へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

休刊?

2010-06-07 22:03:12 | へちま細太郎
『細太郎、風邪悪化のため休みます…』
と、書いたところで、
「だんでがぐぶだびょ」
真っ赤な顔をした細太郎が、エビアンのペットボトルを抱えて後ろに立った。
「寝てなくていいの?」
「がっでびざばぶだ」
そこまで文句をいうとふらあ、と細太郎はよろめいた。
「しょうがないねえ」
細太郎を抱えてベッドに寝かせた。
う~ん、風邪は万病のもと。うつらないようにしよう。
おばあちゃんでした(*^o^*)
誰だと思った?

がぜびいだ

2010-06-06 22:02:28 | へちま細太郎
ごんばんば、べぢばぼぞだど~でず。

かぜをひいでしばっだ。あっかじだ~。
「テレビなんかみてるからだ」
と、おとうざんがアイずをぼっできてくでだ。
「おいびい」
ぼくば、アイズをだべだがだ、げづびょーびばでだぼどがだ、どおぼだ。
がくどがじんどー。

ゲゲゲの…

2010-06-05 23:14:14 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

風邪をひいたぼくは、いい天気だというのに、家の中で毛布にくるまりながらテレビをみていた。『ゲゲゲの女房』だ。
これけっこう面白いね。
で、赤貧洗うがごとしの夫婦にこどもが生まれる。でも、お金がない。入院もできない。そんな時に、商店街の人たちが助けにきてくれた。
「昔の東京には、こんなにも優しくて助け合いがあったんだね」
と呟くと、
「何言ってんの、あんただってずいぶん助けられてるでしょ?」
と、一緒にみていたおばちゃんがぼくを横目でみた。
「そうだね」
ぼくは藤川先生の顔を、(仮)亀梨軍団さん、…。
人って、支えって生きているんだなあ、とドラマをみて感動してちょっとだけ涙が出てきて、おばちゃんにわからないようにそっと拭った。

素直に…

2010-06-03 23:22:16 | へちま細太郎
「せつないのぉ」
「うんうん」
鎧甲のおじさんは、このドラマをみるためにわざわざ帰ってきて、おとうさんと藤川先生とぐすぐすとみている。
「この東方神起のドクター、かわいそうだの」
「健気だよなあ」
「報われて欲しいものよぉ」
「まあ展開上…」
「無理と申すかのぉ…」
「はぁ」
「はぁ」
何やってんだか…。
へちま細太郎でした。

1年もってない

2010-06-02 22:27:52 | へちま細太郎
「辞めちゃったねえ」
「辞めたなあ」
「1年もってないってよ」
「面白くねえな」
「何で?」
「笑えるやつじゃなきゃ、つまんねえだろ」
「そうだねえ」
「小沢も辞めるってよ」
「オザケン?」
「誰だよ」
「つまんね~
帰りのバスの中、中高生の会話は相変わらず意味不明だな。運転手のおいちゃんは、ビートたけしでいいと思うぞ、意味ないけどなあ~。
「どうせ選挙目当てだろ、つまんね~やつ公認してるからど~せ勝てないよ」
シビアだな、水嶋くん。

1年おき

2010-06-01 23:22:12 | へちま細太郎
「総理大臣はいつ辞めるんだろうねえ?」
「何で?」
「だって1年経つし…」
「あ、そうか」
「そうだねえ」
「総理の任期が1年だなんて、担任みたいだ」
「ほんとだね」
どっとバスの中は、中高生の笑い声。平和だ。 つ
くづく思う、運転手のおいちゃんでした。
で、おいちゃんは選挙はいってねかったよ~。
ほんと、総理はいつ辞めるんだっぺ?