詩編37編1~11節
(平和の日礼拝)
沈黙して主に向う
お読みいただいた箇所は、1節から11節ですが、詩編37編全体の御言葉に耳を傾けて参りたいと思います。詩編の37編は、勧善懲悪的な内容となっています。主に従う者は祝され、逆らう者は、滅びるというのです。逆らう者は、悪事を謀る者であり、不正を行なう者、剣を抜き、弓を引き絞り、借りたものを返さない、主に従う人を殺そうとする者などとし . . . 本文を読む
詩編23編
羊飼いなる神
詩編23編は、「主は羊飼い」という隠喩(「ようだ」を使用する譬えは直喩という。隠喩の方が、イメージがより鮮明、強烈になるということはあるかもしれない)で始まっています。だから、「わたしには何も欠けることがない」というのです。おそらく、詩編23編全体は、この1行に集約されるのではないでしょうか。
羊飼いは、名前のごとく羊の世話をします。羊というのは、私たち . . . 本文を読む