へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

國語元年

2011-01-09 23:59:53 | へちま細太郎
年末に25年前にやった「國語元年」というNHKドラマの再放送を録画しておいて、今日やっとみんなでみた。
内容は明治のはじめに“全国統一話し言葉”を制定する、というもので、井上ひさしの代表作だ。
南郷家という文部省に勤めている役人の家の家族から使用人までお国なまりの連発で、とにかく笑いっぱなしだ。
特に爆笑したのは、主人公の米沢出身のふみが語った男性用下着のこと。
「けつわれきんかくし~?」
「まんまじゃねえかよ」
藤川先生が悶絶。
“けつわれきんかくし”とは、いわゆる褌のこと。すげえ言い方だ。
「こんな感じ?」
と、慶子おねえちゃんが藤川先生の勝負パンツを恥ずかしげもなく差し出した。
「何すんだ」
真っ赤になった藤川先生がエロパンを引ったくった。
「てめえ、それでも女かっ」
「そんな気色の悪いもんはくな」
ほんとだよ、そんな紫パンツ…。
あ、話がずれちゃった…。
でも、昔のドラマでもこんなに楽しめて名優揃いのものなんて、なかなか見られないよな。
その証拠に鎧かぶとのおじさんも夢中になって見ているし。
あ…。
「けつわれきんかくし」
おじさんまで…。
褌ひとつでがっつポーズ。
(-"-;)
へ、へちま細太郎でしたあ。