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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Kさん久しぶり

2016年01月13日 | レッスン日記(小中高生)
Kさん(大人):

去年10月のハロウィンコンサートが済んだ後、いろいろ都合が悪く、ついにレッスンに来ることができないまま、年を越してしまいました。
今日はハロウィン以来、そして今年最初のレッスンです。
Kさんは月に2回のレッスンなので、その回数を考えると、そして今回のように何かの都合でレッスン回数が減るかもしれないことを考えると、もう今年のコンサートに弾く曲を選んでおいた方がいいということになりました。

毎年、コンサートでは滑らかに流れるアルペジオの曲や ゆったりとした優雅な曲を上手に弾いてきたKさんです。
それがKさんの持ち味でもあります。
けれども、今年は今までにやったことのない曲にチャレンジしたいということになりました。


Kさんに「どんな曲がいいですか」と聞いたら、今年はいつもと違った、少しアップテンポの曲をやってみたいとのことです。
そして私、ヒバリ先生としては、今年は分厚い和音やオクターブが使われた、重厚なボリューム感のある曲もいいんじゃないかな、と思っていました。
そこで、二人の考えを合わせ、「これはどうでしょう?」「こんな感じのは?」と 候補に挙がった曲をヒバリがちょっぴりずつ弾いてみて・・・
今年の曲が決まりました。

「軍隊ポロネーズ」です。

すごい?!
ショパンのポロネーズなんてすごすぎ!かもしれませんが、「軍隊」は「英雄ポロネーズ」など他のポロネーズと比べて規模も小さく、テンポも早くなく、大きく広がる手とやる気があれば、手の届かない曲ではないのです。
で、Kさんはその両方とも持っているので、「がんばりましょう」ということになりました。

楽しみです。

ウクレレ譜で「卒業写真」

2016年01月12日 | その他日記
Nちゃん(小5)。

バーナムなど基本テキストの他に、ポップス奏法(コード奏法)を習っています。
昔は、ピアノやエレクトーンなどで弾くための、1段譜にコードネームがついた楽譜がたくさん市販されていましたが、最近そういった楽譜はとんと見かけなくなりました。
ポピュラーやヒットソングなどの曲は、どれもご親切に「ピアノ用」「初心者用」「中級用」「上級用」などのアレンジがされていて、せっかくだけどヒバリ先生にとっては 余計なお世話なのです。
シンプルにメロディーとコードだけにしておいてくれれば、生徒の力や好みのスタイルで いかようにも弾くことができるのに。
もっと余計なお世話なのは、どんな曲もみんなハ長調に直してあったり、もっともっと余計なお世話なのは、なんと音符にカタカナでドレミが振ってあったりするのだ!
載っている曲も、昨日今日TVで歌われてる曲か アニメの曲かドラマのテーマ曲ばっかりで、みんなに知ってもらいたい洋楽とかスタンダード曲とか、クラシック曲の1段譜などは皆無といっていいほどです。
こんなのばっかり・・・ってことは、裏を返せば、今 ピアノ弾く人たちのニーズは その程度ってことなんだね?
ごくまれに「映画音楽」とか「ポピュラーソング」などというタイトルの本があったかと思うと、半世紀ぐらい昔の映画やヒットソングばっかりなんだよ!
ハァ・・・
電子ピアノとかけっこう普及してると思ったけど、その実態はなんかサビしいんだね・・・

そんなわけで、シンプルな1段譜が見当たらなかったので、探し回った結果Nちゃんのために買ってきて使ってもらってるのは「ウクレレの楽譜」です。
ウクレレは、メロディーを歌いながらバッキングを弾く、というスタイルがメジャーなので(そればっかりじゃないけど)ウクレレのための楽譜は、けっこう様々なジャンルの曲がコード付きで出ていたのです。
楽譜を見たときに、コードネームだけじゃなく「タブ譜」が一緒に書かれているのがジャマっちゃジャマなんですが、そこは見なかったことにして・・・

ふぅ、楽譜ひとつ与えるのも大変な騒ぎだ。( ̄◇ ̄;)
もっと歯ごたえのある、アカデミックな楽譜をたくさん出版してほしいものだ。

ずいぶん脱線してしまいましたが、今Nちゃんが弾いてるのは、ユーミンの「卒業写真」です。
去年からコード奏法はけっこう習ったので、それを応用して、自分で伴奏パターンを工夫したりして弾いています。
美しいものを感じ取るセンサーの鋭いNちゃんなので、これからもいろんなスタイルの弾き方を身につけて行ってもらいたいと楽しみにしています。

出版社のみなさん、Nちゃんのためになる楽譜、もっと出版してください~











デビッド・ボウイさん

2016年01月12日 | 音楽家たち
デビッド・ボウイさん亡くなりましたね… (;_;)

生涯を通してミュージックシーンを牽引していくスーパースターでした。
いろんなスタイルのいろんな歌や演奏、俳優としてのパフォオーマンスなど 自分が美しいと思ったものは何でもやった人だと思います。
奇抜なコスチュームやファッションでのロックというイメージが強いかもしれませんが、その一方でアニメ「スノーマン」のDVDにオープニングのナレーターとして登場していたり、また、往年の名歌手ビング・クロスビーさんと、クリスマスソング「リトル・ドラマーボーイ」のデュエットを歌っていたりというレアな「ボウイ」もあって、私はこの二つの映像が大好きです。

2016年1月12日現在、デビッド・ボウイの出身地ロンドン南部のブリクストンで、デパートの壁に描かれたボウイさんの壁画の前にファンが次々と訪れ、キャンドルや花束が山のように備えられている映像が 現地からのyoutubeで配信されています。
高齢の人から若い人まで、デビッド・ボウイさんがいかに多くの人から愛されていたかということが改めて感じられます。

2016年レッスン始め・二拍三連

2016年01月11日 | 音符・楽譜・テクニック
今年 一番乗りのレッスンはTさん(大人)でした。

Tさんが今年最初の課題曲として選んだのは「白鳥の湖」の中の「情景」です。
オーケストラ曲のピアノアレンジ譜ですが、この曲の弾きにくいところは「二拍三連」の連続ということです。
右手が2拍の音を均等に弾き、それと同時に左手は、3拍の音を均等に弾く、というもので、慣れないととても難しいリズムです。
Tさんもそれが苦手で、これまでに「二拍三連」が含まれているせいで 弾くのを断念した曲がいくつあったか。
今年は その苦手を払拭するべく、二拍三連満載の「情景」でスタートするのだそうです。
感心だ。
今年は まず二拍三連をマスターして、今まであきらめてきた曲も弾けるようになりましょう。

カフェ・アンサンブル バロックでスタート

2016年01月10日 | 発表会・コンサート記録
長年親しくしていただいている、駒場のカフェ・アンサンブルさんの新春コンサートに伺いました。

本日のプログラムはバロックアンサンブルで始まりました。
ヴァイオリン・チェロ・アルトリコーダー そしてピアノ伴奏によるトリオソナタ、作曲はダニエル・パーセルで、アンティークな雰囲気のあるアンサンブルさんにとても似合います。
ヘンリー・パーセルという名前を聞いたことがある人がいるかもしれませんね。
ダニエルは、ヘンリー・パーセルの弟で、あのJ.S.バッハより20年くらい前に生まれたイギリスの作曲家です。
バッハより昔の人なので、その作品はいかにもバロック!という雰囲気で、とっても素敵ですよ。

コンサートは、そのあと シューベルトのチェロソナタ、ヴァイオリンによるベートーヴェンのロマンスと続き、後半はバリトン独唱とメゾソプラノ独唱でした。
北海道からはるばる帰省してコンサートで歌ってくださる長男さんが、今回は初めてカンツォーネを歌い、たいへん迫力がありました。

アンサンブルのご家族のコンサート、毎回 趣向をこらした企画で楽しませていただいてます。

下北沢のおすすめイタリアンカフェ

2016年01月09日 | 下北沢いろいろ

下北沢駅北口から5分くらいのところにあるイタリアンカフェ「T」。
お料理もコーヒーもデザートも美味しくて、気さくなマスターと静かな奥さんが暖かく迎えてくれて、親切で居心地がいいので、たびたび利用させていただいてます。
今の時期、牡蠣のお料理が美味しいです。
パスタとかも美味しいけど、特に「牡蛎のグラタン」はおすすめです。
大きな牡蠣の殻の中に、牡蠣がたくさんはいったクリーミーなグラタンが盛ってあるのが4つと、バゲットの薄切りが添えてあります。
また、ボジョレ・ヌーボーも この時期ならではのおすすめです。

今日は女性の友人グループ6名でのランチでしたが、いろんなお料理をちょびっとずつ、何種類も食べたいですぅ~という私たちの希望をサッと見抜いて、
「じゃ、どれも2人分にして、それぞれ6つに分けてお持ちしましょう。カキのグラタンは一人1個ずつ?え、2個ずつ?はい、わかりました」と 至れり尽くせりなのです。

下北沢駅北口から駅前商店街を抜けて、メンズショップ「サカゼン」の向かいの路地を入ったガラス張りのカフェ。
エントランスにいつもいる、等身大のレトリバーの置物が目印です。

気楽なランチやお茶もできるし、フルコースのディナーもオーダーできます。

おすすめなので行ってみてね。 

 http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13012550/




発表会ピンチ!

2016年01月08日 | レッスン日記(小中高生)
毎年 夏休みに入って一週間目の日曜日に開いていた、子どもクラスの発表会。
年が明けたばかりでまだまだずっと先のことだけど、と軽い気持ちで、いつものホームグラウンド「ハーフムーン・ホール」のレンタルスケジュールを見たら…

な、なんと!
夏休みの1週間前から8月の1週目まで、半月以上が連続で押さえられてる!
7月の発表会できないじゃん。
急いで、子どもクラスみんなの保護者の皆さんに事情を話して次善の策を提案し、並行して いつも手伝ってくれるスタッフ候補の人や大人クラスの人たちや、みんなに都合をきい返事を待ち…

丸一日奔走して、やっと決まりました。
今年は、10月のハロウィンコンサートの時に、子どもクラス・大人クラス ダブルヘッダーでコンサートを行います。

子どもクラスのみんなも、いつもと違う時期で もしかしたら夏より スケジュール的に忙しくなかったりするかもしれないし。
それに、準備期間が3ヶ月伸びるってことだから、その分 去年よりすっごく上手になれるかもしれないしね。

いろいろ考え合わせて、メリットもたくさんありそうだし、去年とはまたガラッと違ったコンサートになりそうだし。
なんか楽しみになってきた。
ピンチをラッキーに変換して、元気にがんばろう。

三味線 (@^^)/~~~

2016年01月07日 | いろんな楽器
みなさん知らないでしょうが、ヒバリは三味線を持ってるんですよ。
そのいきさつは、三味線! - HIBARIピアノ教室レッスン日記♪ページを見てくださいね。

「三味線」最後の日記に「もらっちゃった」という記事があるんですが、今日はその「もらっちゃった三味線」を手放すことになりました。
もし使ってないなら、その三味線を譲っていただけませんか、という方がいて。
事情で元気がなくなっているご家族があり、三味線でも弾いてみたら気持ちが晴れるのではないかとのことでした。

私には ばーちゃんの形見の三味線もあるし、この「もらっちゃった三味線」を喜んで使ってくれる人があれば嬉しいです。

近々取りに見えるということなので、三味線をきれいに拭いてハードケースに収め、象牙・木製2本の撥、予備の絹糸、何冊かの楽譜集も入れました。
今日この日記を書くのに、前に書いた三味線のところを読んでみたら、この子をもらったのは2011年1月13日と書いてありました。
ちょうど5年前だったんだ・・・
5年間うちにいてくれたんだね。
新しい持ち主になる人のところに行って、慰めてあげてね。

そうだ、お正月休み、暇になったら三味線弾いてみよう、と思ってたのに、弾かないまま過ぎてしまってた。
私もまた、ばーちゃんの形見の三味線弾いてみよう・・・

ムーンリバー

2016年01月06日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
2016年1月現在、SoftbankのCMで使われている曲「ムーンリバー」。
”元・セーラームーン”に扮した小泉今日子さんが、窓辺でギターを弾きながら歌う曲です。

これは、1961年に公開された映画「ティファニーで朝食を」の中で、主演のオードリー・ヘップバーンが歌ったシーンそのままを再現しています。
セーラームーンだから「ムーンリバー」なんでしょうね。

この「ムーンリバー」という歌、私はとても好き。
「映画音楽」という枠を越えて、今ではジャズ・ポピュラー界のスタンダードナンバーとして、世界中で演奏されています。

ゆったりとした中にも伸びやかなメロディーは広々とした世界観を感じさせますが、このメロディー、たったの1オクターブ分しか音域がないんですよ。
歌が得意じゃないオードリーのために 音域を狭くして作ったとかいう説も。
それで、これだけの広々感を出せるとは驚きです。

この曲を作ったヘンリー・マンシーニは、60年代~70年代ぐらいの映画音楽のテーマ曲をたくさん書いた人です。
「ピンク・パンサー」「ピーター・ガン」「ひまわり」・・・
「子象の行進」なんか、きっとみなさんが聴けば「聴いたことある!」と思うと思います。
あと、TV番組で人気だった「刑事コロンボ」のテーマとか。

美しいメロディーもさることながら、ジョニー・マーサーが作った詞がとてもいいのです。

Moon River, wider than a mile
I'm crossing you in style someday
Old dream maker, you heart breaker
Wherever you're going I'm going your way

Two drifters,off to see the world
There's such a lot of world to see
We're after the same rainbow's end
Waitin' round the bend
My Huckleberry friend
Moon River and me

YOUTUBEなどの画面で見れば、歌詞の訳が表示されるものもありますので、意味のわからない人は見てみてくださいね。

この歌には「恋人とこれからの人生をこの川のような道を歩みたい、川とともに、見たこともない広い世界へいきたい」そんなニュアンスが含まれています。
「二人手を取り合って、虹のふもとにあるという幸せを見つけに、どこまでも行こう」・・・そんな内容だと思います。

この「ムーンリバー」を、今日ヒバリは、下北沢近くでの「音倉JAMナイト」の時に歌いました。
なぜこの曲を選んだかというと、今年、まさに「ムーンリバー」の歌詞のように、恋人と広々とした未知の世界へ旅立とうという友人がいるからです。
昨年の暮れに 彼女の決意を聞いたとき、私の頭の中にはすぐさま「ムーンリバー」のメロディーと歌詞が流れました。
彼女と彼が 手に手をとって、広い広い世界へ川を渡っていく様子がビジュアルに浮かびました。
そうしたら、SoftbankのCMで ムーンリバーが使われ始め、なおのこと私にとって「ムーンリバー」は 今年一番に歌う曲となりました。

今日はオリジナルのワルツではなく、ボサノヴァスタイルで歌いました。
「ムーンリバー」は いろんなスタイルで、いろんな楽器や歌で演奏して、数え切れないほどたくさんのバージョンの素敵な演奏ができます。
あなたも機会があったら演奏してみて。

ピアノを習うと頭が良くなる?

2016年01月05日 | 音楽のツボ

お正月も過ぎ、学校に行ってるみなさんはもうすぐ3学期が始まりますね。
3学期はがんばるぞ!と、新年の決意を新たにしてる人。
それから、受験生の人もいるかもしれませんね。
いずれにしても、3学期はがんばらなきゃね。

楽で、楽しくて、しかも頭が良くなる方法があったら、知りたいと思いませんか。
もちろん成績も上がります。

それはね、「ピアノを習うこと」ですよ。
な~んだ?
今、ピアノを習いにきているみんな、よかったね。
みんなはもう、最高の英才教育を受けさせてもらっているのと同じ。
ご両親に感謝しましょう。

・・・なんて冗談ではなく、これは、私が何十年とレッスンをしてきて、何百人と生徒を教えてきて、その上で確信してることなので、ほんとです。
ピアノを練習すると、地アタマ(アタマそのもの)が良くなります。
なので、普段 特に勉強をしなくてもよい成績が取れるのです。

ここに脳科学者の澤口俊之先生による 興味深い論説がありますので、読んでみてくださいね。(2ページにわたって記事があります)

http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/2015/07/29_20010.html


いかがですか?
上記サイトの内容は、私も本当に実感していることです。
私のHPでも、折に触れこのことを書いていますので(「ピアノQ & A」」「音楽のツボ」など)、興味のある方は見てみてください。

HP  ピアノのすすめ・PLAY AND PLAY 

Facebook   Hibari Music Lesson

受験生の人も、現在ピアノを習っている人は、勉強忙しいからってピアノをやめないで、ぜひ続けてごらんなさい。
大人になったとき、きっと「頭がよくなってる自分」を実感できると思いますよ!


遅ればせながら

2016年01月03日 | その他日記
昨年、下半期はすっかり日記を更新していなかったので(っていうか 1年の真ん中の6月に一回書いたきりでした (^^;))
そこで、今さらですがその後のイベントの様子など思い出したものを、少しずつアップしておこうかと思いますので、お気が向きましたら 少しさかのぼってみてくださいね。
何かアップしてるかもしれません。_(._.)_

新年おめでとうございます♪

2016年01月02日 | その他日記
ながらく更新を怠っていましたが、今年は心を入れ替え、心機一転がんばりたいと思います。
日々のレッスンの中で がんばってるみんなのこと、びっくりしたこと、感動したこと、笑っちゃうこと、そのほかいろいろなことを、少しずつアップして、皆さまと分かち合っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

まずは年頭のご挨拶でした!