Holoholo

ほとんど食日記、時々旅行記&犬日記です。

2008年9月 小笠原旅行 3日目・下

2008-10-10 20:14:50 | 小笠原旅行
南島の後は兄島海中公園へ。
スノーケリングスポットらしいです。
無線ではイルカ発見情報がもたらされていましたが、一度に4隻まで、という自主ルールを業者間で結んでいるらしく、我々はとりあえずランチしてから行こう、ということになり、ボートの上でお弁当。



結構量が多くて、残してしまいましたが、ここの魚たちは餌付けされているので残飯をあげちゃってOKとのことだったので、あげちゃいました。パセリだけは食べないみたいです(笑)

食後の運動でスノーケリング。この辺の水は結構冷たかったです。
数少ない魚が撮れた写真↓





シャコ貝も!



しばらく楽しんだ後、いよいよドルフィンスイムに!

さて、この後、イルカは見つかり、なんどかトライをしたのですが、何しろ、
探す→船から飛び込む→泳いで探す→急いで船に戻る→スタンバイ→探す
の繰り返し。カメラなんて構っちゃいられないのです。
でも一番最初のトライの時に、イルカのキュルキュル・・・みたいな声が聞こえました。で、笑いながら泳ぎ去っていく姿も・・・
とにかく深く潜る技術が必要となることがわかったので、次回のトライまでに潜水を練習しなければ・・・です。

その後、前日にスノーケルレッスンを受けた扇浦にいって、沈没船の周りをスノーケルしました。
この船は回天を運んでいた船だそうで、回天用のレールなども見ることができました。


ガイドさんが潜って大砲の弾頭を持ってきてくれているところ



外に顔を出すと虹が!ハワイと違い小笠原では滅多に虹を見ませんでした。ハワイのように高い山がないからかもしれません。



港に戻る途中、小笠原丸全景を撮ることができました


こちらは父島~母島間を結ぶ母島丸


宿に戻るとジャグージーが準備万端だったので思わず飛び込みました。


しかしこれ、こっち向きだといいんだけど、こんな場所にあります(笑)


晩御飯は地の物の天ぷらとお造り。シカクマメが特においしいー。


と思ったら後からホイル焼きまで(こちらは写真だけ)



デザート。グアバのシャーベットだったかな・・・



宿にFAXが届いていて、亀の放流が宿から徒歩5~6分ほどの宮之浜で行われるとのこと。懐中電灯を持っていってくださいね~と宿の奥さんが言うので、とりあえず懐中電灯を持って出発・・・

誰もいない道、街灯など全くない、民家も全くない、木だけがうっそうと茂る道・・・木々の間に少しだけ星が見える程度・・・目を開けていても目をつぶっているのかと思うような暗さなわけです。(一度懐中電灯を消してみたらとんでもなかった(笑))

しかも一人きり。

そして小笠原はあちこちに戦跡があるのです。

怖い・・・

しかし、この一人プチ肝試し状態がまたゾクゾク楽しくもアリ・・・(M?)

それに昼間にガイドさんに質問したんです。
これだけ戦跡があって、出ないんですか?って。
そしたら、
「10年ほど前からぱったり聞かなくなりました、
それまでは、硫黄島など自衛隊員が赴任して2,3人はおかしくなって帰った、とかいう話を聞いていたのですが・・・」
とのこと。
ツアーの参加者の中には「デジカメ」の仕組みがわからなくて、写れないのかもしれませんねぇ、なんて言っている人もいましたが、
ガイドさんが言うには、天皇皇后両陛下が硫黄島、小笠原島にいらして以来、ぱったり出なくなったんだそうで。
もう、私、それを聞いたときは鳥肌立ちましたよ。
やっぱり、兵隊さんたち、皆さん待ってたんでしょうねぇ。
今の感覚からしたら理解不能ですが、そのときの人達は天皇陛下万歳といって散っていったのですから。
そしてやっと昭和天皇ではないとはいえ、天皇陛下が来て下さって、成仏できたんだろうなぁって思うと感動してしまいました。

というわけで、暗闇の中に壕など見えて怖くても、大丈夫、もう今は出ない!と自分に声を出して言い聞かせて、暗闇を宮之浜まで行けたわけです。(はい、小心者です!)

で、海洋センター?の係員の人が亀を連れてきて、小亀は明るい方向に進む習性があるので、放流の際は一切のライトを消すことを念を押され、その前にどうぞ、と一人ひとりに触らせてくれました。(この時だけフラッシュ撮影OK)



これらの小亀は、(土が踏み固められるなど事情があって)自力では孵化しても、身体が十分に固くなってから海に出て行けないだろう状態だったらしく、こういう子達をセンターで保護して、海に出て行ける状態になったらその都度放流しているそうで、この日はたまたま、この子たちの状態が放流できる状態になったので、急遽放流会が開かれることになったんだそうです。
こんなことに立ち会えて、とてもついてました☆

帰り道は皆一斉に帰るので何人か単独で歩いて帰っている人達がいたので、安心感もあり、真っ暗でもへっちゃらでした。
その後マッサージの人に来てもらい、翌日のツアーの話をしながら、自分へのご褒美♪を楽しみました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごーい (235)
2008-10-26 11:59:26
天皇陛下行幸後に幽霊が出なくなったエピソードにジワ~ン!

ウミガメベイビーを手にのせれるなんてワクワク!

旅行の話をもっと聞きた~い
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235さんへ (chi)
2008-10-26 21:10:23
でしょ?でしょ?
すごい感動話だよね???
なのに、とある人には「で、その話の感動ポイントはどこ?」と言われたり、(そんな話で感動するなんて)「面白い子ねぇ」と言われたりしています・・・
分かってくれる人がいて、うれしー!!
ランチ行きましょう!
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