ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

『想像力』*日々のつれづれ*

2015年12月13日 | Weblog



ぼくは

毎日たくさん

想像力を使っているよ



でも

なくならないんだ



丈夫な草の根っこみたいに

元がしっかりしているから



伐っても伐っても

必ず生えてくるでしょう?




想像力もおんなじさ



たくさん使えば使うほど

どんどん溢れてくるんだよ




それ(想像力)を活躍させるのが

ぼくにはすごく楽しいんだ



それ(想像力)の元が丈夫なことが

ぼくにはすごく嬉しいんだ








*物語を書きながら、ふと顔を上げて、息子が話してくれたことです。



長岡市でクリスマス朗読会*日々のつれづれ*

2015年12月13日 | Weblog

今、長岡市に向かっています。

今日は、小さなクリスマス朗読会。

クリスマスパーティーも兼ねた、小さな朗読会です。

顔見知りのみなさん、親しくなったみなさんが集まります。

主宰者の麗子さんによる、スノードーム作りの工作タイムもあります。



暖炉を囲んでの、あたたかな時間。

楽しみです。



今日の朗読会は、ワークショップ形式にしようと思っています。

テーマは『gift』。


だれもが、だれかへのプレゼント。

それを、じんわりと感じられるような時間にしたいと思います。


いってまいります。











じゃがいもくん。*日々のつれづれ*

2015年12月11日 | Weblog

嬉しくなってしまうものをいただきました。

じゃがいもくん。




普通のじゃがいもではありません。

とってもとっても大きいのです。




左は普通の大きさのりんご。

そして右がじゃがいもくん。



なんという大きさでしょう。

片手で持つと、大きくて重くて、手が痛くなるほどです。



仲良しのおじさまが、堀りたてを持ってきてくださいました。


お聞きしてみますと、たまたま大きなものがあった、というわけではないそうです。

全部、このサイズなんだとか・・・。

このじゃがいもくんより大きなものも、ゴロゴロと・・・。




秘密は何でしょう?



秘密は、おじさまもわたしも、知っているのです。

まずは、土。

化学肥料や除草剤をいっさい使わないことはもちろんのこと、

山の土を真似て、フカフカなよい土を作ったこと。




次に、肝心なのは、想い。

苗に、しっかりと想いを伝え、大事に大事に育てたこと。




さらにおじさまが凄いのは、楽しんで全てのことをしてきたこと。

どんなことも、楽しんで。




いろんなものが実りを迎え、このじゃがいもくんが出来たのですね。

天晴れです。





もったいなくて、可愛くて、どうしても、食べることができません。

でも・・・

このじゃがいもくんをわたしの体にいただいたら、すごく幸せな気持ちになるに違いありません。

わたしの体が、より自然になっていくに違いありません。



だから、その勇気が持てたら、いただいてみようと、思っています。











カフェで素敵なひとときを(2) *日々のつれづれ*

2015年12月10日 | Weblog

書店併設のゆったりと広いカフェで、お手紙を書いていた時のことです。



ひとつ椅子を挟んだ隣の席に、年配の女性が来られました。

少しためらいがちに椅子を引きながら、わたしに、このように言われました。


「すみません、わたしはここ、初めてなのですが、注文はどうしたらいいのでしょう?」


そのカフェは、自分でカウンターに行って注文をする仕組みになっていましたので、そのようにご説明しました。

その方は、お礼を言い、カウンターに向かいました。


すぐに、マグカップを載せたトレーを持って戻られたので、わたしも安心。

お手紙の内容へと、心を戻しました。




しばらくしてから、お隣の方はゆったりとしていらっしゃるかしら、と気になり、そっと目を向けてみました。

その方は、カップを両手に包むようにして、お店を眺めていました。



カフェには、いろいろな人がいました。

パソコンをつなぎ、作業をしている人。

読書をしている人。

楽しそうにおしゃべりしている人。

特に話すでもなく、ゆったりとコーヒーを飲んでいらっしゃるご夫婦(という感じの方たち)。

それぞれに、いい感じです。



初めてここへいらした、その方も、そのように感じたのでしょうか、

小さく頷いていらっしゃいました。


それから、わたしの方もご覧になり、目が合ってしまいました。

互いに、微笑んで、会釈しました。




それが、なんだかとても嬉しくて、

“ああ、いい時間・・・”

と思いました。



再びお手紙に戻ったわたし。

筆が弾むように進み、いいお手紙になりそう。




それから少しして、その方は席を立ち、わたしに声をかけてくださいました。

「ありがとうございました。」


わたしもなんだか席を立ち、

「こちらこそ、ありがとうございました。」

と言ってしまいました。

ちょっと変でしたけれど、自然に、そうなりました。





いつかまた、ここへいらして、短くても有意義な時間を過ごされるかしら・・・。

どうぞ、いい時間を・・・。


そんなことを思いながら、わたしはまた、お手紙の世界へ。









16日は『うんまんま』さんへ*お知らせ*

2015年12月09日 | Weblog

12月16日、懐かしの懐かしの、『うんまんま』さんへ、伺います。

おしゃべり朗読会です。




夏休み明けにお伺いしたい、と思いながら、その間に大仕事をする必要があって、今日やっと、顔を出すことができました。

スタッフの五十嵐さん、忠平さん、おかわりなくお元気で本当によかった。




しばらくお伺いできない間に、ママさんたちにも大きな変化、そして、お子さんたちの成長があったのですね・・・。

来週ということで、急なお知らせになりますが、お一人でも懐かしいみなさんにお会いできれば幸せです。

そして、はじめましてのママさんにも、お会いできるのを楽しみにしています。




新潟市西区寺尾
新潟西おやこ劇場二階、
『うんまんま』さん。

お申し込みはいりません。
参加費はいただきませんが、運営協力金として200円をご用意くださいね。

今年最後の朗読会。

10時30分からです。













“ライアーの響きに包まれながら…”*お知らせ*

2015年12月09日 | Weblog

先月お知り合いになった、ライアー奏者のchiakiさんから、素敵なご案内をいただきました。

https://m.facebook.com/events/1390150884624953/

こちらから、ご覧になれるでしょうか?




ライアーという、小さな竪琴のような、天からこぼれ落ちた雫や光のような音を奏でる素敵な楽器。

そのライアーを身近に感じ、つぶつぶのスイーツも楽しみながら過ごす、素敵な時間。

一年のおわりに、このような時間をもてたら素晴らしいですね。




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タ ヒーリングライアーのタオライアー奏者、accoと kayo、演奏用ライアー奏者のchiakiの3人でお送りす る、specialコラボイベント! 心地よいライアーの響きに包まれながら、2015年を 優しい気持ちで締めくくりましょう♡ akko特製の雑穀ミニスイーツ付き♪

◆日時◆ 12/28(月) 15:30~17:30 (会場・受付 15:10~)

◆会場◆ 金寳寺(新潟市中央区上所上1-11-5) HP:http://kompouji.jimdo.com/

◆出演者◆ ヒーリングライアー奏者 akko(つぶつぶみらいスタジオ 主宰) kayo

演奏用ライアー奏者 chiaki(ピアノ&ライアのKOBAYASHI 主宰)

◆出演者ブログ◆ akko 「未来食つぶつぶ」で目覚める私らしさ。私らしさ で、私を、世界を幸せにしよう! http://milaistudio81.com/

chiakiのブログ 「すづほ(chiaki)」のつれづれ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1948372503&own er_id=43821213

<第一部> 『ライアー演奏会』 リラックスしていただいた状態で、ライアーの演奏を 聞いていただきます。

演奏用ライアーの曲目 「星に願いを」 「鐘の音~私の天使」 「アベ・マリア」 「星めぐりのうた」 ※曲は変更になる可能性があります。

ヒーリングライアーの演奏

<第二部> 『タオライアーヒーリングミニセッション』 お一人数分間ずつタオライアーを身体に乗せたり添わ せたりした状態でライアーを奏でていきます。 体の中に、ライアーの微細でかつパワフルなバイブ レーションを響かせることで、深く自分と繋がり、魂 まで響かせて癒してゆきます。

<第三部> 『シェアリングタイム』 akko特製の体と心に優しいスイーツ&お茶をいただ きながら、演奏を聴いてみて、セッションを受けてみ て、そこから感じたことをリラックスした雰囲気で語 り合いましょう。

◆参加費◆ 3,300円(ミニスイーツ&お茶付き) 当日受付にてお支払い下さい。

◆定員◆ 10名さま

◆お申込み、お問い合わせ◆ 東海林顕子まで FBメッセージ(東海林顕子)またはmilaistudio81@gmail.com

※イベントの参加ボタンを押していただいた方には、こちらからご連絡いたします。


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素敵だったので、ご紹介させていただきました。










春になったら…*日々のつれづれ*

2015年12月09日 | Weblog

新しい朗読会を開きたいと考えています。

春になったら・・・。


学生や、未婚の女性のための朗読会です。





天から降り注ぐものに、想いを馳せるための時間。

まだ見ぬ未来を描くための時間。

これからの人生に、ワクワクできるような時間。




これから、じっくりと時間をかけて準備していきたいと思います。

会場は、新潟市西区にあるカフェ、イロハニ堂さんです。


いつか出逢うかもしれない、ちいさなひとたちと一緒に、みんなで、この世界を素敵にしていきましょうね*

それは、わたしたち一人一人に、かかっているから。










カフェで素敵なひとときを *日々のつれづれ*

2015年12月08日 | Weblog

今日は、イロハニ堂店長のサカノさんと、デートをしてまいりました*

お訪ねしたカフェは、新潟市西区の『えほんカフェ風』さん。

お家のような、ちいさなあたたかいカフェです。

とっておきの絵本が大切に並べられた、あたたかなお部屋。

ハーブティーやハチミツ、お米などのお土産が置かれているコーナーもあります。



今日いただいたランチは、こちら。


(これにスープがつきます。)

食後には、コーヒーとガトーショコラをいただきました。




オーナーの本間さんは、みんなのお母さんのような、あたたかくてきれいな方です。

元保育士さん、と伺いました。

素敵な絵本のセレクトと、お客様を見守る優しいまなざしに、納得。

美味しくて、楽しくて、豊かな時間でした。


来年は、ここでも朗読会を、と、本間さんと盛り上がりました。

来年も、いろいろなところで、朗読やおしゃべりをしたいと思っています。

我が家のユニークな子育てのお話しも、聴いていただけたら嬉しいな。

ワクワク、ドキドキ・・・。




お気に入りのカフェ、またひとつ、見つけた*











魔法にかけられたように*日々のつれづれ*

2015年12月07日 | Weblog

落ち葉が降り積もる、もこもこした森の道を歩いていたら、焼き芋を作りたくなりました。

息子の大好きな、焚き火!

いまは、直火禁止ですから、七輪のようなカマドで、小さな小さな焚き火をしました。




火起こしが得意な息子は、薪や落ち葉を上手に使います。

パチパチと燃える炎を見ながら、こう言いました。


“火を見てると、魔法にかけられたような感じになるね。”



この気持ち、とてもよくわかります。

魅入られたような、うっとりとした気持ち。



わたしたちは、火を通して、何をみているのでしょう。

何と向き合っているのでしょう。




アイヌの本を読んだことがあります。

わたしは、アイヌの人々の生活観や生命観にとても強く惹かれます。


本によれば、アイヌの人たちには、囲炉裏がとても重要な場所でした。



炎は、火の神さま。

火の神さまは、人間と精霊(自然界の存在の魂のようなもの)との間を仲立ちしてくれるもの。

自然界の存在に、伝えたいことや、願いがある時、火の神さまに伝え、それを伝言してもらうのです。

見えない存在と人間たちとの仲介役、という感じでしょうか。


木を一本伐るにも、山の神さま、木の神さまに用途を伝え、ゆるしを請うていたアイヌの民。

素晴らしい生き方です。




いま、炎を見る機会が極端に少なくなったわたしたちですが、

数えるほどの機会にも、その魔法のような瞬間を、感じることができますね。

わたしたちには、なくならない感覚なのでしょうか。

本能なのでしょうか。




“魔法”を感じる息子の隣で、わたしも“魔法”をかみしめながら、心にある大切な願いを、火の神さまにお伝えしました。











いつの日も、あなたらしく。*日々のつれづれ*

2015年12月04日 | Weblog

息子が、面白いものを作っています。


きっかけは、有名なボードゲームでした。

ルーレットを回して、誕生からスタートして、入学、進学、就職・・・と、人生を辿っていく、あのゲームです。

ドル札がたくさん集まったり、引かれていったり。


ずっと前から玩具屋さんで見かけて気になっていた息子、

お小遣いを貯めて、先日ようやく購入。

嬉しそうに抱えて帰ってきたのですが・・・。




その夜。

ゲームを終え、しばらく黙っていた息子は、涙をポロポロ。


勝ったのは息子。

たくさん儲けてゴールした息子。

わたしは債権を何枚も持ったままの惨敗。

それなのに、泣く息子。




泣きながら、言いました。

「ぼくはママを助けたかった。でも、それをできる仕組みがなかった。こういうものだとは思わなかった。お金がいっぱいあっても、全然嬉しくない。」



どんどん集まるドル札に喜んで、仮想の人生を楽しんでいければいいのでしょうけれど、それができないのが息子らしいところです。

生きにくいことでしょう。

これまでも、これからも。



でも、そのままでいいと思っています。

そういう風に物事を感じる人にこそ、できることがあるから。

とっておきの役割が。




実際に、息子は、それに取りかかっています。

このゲームの内容もルールも舞台も、みんな変えてしまうのです。



時は江戸に設定。

盤面に大きな白い紙をかぶせ、ルーレットはそのまま使えるようにします。

マスもコースも自由に描いていきます。

マスの中には、自分で考えた楽しい内容を書き込んでいきます。

お金の増減がメインではなくなります。

お金も使いますが、

「ぼくは日本人だから」

と、小判や一文銭などを手作り。

建物も、プラスチックのものは取り外し、自分で工作をして配置していきます。




ちょっと、工作現場を覗いてみましょう。


まずは、駒が面白いですよ。

歴史人物です。

こちらはオモテ。



こちらはウラ。



坂本龍馬もいるし、卑弥呼もいるし、聖徳太子もいますね。

舞台は江戸時代だけど、人物は日本史全般から選ばれたようです。



そして、凝っているのが、建物。

こちらは奉行所。



お奉行さまが飛び出していますね。

写真では中がよく見えませんが、畳や障子が描かれています。

しかも、お奉行さまの脇差し、抜けるんです。





こちらも力作。

宿屋です。



提灯がゆらゆら。

煙突もあります。

のれんをくぐると、女中さん。



奥には番頭さんのような人もいます。

畳や襖も作ってあります。




これから、お城や、峠、関所なども作るんだそうです。

盤面は、大きな紙がどんどん付け足され、広がっています。

隣の部屋まで飛び出しそう。

わからないところは、歴史の本や図鑑を開き、正確に作っています。





このゲームの本来の使い方ではないので、作られた会社のみなさまには、すみません。

ですが、このゲームに出会ったおかげで、息子に、こんなに楽しい計画がもたらされました。

そういった意味で、わたしはとても感謝しています。




楽しそうに歌いながら作業する息子。

見せてあげたい人がたくさんいるそうです。



どんな世界になるかしら。

この冬のたのしみが、またひとつ、増えました。