蒜山高原の近く、津黒高原の山乗渓谷の道にクロタキカズラ:黒滝蔓(クロタキカズラ科クロタキカズラ属)が赤い実をつけていました
本州中国地方、四国、九州に分布し、山地のやや湿ったところにまれに生育する落葉性のつる植物で、つるは淡褐色の皮目があり、葉は互生し長さ5~15㎝で薄く、両面に伏毛があります。
雌雄異株で、晩春、葉脇に総状花序をつけ、細長い柄に径㎝ほどの黄緑色の小さな花を垂れ下げます。萼、花弁ともに5裂、雄蕊5本、雌蕊はとっくり形で柱頭は5裂します。(‘5年6月9日記事参照)
果実は核果で、長さ1.5㎝ほどの扁平な楕円形で、9~10月には赤く熟します。
和名は高知県黒滝山で初めて見つけたことによります。
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