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忙しい

2015-05-14 15:11:05 | 日記
曇り空  独り寝癒す  ほととぎす  声に聞き入り  夢のまた夢

               ひのひら  ろくべえ





strong>   対人援助場面でよく聞く言葉に「忙しい」という言葉がある。確かに身体介護のみに

  追われて、精神的介護が後回しになった時、言い訳的ににも忙しいからできないなどと

  聞くことは多い介護の価値観を構築して何が介護なのかを突き詰めていない職場に特に

  多く使われる言葉が忙しいではないだろうか。忙しいとは嬉しいこと、それほど充実し

  ているという事なのに、言い訳的に使われると誤解を生む結果となろう。忙しいという

  漢字は、心を亡くすと書く、どのような状況であるか想像できよう。この状況がなぜで

  きるのであろうか。一番目に、仕事に振り回される状況にあるという事ではないだろう

  か。仕事に対する考え方も哲学もない、目の前の状況に追い回されかたずけて行くそれ

  が仕事と勘違いしていないだろうか。仕事は自ら考え、哲学を持って優先順位を判断し

  決断しながら、責任を持って行う事とするならば、臭いものに蓋をするような、行動様

  式では追われるばかりで、骨折り損のくたびれ儲けにしかならない。そうではなく仕事

  は、予測を立てながら、次のことを考えながら計画を立て実行していく姿勢が大切では

  ないだろうか。特に対人援助場面では突発的な出来事が起きやすい職業である。そのこ

  とまでも予測をしながら、自分の行動を判断、決定しながら動くことが求められる職業

  であろ。そのことを充分理解したうえで教育、福祉、医療に携わることが大切なのであ

  ろう。時間には限りがある。与えられた時間に効率よく自分に与えられた仕事をどのよ

  うに処理するかは能力を磨きなさいという事にもなる。ただ単にあるがままの現状を改

  革もせず、忙しい、忙しいと連呼して、不足なことを、忙しいからできないと言い訳し

  て、あるいは周りを非難して解決しないことの罪は大きい事を自覚すべきではないだろ

  うか。心を亡くすことのないよう、日々の自分の行動をイマジネーションしながら、活

  動をする。その先に合理的な理想の対人援助があるのかもしれない。


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