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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

300<スリーハンドレッド>(試写会)

2007-05-22 10:19:15 | 映画(さ行)
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ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディー、ディヴィッド・ウェナム、ドミニク・ウェスト、ビンセント・リーガン出演。ザック・スナイダー監督作品。

紀元前480年。スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)のもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王(ロドリゴ・サントロ)の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢は、なんと100万の大軍だった…。(goo映画より)

久しぶりに試写会に行ってきました。DVD(ビデオ含)は見てるんですが、レビューを上げてないです(苦笑)。
この映画、アメリカで大ヒットしたという事で話題になってますね。史実を元にした原作があるそうです。
が、映画を観た印象としては、日本ではヒットしないんじゃないかと・・・。女性客を呼び込むのが難しいと思います。想像以上に血がドバーだし、首チョンパなので、まともに見てるとうげぇという感じです。ただし、日本の戦争映画のようなリアルさとはちょっと違う(CGを多用しているせいだと思いますが)ので、割り切って観れば、意外とイケるかもしれません。微妙な所(笑)。とにかく血がダメな人は×ですね。
有名な役者は映画「オペラ座の怪人」で怪人役をやったジェラルド・バトラーだけだし・・・。でもまぁ男性の肉体美は見れますよ(笑)。闘い方は見事だし、300VS100万でも愛する国や人を守るため、死ぬまで闘うという心意気には、よっしゃいけぇ!と思えます。やっぱり闘いは戦士の数だけじゃない、頭使えばある程度は闘えるんですねぇ。「墨攻」をちょっと思い出しました。

スパルタの子どもは、生まれた時に障害がないか、発育不全はないか調べられ、ある場合には、殺されるようです。(崖から落すんだっけ?)小さい頃から闘い方をおそわり、7歳で母親の元を離され、成人したらたった一人で森に入れられ、生き残って戻ってきた者だけが、スパルタの男として認められるそうな。“スパルタ教育”という言葉がありますが(今、ほとんど聞きませんねぇ)どうやらそこから来てるようですね。その制度がいいかどうかは別として、史実として、そういう事があったんですね。辛い時代だ。

ジェラルド・バトラーは怪人役だった人です、と言われても、ちっとも分かりません(苦笑)。あの時は仮面つけてたもんね。肉体美はステキでしたが、あのアゴヒゲはどうもねぇ。作られた感じがして微妙でした。
ペルシア帝国のクセルクセス王役のロドリゴ・サントロがインパクトありました。なんていうか、エジプトのツタン・カーメンみたいなんだもん(爆)。美しいというのはちょっと違うような・・・ロドリゴ・サントロはブラジル出身の方のようですね。素顔を見てないのでなんとも言えませんが、濃そうな顔でした。

アメリカで大ヒットしたのは、敵がイラク人だったから、という話を耳にしましたが、うーん・・・確かにペルシア帝国が送り出してきた敵の集団の中にアジアの国があったようですが(アラブ系の格好してた)、そのせいでヒットしたというのは違うような気もしますけどねぇ。
あと、ちょっときになったのは、スローモーションを多用しすぎかな。最初はいいんだけど、途中からは飽きました。