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ほとんど食日記、時々旅行記&犬日記です。

2008年9月 小笠原旅行 1日目

2008-10-08 14:39:31 | 小笠原旅行
なんだかもう遠い昔の話ですが、一応アップします。
国内なのに海外より遠い島、小笠原旅行ダイジェストです。

まず基礎知識。
小笠原諸島は東京の1000km南東に位置し、緯度は大体沖縄、ハワイのカウアイ島あたりと同じです。
ハワイと同じく火山活動により出来た島で、動植物の固有種が見られます。
英語ではBonin Islandsと呼ばれ、その昔「無人島(ぶにんじま)」というのがなまってBoninとなったようです。
これは1670年に阿波(徳島)の船が遭難、流れ着いたのが小笠原で、そこに50日間ほど滞在した後、船を修理して日本に無事帰国、ここを「辰巳無人島」と呼んだようです。で、江戸にその報告がいったため、江戸幕府が調査隊を1675年派遣、このときに詳しい調査報告を残したため、後々これが役に立ち、この島を日本の領土を主張することができたんだそうです。
さて、何故小笠原か、というと、鎖国前の文禄2(1593)年に信州の小笠原民部少輔貞頼(おがさわらみんぶのしょうゆうさだより)がこの島を発見したと言われているんだそうで・・・

この島に初めに定住したのはイギリス人、アメリカ人とその妻のハワイアン+使用人のポリネシアンだったそうです。
こんなところにもハワイとのつながりが!

・・・とちょっと期待大での出発でした。
前置きが長くなりました・・・

今年は台風の日本への到来が少ないのに、よりによって私が出発間近になって台風が発生・・・出港するのか前日に電話したところ、予定通りに出港するとのこと。
雨の中、台風から逃げるように出発です。

私は「特2等」という指定席(ドミトリーのような2段ベッドが並んでいる部屋)だったので、指定席列に並び、さっさと乗船。
2段ベッドの下側でした


ここで上の段の人も来て、旅慣れた様子で延長コードをアウトレットに差し込んでいる・・・携帯充電したかったので、お願いして使わせて頂く事に・・・

乗船して荷物をしまい、暇なので外へ。



働くクレーンを発見!パズルのようにぴったりとコンテナを積んでいきます。
思わず、「UFOキャッチャーはかなりお得意ですか?」と聞いてしまいました(笑)肯定も否定もなかったのですが、クレーン操作よりも誘導する人の方が技術が必要なんだそうです。
ちなみにこの方(黒ジャンにヘルメットの後姿のおじさん)、航海士さんでした。この船の航海士さんは、色々な仕事をしなければならないそうです(全員この仕事ができるんだそうです)。このコンテナ動かすだけで何百万?だかすごいコストがかかるので、失敗は許されないとか。プロフェッショナルですね!

出港が近づくにつれ、甲板には喫煙者がゾロゾロ登場。
船内は喫煙所以外禁煙なのですが、甲板は喫煙OKなのです。天気さえ良ければ喫煙者にはもってこいですね(笑)

小雨が冷たく感じてきたので船内へ。スナックが開いたというアナウンスがあったので、スナックでマンゴージュースを飲みながら、窓の外はレインボーブリッジ。



朝が早かったので早めのランチに。食堂で天丼をオーダー。ま、こういうところだからしょうがないけど、味は濃い目だし、イマイチ・・・



ついでに食後のデザートを売店でゲット。パッションフルーツのアイスクリーム。
これもまぁ、普通・・・。パッションフルーツはアイスクリームよりもシャーベットとかのほうが良いと思う。



お腹が満腹になったところで、睡魔が・・・
ベッドに戻ってシエスタ♪

ベッドのそばには小さな窓があるんだけど、何度起きても風景は変らず・・・



携帯の充電も終わったので上のベッドの人に延長コードをお返しして、そちらも一人とのことで一緒に夕飯を食べることに。

一人でお酒飲むのはちょっと寂しいけど、仲間がいれば、ウマさ倍増!
というわけで、昼から夜は和風ハンバーグにしようと決めていたのでギネスと一緒に頂きまーす!



食事終わって飲み足りないし、食堂の席数も限られているので長居はできず、スナックに移動。船オリジナルカクテルを注文。



スナックは喫煙可なので煙いので酒を片手に外へ・・・
甲板で星を眺めつつ、さらにビール数杯・・・普段あまり飲まない私ですが、家に帰る心配がなければ、まぁまぁ飲みます(笑)

甲板は12時にクローズになってしまい、また食堂へ。
夜は食堂は談話室として開放されます。



で、この飲んだくれ会話で、非常に世の中狭いことが判明。なんとこの酒の友となってくれた方、同僚の学友でした(爆)

驚いたところで解散。
シャワー浴びて就寝。なーんだ、25時間半の船旅なんて結構あっという間かも!?


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