むかごの日記Ⅱ

70歳を過ぎてにわかに植物観察に関心を持ち、カメラを提げて、山野を歩いています。新・むかごの日記より引っ越しました。

ミズチドリ:水千鳥  (湿地に目立つ白い花) 

2014-07-03 14:29:28 | 植物観察過去ログについて


大阪府民の森むろいけ園地の湿性花園にミズチドリ:水千鳥(ラン科ツレサギ属)が咲いていました。
山野の湿地に生える多年草で、高さは50~90㎝、葉は5~12個が互生してつき、茎の下部につく数個は大きく、長さ10~20㎝の線状披針形で、基部は茎を抱きます。
6~7月、穂状の花序に白色の花を多数つけます。横に張り出す側花弁は長さ約5㎜、唇弁の長さは約8㎜、唇弁の距は約1㎝で垂れ下がります。
和名の水千鳥は花がチドリソウに似て水湿地に生えることからいいます。かすかに芳香があることからジャコウチドリ:麝香千鳥の別名がありますが、湿地に踏み込むことは出来ず、香りを確かめることができなかったのは残念でした。

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