
e-honで書店受け取りになっていた『丸山眞男集別集 第1巻 1933-1949』と『医学探偵の歴史事件簿 ファイル2』を買ってきた

丸山眞男氏はすでに16巻+別巻1冊の著作集が出ていて、没後20年を経て、それ以降に発掘された論考を全5巻にまとめて出ることになってのだ

これは去年の11月に出たもので、第2巻は6月の予定。他の書店から、書簡集や座談集が続々出てたんだけど、スルー。ただ、岩波版だけは買い揃えようと奮発


この手の本は高いけどねー。Blu-rayに近い値段がするし、こういった論文集は難解で全部読むのはまず無理。でも、大学時代から読んでた著者だし、コンプリート。
医学探偵・・・は歴史上の人物の病気もの。『ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足』(1999年)はこのジャンルの古典的名著

類似の本を書く人が出てきたけども、やっぱり小長谷氏の切れ味が一枚上かな。ネタはまだまだあるだろうし、時間はかかっても3を出して欲しいなぁ


さて、感想がずいぶん遅れちゃったけど、『動物の値段』(角川文庫)は期待通りの面白さだったね。値段はいくらか、どんな輸送をしてるのか、本当に飼えるのか。
動物の意外なエピソードに加えて、ワシントン条約とはどういうものか、資源としての現状はどうなってるか、輸入商だからわかる話が満載。
それでも動物愛護を訴える人の中には反発する人はいるだろう。そういう批判覚悟で書かれたものだし、読む価値は十分ある。お勧めの一冊だ。

なんて書いている僕は動物は飼わない。責任が持てないし、病気になった時の経済的な負担とか考えたら、そういう気にはとてもとても・・・

飼うとしたらカブトムシかクワガタくらいのもんだろう。亀を十数年飼ってたことがあったものの、やっぱり情が移るから、死んでしまうと悲しいからさぁ

佐久で働いていた時にハムスターを勧められたことがあったけど、全力で拒否したんだよ。当時流行ってたのかな、覚えがないなぁ

