9月10日(月)
hf-matsu さんと『大地の芸術祭』観賞に
今回は、川西エリアと十日町エリアを目指します。
K082 『LACHIKU』
人間と竹の共生をテーマに、竹の持つ魅力を生かした空間を作り出した。
波打つような面白い曲線。
中を歩いてみました。
下も竹で出来ているので、ちょっと歩きにくかったです
でも、面白いですね~
地域住民の方々も手伝って、作ったそうですよ。
外から見ると、本当にクネクネ
地域の子供達と一緒に作った、竹のベンチ。
犬の形をしてますね
普通に公園にあっても、楽しそうなベンチです。
次に向かったのは…
K070 『KAMIKOANIプロジェクト』
川西地区の仁田と、秋田県の上小阿仁村を結ぶ交流プロジェクト。
両集落でアート作品を展示するほか、伝統芸能や音楽などのイベントを行ったそうです。
派手な建物の中には…
なんだか玉のようなものが沢山
よく見ると、軍手をまるめて縛ったもの。
上小阿仁村の伝統行事「万灯火」に使う、「だんぼ」と呼ばれるものだそうです。
作者が雪の壁を見て、包み込まれるように、迫り来るように感じた感覚を、
作品に表したものだそうです。
建物の形は、上小阿仁村の作業小屋を強化プラスチックで型を取って作ったものだそうですよ。
さて、次は…
K019 『この大地と空の間』
風や空気に思いをはせる彫刻。
太陽の周りを回っている、地球を表しているのかと思っていましたが…
感じ方は見た人それぞれの解釈で良いのでしょう。
それが、現代美術なのでしょうから
次は、すぐ近くでした。
K037 『里山交響曲/みんなおんなじ地球の子』
地元と世界各地の子供たちと、古代人が描いた生き物を、
信濃川の小石に刻み込み埋め込まれた作品。
カブトムシ
クワガタ
鹿?
他にも色々ありましたよ
これを描いた地元の子供は、自分の作品がず~っと残って良いですね~
さて、少しで移動。
K033 『境界の神話』
囲まれた空間に放たれた、生き物のような遊具を配した作品。
鮮やかな色で楽しそうですが、首が無いのはちょっと気味悪いかな?
住民や行政と何度も話し合って、作家がプランを練って作ったそうです。
さて、一番最初に行った「キナーレ」に、もう一度行ってみます。
ガイドブックをよく見ないで訪れたので、
存在が分からぬままで、写真を撮らなかった作品があったので…
T232 『妻有の映像キロク』
芸術祭出品作や越後妻有の風景を撮影し、複数のモニターで上映する作品。
こちらは、除雪作業の映像と、
「スノーワーカーズ・バレエ2012雪上舞踏会」の模様を上映していました。
こちらは、芸術祭出品作と作家さんたちのインタビューを上映していました。
ゆっくり見ていけば、作家さんの意図や作品の楽しみ方が分かるのでしょうが…
とにかく、実際に色々と見たいという気持ちが先にたってしまって…
次は、ある方のブログで中に入れるという事を知り、
hf-matsu さんに入ってもらって、その写真を撮りたくて再度訪れた作品。
T227 『浮遊』
いや~、撮影が難しかった~
フラッシュを焚けばガラスが光って中がうまく撮れないし、
フラッシュなしではシャッタースピードが遅くなってブレちゃうし…
雑誌の写真みたいに撮りたいと思ったけれど、プロカメラマンみたいには撮れませんでした
T226 『Wellenwanne LFO』
こちらも、前回来た時には電気が止まっていて見れなかった作品。
音楽の振動により、水面にできる波紋を明かりで照らして映し出した作品。
動画で撮ったほうが面白かったかも…
T229 『Rolling Cylinder, 2012』
こちらも前回観ましたが、雑誌のモデルさんみたいに撮ってみたいと思って…
他に観賞されている人たちが大勢いるので、なかなか気に入ったようにポーズをとれない
それに、やはり光が足りず、顔が暗く写っちゃう…
レフ版持って照らす助手が必要になってきますので、それはやはり無理ですね~
素人カメラマンの写真は、これが精一杯ですね
T222 『〇 in □』
円弧に広がる書棚、円形のテーブルと椅子、
天井から約1000個のモビールが吊り下げられた作品。
書棚には、ちょっと懐かしい品々が。
T223 『粟津潔文庫』
グラフィックデザイナーの故・粟津潔氏の蔵書を展示・公開した作品。
実際に手にとって観ることができるそうです。
さて、次はで移動。
T273 『みどりの部屋プロジェクト』
旧市営スキー場のスキーハウス1階には、
いろんな道具のフロッタージュが展示されていました。
「桶の底」とか「大黒柱の木目」とか。
色鉛筆でフロッタージュすると、本物の木のように見えるんですね~
木の表面を剥いで、貼り付けたように見えました。
2階に上がると、一面緑の部屋
住民の方たちが一生懸命フロッタージュした木の葉でいっぱいでした。
この日は少し風があって、窓から吹き込む風を感じながら、
なんだかとっても落ち着く場所でした
観賞に来た人も、フロッタージュの体験が出来るというので、
hf-matsu さんと体験してきました。
No.2 の作品は、どれでしょう?
みなさん色んな塗り方で楽しいですね~
hf-matsu さんは、紅葉の葉っぱを選んで塗りました。
どれかの紅葉が hf-matsu さんの作品です。
ただ、フロッタージュするだけじゃなくて、葉っぱを顔に見せて塗っている人もいて、
子供から大人まで楽しめる体験ですね
またまたで移動。
T212 『(Re-Analemma) ← White hole →』
太陽の光がつくる影の軌跡が、1年かけて「逆8の字」を描く作品。
う~ん、芸術祭期間中に見ることが出来ませんね、逆8の字
ループ自体が8の字みたいですけど…
またもやで移動。
T074 『オンマネ カゼ』
住民の「願い事」を納めたオブジェを配した、舞台の作品。
願い事は毎年祭りの日に花火とともに打ち上げられ、新たな願いが納められるそうです。
T272 『ツマリの「結びかみ」』
神社の境内に張られた紐に、願い事を書いた紙を結びつけた作品。
住民総出で結びつけたそうですよ
すごく沢山
僕らも願い事を書いて、結びつけてきました~
さて、お次もで移動して…
T274 『金色茶屋』
いやいや凄く古い蔵の扉をくぐると…
まさしく金色の空間
振り返って入り口方向を見てみても、金色の空間
いやはや、どこもかしこも金色の空間
これが全て本物の金なら、いったいどのくらいの金額になるのでしょう?
芸術を観る目ではなくなりました…
外は今にも崩れ落ちそうなボロボロな蔵なんですけどね~
現実と非現実、内側と外側の距離をテーマとしている作品のようです。
実際に茶会も開かれたそうですよ
お次もで移動。
T214 『もうひとつの特異点』
放射状に張り巡らされたワイヤー。
写真ではよく分かりませんが、中心部分は人間の形をしています。
特異点とは、宇宙の起源のことを指す言葉だそうです。
ということは、ここにあるのは「もうひとつの宇宙」ということなのでしょうか?
さて、またまたで移動。
作品を示す看板が見えなくて、ちょっと迷いました…
T275 『からむしの部屋 project』
繊維を取るための植物・からむしをテーマにした作品。
からむしで染めた布を下げて、色を楽しむ仕掛け。
しぼり染めなど、いろんな色染めの布が良い味となっていました
部屋の真ん中には水が張ってあり、水に映る布の色も光の具合で違った印象に。
ゆらゆらとゆれる水面もまた良い雰囲気となっています。
からむしの繊維を塗りこんだ壁。
からむしの繊維で作ったランプシェード。
いい感じですよね~?
これが「からむし」
からむしを練りこんだ「うどん」も売っていました。
他にも食材として使えないか、考えているそうです。
この日はここまで。
移動距離が長いので、ガソリンが減るは減るは…
もっと燃費の良い車に買い換えたいところですが、
まだまだ余裕がないので我慢ガマン
さて、大地の芸術祭観賞のプチ旅も残り少なくなってきました。
あとは、16日と最終日の17日。
2日間の様子は、また後日。
ブログを見てくれている方々は、「もう飽きた」と思っていらっしゃるでしょうが…
記録のためにも、もう少しお付き合いくださいませ