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迷歩録  ごがつのはえ

2018-05-21 09:55:26 | 日記
  低気圧  雨風連れて  大隅へ  閉じ込められて  雑誌友達


                                ひのひら  ろくべえ





     暑くなったり、肌寒くなったり、落ち着かない気候が続いても、五月の生物状況は日々変化をしている。

    当たり前と言えばあたりめだが、この当たり前をどのように受け止めるのかが大切な事ではないだろうか。

     五月になると様々な虫たちが動き始める。ミカンの木にはおびただしいアブラムシがついたり、椿や山茶

    花の木などには、茶毒蛾などがつく、人間に攻撃的となる蚊もそろそろ出番のようである。

     人間に直接的な危害は加えないが、感染源あるいは感染媒体としての蝿も飛び交うようになってきている。

    特に「ごがつのはえ」「五月の蝿」はうるさいので有名、うるさいという漢字も(五月蠅い)と書くそうな。

     人間も単にうるさい人を、五月の蝿とあだ名をつけることがある。

     意味もなくしゃべり続ける。あることないこと、世間話、家族話、その範囲は数知れない、現代的には、

    マシンガントークなどと揶揄されることもある。

     喋ることが悪いのではない、その場の雰囲気や状況に応じた喋りができるかどうかが大切なことなのだが、

    そのような人に限って、なかなか状況や雰囲気を掴むことができないようである。

     精神的にそう状態でなければ、他人の静止や、他者に対しての配慮もできるはずだが、なかなかできない

    そのような人を「五月の蝿」といって揶揄する。

     そのような季節となったということではないだろうか。

    ハエや蚊が飛び交い、ゴキブリやありなどが這いまわる、そんな季節だからこそ予防をしっかりとしたいもの

    である。これも危機管理意識なのである。

     我が家では、蚊の予防に、メダカに協力をいただいている。水仙や蓮を植えている水たまりに、メダカに同居

    していただき、蚊の幼虫であるボーフラを食べてもらっている。いまだにボーフラの姿は見ていないが、これから

    さらに暑くなれば、この先どのようになるかは未定である。

     五月の蝿は、本当に迷惑であることを、蝿自身は気づかない、気づいた人が注意もなかなかし難い、それ故に人

    が遠巻きとなる。つまり孤立してしまい、人間関係に行き詰まりを感じることにもなる。

     その事を予防するために、喋りたい伝えたいという気持ちを押さえて、相手の話を聞きたい、相手を知りたいと

    言う欲求に、意識を変えることが大切な予防方法ではないだろうか。

     いずれにしても、うるさい存在(五月の蝿)とならないことが、コミュニケーションでは大切な入り口テクニック

    である。

     相手との共存、共有がコミュニケーションにも必要な事である。

     自分の云いたいことだけを伝えるのが、コミュニケーションではないことを、知って行動したいものである。