来上がった「原爆」を、日本戦
に使いたくてしょうがなかった。英国首相だったチャーチルは了承、日本への原爆投下密約が成立した。
7月27日、日本に「無条件降伏を受け入れるようポツダム宣言」が届いた。
政府は「無視」。
マスコミは、「笑止、対日降伏条件、聖戦あくまで完遂」などと、東京はじめ各都市の大空襲や悲惨な沖縄戦
などによる国民の窮状よりも、軍部の鼻息を伺って、「ちょうちん持ち」をしていたのです。
駐スウェーデン大使などからの冷静な情報を握り潰し、政府もマスコミも完全に冷静な判断力を失い、国民を
欺き続け、「狂気の世界」を繰り広げていた結果、広島・長崎の悲劇を生んだのです

結果論ですが、7月中にポツダム宣言を受け入れていれば、広島・長崎の悲劇は無かった
一端、「戦争」となると、双方とも、「狂気の世界」になってしまうのです。
幸いにも、長崎以来、戦争の現場での「核兵器使用」はなく、今のところ、「狂気」より「良識」が勝っている。
狂気の独裁者やテロリストが出てくれば、核兵器で、世界滅亡の危機になる。
世界に13000発もある核兵器

米ソ中など核保有国や唯一核被爆国日本は、「核禁止条約」にさえ、「ハンコ」を押さない。怒りで血圧上がる。
「狂気の世界」を体験して「平和」の尊さを骨身に感じている私達日本人は、世界から、「武力によって紛争
解決すること」を無くすよう、訴え続け、「核兵器廃絶」を実現させなければならないのです

ウォーキング中に出会った花。

7月16日「今日は何の日カレンダー」より 駅弁記念日、ぼん送り火
▲日蓮、立正安国論を北条時頼に献進(1260)▲アメリカの首都ワシントンに(1790)▲東北本線の宇都宮駅で
日本初の駅弁が発売。にぎりめし2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、 値段は5銭(1885)
▲日英通商航海条約、締結(1894)▲大阪で第一回模型飛行機大会開催(1911)▲世界初の核実験、アメリカ、
ニューメキシコ州にて行われる(1945)▲伊東絹子がミス・ユニバース3位。「八頭身」が流行語に(1953)
▲高見山大五郎、名古屋場所で外国人として初優勝(1972)▲六価クロム汚染、問題化(1975)▲千代の富士と
北勝海、名古屋場所で同部屋横綱決戦(1989) ▲新潟・中越沖地震、死者15人、負傷者2346人(2007)
▲JR東海バス、山口在住の少年にバスジャックされる事件(2008)▲将棋の藤井聡太七段、渡辺明棋聖
に3勝1敗で勝ち、最年少17歳11か月で棋聖タイトル獲得(2020)