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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

上海グランド

2005-11-13 14:11:02 | 映画(さ行)
アンディ・ラウ、レスリー・チャン、ニン・チン、ウー・シンクオ、アマンダ・リー出演。プーン・マンキ監督作品。ツイ・ハーク制作総指揮。

日本が満州国を建国し、台湾を統治していた1930年代。捕えられた台湾反日同盟のホイ・マンキョンは、護送中の船から、情け容赦なく殺戮される同志を残し、荒狂う夜海に逃げ出す。上海にたどりついたホイは、暗黒街を牛耳るという大きな野望を抱く青年、リクに助けられる。固い友情に結ばれた2人はめきめきと頭角を現してゆく。しかし、暗黒街のボス、ファンの娘・ティンティンの出現が2人の友情を対立に変えた…。
野望と銃弾と陰謀が渦巻く魔都「上海」で、男が覇を競い、恋を競い、美をも競う。アクションや激情が炸裂するアドベンチャーロマン。(TSUTAYA ONLINEレビューより)

80年代の人気TVシリーズでチョウ・ユンファが主演したドラマを映画化したそうです。当時、アンディ、レスリーといった香港の美男子二人が主演するという事で、かなり話題になったそうですね。
確かに凄いキャスト。私にとって、トニー&アンディ、トニー&レスリーに続く、ワクワクするキャスティングです。

ちなみに韓国俳優で「私の頭の中の消しゴム」で主演したチョン・ウソンが端役で出演してます。
してます、と平然と書いてますが、私は気付きませんでした(爆)
だって、ひげないし~。観ている時は、アンディとレスリーの事しか考えてませんでしたよ(笑)
でも「んーと…」と思い出してみたら、どの人か分かりました。今より痩せていてスッキリしてますね。もちろんいい男でした。

以下、ネタばれも含んでいます。

この映画、どちらかというと、レスリーの役の方が好きでしたね。私好みの影のある男でしたし(笑)
でも二人ともとても魅力的でした。アンディのチャップリンの真似とか……真似の後に、襲われたティンティンを助けるシーンで動きがまさにチャップリンだったので、大受けしてしまいました(笑)。もちろん、フィルムのスピードの声だと思うのですが…
アンディのティンティンへの恋心も可愛かった。手紙もせっせと書くアンディというだけで可愛い(笑)
アンディが呼び出された所へレスリーと一緒に行った時のアクションシーンも凄かった。アンディがテーブルに手のひらをしばりつけられていた為、そのテーブルごと振り回して武器にしているのを観て、ジャッキー・チェンの映画かと思いました(笑)
アンディがティンティンの父親に嵌められて、行った先での大蛇。さすがツイ・ハーク!と思いましたよ(笑)

レスリーは、影のあるシブい男の役でした。好きになった女がアンディの好きな人だったり、その好きになったティンティンの父親が同志を殺した親玉だったり…とても悲しい運命を背負った男。似合いますよね~レスリーに。

やはり見どころは、クライマックスのアンディとレスリーの対決ですね。対決せずにはいられないのに、どちらも相手を助けたいと思っている。空砲を入れたり、どうにかして生きたまま、香港を脱出させたようとしたり。
それなのに、運命は悲しい方向へ……香港ノアール映画っぽい感じですね。

そうそう、ちょこっとだけアンディ&レスリーのダンスシーンがありました。ほんとにちょこっとでしたけど。

映画の雰囲気、いいなと思いました。アンディ&レスリーの演技も良かったので、結構好きな映画です。
ジャケット、かっこいいですね。