まず、おことわり。
お食事中の方は見ないほうが良いかもしれません・・・
テストが終わり、一応春休み期間。でもかつての学生時代とは全く違い、春休みも授業があります。必修で実験を5単位とらねばならず、実験は1科目1単位なので、5科目とる、ってことになります。
で、先週から始まったのが食品衛生学実験。そう、食中毒菌とかを相手に実験です。
初日にスタンプ培地というものを渡され、好きな所にペタっとつけて菌を採集してくるように言われました。本当はしょっちゅう舐められる結の鼻先を調べたかったのですが、犬は×といわれたので(ショックを受けますよ、とも言われました)、普通カンテン培地で電車の手すりをペタペタっとして持って行きました。
24時間、孵卵器にいれて育てます。
電車の手すりなんて誰が触ってるかわからないし、私はいつも気持ち悪いなぁと思いつつ指先で持っていたので、一体どれくらい菌がいるのか興味津々でした。
翌日、孵卵器から出てきたのは
す、少ないっ!!!
びっくりです。どれだけ少ないかは同じ日に別の人が自宅の冷蔵庫の野菜室の壁をペタっとしてきたのの結果を見ればわかります↓
これ、シャーレの蓋を開けた途端、異様な臭いがしました・・・
ね、どれだけ菌が少ないかよくわかるでしょう?
先生に結果を見せた所、最近は「抗菌」仕様になっていて、トイレの便座とかもすっごく菌が少ないらしいです。
よくある「抗菌」てそんなに効果あるのだろうかと思ったけど、結構きちんと働いているものなんですね。
でもやっぱり、外出から帰って来た後のうがい・手洗いは必須です。
それをやるだけで風邪を引く回数がかなり減りました。今年は温かい冬ですが、風邪は猛威をふるっていますよね。どうぞお気をつけ下さい。
それから、同じ日に実験中に自分の指先にある菌を見る、というのもやりました。
私は①自分の鼻を触った指、②石鹸で手を洗いハンカチで拭いた指、③石鹸で手を洗い、自然乾燥した後、アルコールで2度消毒した指、で試しました。
左が①、下が②、右が③です。
ハンカチって結構菌がつくんだなぁということがわかりました。
アルコールはきちんと洗えばやはりそれなりに効果があるようです(それでも私の洗い方はイマイチだったようでポチっと菌が発生していますが)
学校には結構ナースの人が多いのですが、仲の良い子の一人の結果を見せてもらいました。
本人、いつも通りにやってこれだったので結構ショックを受けていました。
彼女だけでなく、他のナースの方々も結構菌が発生していましたので、やはり「慣れ」ていると手順通りにやっていれば大丈夫、という安心感から手洗いが甘くなってしまうのでしょうか・・・?nanaちゃん、載せさせてもらいました(笑)
菌なんてどこにでもいるわけだし、これらと暮らして接しているからこそ体に免疫ができているわけで、免疫不全とかでない限り、また、食中毒原因菌でない限り、そこまで神経質になる必要はないのかなと思います(但し、食品、調理関連の仕事をしている人たちは予防のため、万が一に備えてそれなりに厳しくチェックするべきですが)。
ちなみに、殺菌には滅菌と消毒の2種類があります。
滅菌というのは、全ての菌を殺すこと、消毒というのは病原微生物を殺すことで、全ての菌を殺すことではありません。
完全滅菌するには、湿熱で117℃ 10分、乾熱なら170℃ 30分かかるそうです。
熱湯消毒をしても、全ての菌を殺せているわけではないってことですね。まぁ、有害な菌の数を減らし、その菌が増殖する前に食べてしまえばいいわけです。
とりあえず前半の実験は終わったので本日レポート書いております。
また来週、食品衛生の別の実験があります。今度は何をするのかなー。
お食事中の方は見ないほうが良いかもしれません・・・
テストが終わり、一応春休み期間。でもかつての学生時代とは全く違い、春休みも授業があります。必修で実験を5単位とらねばならず、実験は1科目1単位なので、5科目とる、ってことになります。
で、先週から始まったのが食品衛生学実験。そう、食中毒菌とかを相手に実験です。
初日にスタンプ培地というものを渡され、好きな所にペタっとつけて菌を採集してくるように言われました。本当はしょっちゅう舐められる結の鼻先を調べたかったのですが、犬は×といわれたので(ショックを受けますよ、とも言われました)、普通カンテン培地で電車の手すりをペタペタっとして持って行きました。
24時間、孵卵器にいれて育てます。
電車の手すりなんて誰が触ってるかわからないし、私はいつも気持ち悪いなぁと思いつつ指先で持っていたので、一体どれくらい菌がいるのか興味津々でした。
翌日、孵卵器から出てきたのは
す、少ないっ!!!
びっくりです。どれだけ少ないかは同じ日に別の人が自宅の冷蔵庫の野菜室の壁をペタっとしてきたのの結果を見ればわかります↓
これ、シャーレの蓋を開けた途端、異様な臭いがしました・・・
ね、どれだけ菌が少ないかよくわかるでしょう?
先生に結果を見せた所、最近は「抗菌」仕様になっていて、トイレの便座とかもすっごく菌が少ないらしいです。
よくある「抗菌」てそんなに効果あるのだろうかと思ったけど、結構きちんと働いているものなんですね。
でもやっぱり、外出から帰って来た後のうがい・手洗いは必須です。
それをやるだけで風邪を引く回数がかなり減りました。今年は温かい冬ですが、風邪は猛威をふるっていますよね。どうぞお気をつけ下さい。
それから、同じ日に実験中に自分の指先にある菌を見る、というのもやりました。
私は①自分の鼻を触った指、②石鹸で手を洗いハンカチで拭いた指、③石鹸で手を洗い、自然乾燥した後、アルコールで2度消毒した指、で試しました。
左が①、下が②、右が③です。
ハンカチって結構菌がつくんだなぁということがわかりました。
アルコールはきちんと洗えばやはりそれなりに効果があるようです(それでも私の洗い方はイマイチだったようでポチっと菌が発生していますが)
学校には結構ナースの人が多いのですが、仲の良い子の一人の結果を見せてもらいました。
本人、いつも通りにやってこれだったので結構ショックを受けていました。
彼女だけでなく、他のナースの方々も結構菌が発生していましたので、やはり「慣れ」ていると手順通りにやっていれば大丈夫、という安心感から手洗いが甘くなってしまうのでしょうか・・・?nanaちゃん、載せさせてもらいました(笑)
菌なんてどこにでもいるわけだし、これらと暮らして接しているからこそ体に免疫ができているわけで、免疫不全とかでない限り、また、食中毒原因菌でない限り、そこまで神経質になる必要はないのかなと思います(但し、食品、調理関連の仕事をしている人たちは予防のため、万が一に備えてそれなりに厳しくチェックするべきですが)。
ちなみに、殺菌には滅菌と消毒の2種類があります。
滅菌というのは、全ての菌を殺すこと、消毒というのは病原微生物を殺すことで、全ての菌を殺すことではありません。
完全滅菌するには、湿熱で117℃ 10分、乾熱なら170℃ 30分かかるそうです。
熱湯消毒をしても、全ての菌を殺せているわけではないってことですね。まぁ、有害な菌の数を減らし、その菌が増殖する前に食べてしまえばいいわけです。
とりあえず前半の実験は終わったので本日レポート書いております。
また来週、食品衛生の別の実験があります。今度は何をするのかなー。