むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

シラー (きれな花には毒がある)

2016-05-02 09:19:45 | 植物観察記録

公園での早朝体操会の帰り道、近くの奥さんにこの花の名前は教えてくださいとスマホの写真を見せられました。どうやら近所の一部で植物好き爺さんと知られているようです。知らなかったら恥をかくかもと心配しながら写真を見て安心しました。家の庭に咲いているシラー(ユリ科スキラ属)だったからです。
ヨーロッパでは木陰などによく自生している花だそうです。代表的な紫色のほかに、白い花をつけるアルバ、ピンク系のロセアなどの園芸品種があります。
草の高さは10~30㎝、花の大きさは約2㎝、花期は5~6月、栽培は容易で一度植えると自然に増えてきます。
シラーの名は、鱗茎に毒があることから、ギリシャ語の「毒がある」のskylloに由来するといいます。
園芸店ではツルボとかブルーベルの名で出ていることもあります。

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