夕凪の街 桜の国

今日は大学サッカーを観に行く予定でしたが、生憎の雨の為断念★同じ理由で、ゼルビアの観戦も断念★1日家の中で、洗濯したり掃除したりご飯を作ったり、Jokerさんと家事をして過ごしました。

で、昨日購入した『夕凪の街 桜の国』（著：こうの史代）を読みました。これは、広島で被爆した女性の物語（夕凪の街）と、平和な現代で暮らす彼女の姪の物語（桜の国）の二部構成で、今年映画にもなる漫画です。以前から気になっていたのですが、文庫になっていたので購入しました♪

この話しは、とても短い上に漫画なので、あっと言う間に読み終わってしまいます。頭の足りない私は、あまりに『あっと言う間』に読み終わってしまったので、一回読んだだけでは内容を理解出来ませんでした。なので、続けてもう一回読みました。
二回目に読んで、台詞の裏に隠された言葉、沈黙の中にある言葉、言葉に込められた想い等、やっと少しずつ見えてきました。そしてあとがきを読んで、この物語は決して『戦争の物語』ではないと気づきました。普通に暮らす普通の人の、『誰もが普通に暮らせる事を願う物語』ではないかと思います。繰り返して読むことで隠された物語が心に沁みてきて、涙が出そうになりました。

平和とは尊く、健康である事は素晴しい。恨む為でなく繰り返さない為に、私達はこの様な物語を忘れてはいけないと思いました！
でもきっと、東京タワーの『蝋人形館』でビビッているようなチキン野郎の私には、『平和記念館』など決して訪れられない場所であろうなぁと思います★広島には、行ってみたいんですけどね～・・・。