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『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その15

2012-09-30 13:39:14 | 出来事

さて、16日の続きです。

 

十日町市土市地区の作品を鑑賞するべく移動。

しかし… どこだ? ん? ここか? 

場所は分かったものの、国道沿いの場所で、駐車場が…

近くの集会場に駐車させてもらって、やっとたどり着きました

 

T276 『はつがの家 - 臨床美術ギャラリー』

 

臨床美術とは、独自のアートプログラムに沿って創作活動を行い、

脳を活性化させる取り組みのことだそうです。

 

これは何? カボチャかな?

 

 

 

こちらは、近所の人たちが描いた絵だそうです。

全く絵を描いたことのない人だと聞きましたが、とても素晴らしい作品だと思います

 

 

 

 

有名な画家が描いたと言われても、納得してしまうような絵に仕上がっていますよね~?

 

 

 

 

こちらは、訪れた人たちが描いたものを展示してありました。

 

 

 

 

スタートは真っ白い紙に紙片が付いているだけのものが、

描く人によって、それぞれ違うイメージに変化してゆく…

 

 

 

 

この、スクラッチ(引っかき)技法のハートが、とても良いな~と思いました。

ボランティアの方がおっしゃるには、

「概して大人の方は、綺麗な色を重ねて塗りますね。

対して子供は、真っ黒に塗りつぶしたりして、最初から綺麗に塗ろうとは考えないようです。」

それを聞いて思ったことは、

大人って他人に見られたことまで考えて描いているのかもしれないな~。

子供は、自分が思ったように楽しんでいるんだな~って。

大人になると、純粋な思いが薄れていくんでしょうね~

 

 

さて、次に向かったのは赤倉地区。

 

T207 『あかくらん』

 

神楽を舞う姿を模して、周辺の地図にもなっているサイン板。

 

 

 

 

集落家庭の屋号をデザイン化して示してあります。

 

 

 

 

現在地を示す「イマココ」人形。

 

 

 

 

集落に住む犬「イチロー」

 

 

 

 

そして「タロー」

 

 

そこから坂道を登ったところにある旧赤倉小学校に向かいます。

 

T271 『もし明日がなかったら』

 

時間・記憶・記念行事をテーマにした作品を展示しているそうです。

 

これは、どこかの夕日。

校舎の中には、ジュディーガーランドの歌が流れていました。

 

 

 

これは、クリスマス行事の写真。

 

 

 

 

こちらは、記念式典の写真。

 

 

 

 

この部屋では、昔の外国の花火大会の写真をスライド上映していました。

 

 

 

 

う~ん、「もし明日がなかったら」というタイトルの意味が…

よく分からない?

 

 

 

 

外国製の素焼き板を敷き詰めた場所。

見終わって考えると、

明日がなかったら昔の思い出に浸るしかないってことを言いたいのかなと感じました。

ここは、あんまり面白くなかったかな… 作者の方、ゴメンナサイ

 

 

 

 

校舎の中にあった、関係者以外立ち入り禁止の札。

「ココダメ」が良いです

 

実は、前回2009年に訪れた時には、この札や「あかくらん」の作者にお会いしました。

受付には、この作者の作ったポストカードが売っていたので、

気に入ったものを数枚買ってきました。

そのうちお店に飾ろうかな~と考えています

 

 

次は、新水地区へ。

 

T139 『かまぼこフェイス』

 

妻有特有のかまぼこ型屋根の倉庫や車庫。

そこに顔を描いた作品。

 

 

 

 

レインボーな歯?

 

 

 

 

左脇に、何かある?

 

 

 

 

上に何かある?

 

いろんな表情があって楽しいです

 

 

次は、山新田地区の旧飛渡第二小学校体育館へ。

 

T265 『大竜宮城』

 

鯛やヒラメが踊っているのでしょうか?

 

 

 

 

中には、子供達が作ったおもちゃが沢山。

真ん中には、盆踊りの時のやぐらが置かれています。

 

 

 

 

徐々に蛍光灯が点いて下に動く、雨の文字。

 

 

 

 

向こうに見える「木」と「土」の文字に見える蛍光灯。

これは、木なのかな?大きなキノコなのかな?

 

 

 

 

大きな「天」の文字の蛍光灯。

手前のカメみたいなテーブルには、スピーカーが沢山置かれていて、

それぞれ色んな人たちの声が聞こえます。

子供達の「将来の夢」を話す声が楽しいです

 

 

次に向かったのは枯木又地区の旧枯木又分校。

 

T266 『キセイ・樹』 

 

校庭の木を取り囲むようにジャングルジムを設置した作品。

実際に遊ぶことができるそうです

 

 

中に入ると。 

 

T269 『Snow Room』 

 

約4000個のガラス容器に雪解け水を収めて、貯水庫とした作品。

光の具合で、外の緑が映り、キラキラと綺麗でした。

 

 

 

 

先ほどのジャングルジムに、お姉さんが登ってる

子供の頃なら登れたけど、今はちょっと恐いかな?

体力も無いし、滑って落ちる可能性が高いような気がして… 

 

 

 

 

奥の教室には、季節の分校の写真が展示してありました。 

 

 

 

 

屋根の雪下ろしをすると、1階部分は雪に埋もれていますね。

そこに机や楽器を置いて撮った写真。

これも芸術ですね 

 

 

 

 

教員の椅子と児童の椅子。

仲良くブランコに乗っていますって感じ。 

 

 

 

 

2階に上がると… 

 

 

 

 

なぜか教室に水が張ってある。 

 

 

 

 

窓が開いているので、風が吹くと水がゆらゆら揺れる。

なんだか落ち着く空間でした。 

 

 

 

2階から下を見ると… 

T268 『大地の記憶』

 

3年前に作った畦。

周りにはクヌギの木が植えられています。

今年は、雪解け水を張ったのだそうです。

次回は、田植えをするのかな?

そんな素人が考え付くようなことはやりませんかね~? 

 

 

 

 

ガイドブックに載っていない作品。

『記憶 - 蘇生』

 

人間が昔から形を変えて使い続けてきたて「鉄」。

「鉄」の中に眠る「記憶」を、

実際に熔かすことによって「鉄」自身とともに蘇らせるプロジェクトだそうです。

 

これは、実際に鉄を熔かした溶鉱炉。 

 

 

さて、次は… 上新田地区へ。 

 

T200 『妻有田中文男文庫』 

T201 『天の光、地の光-Ⅱ』

 

木造民家研究者「田中文男」の、50年前の秋山郷の民家調査を展示してあります。

 

書棚にある本を、LEDによって七色に包む空間の作品。 

 

 

 

綺麗でした

こんな落ち着く書斎が欲しいですね 

 

 

受付のおじさん、僕が2階に上がろうとすると…

「おめさんが上がるなら、おらぁ朝顔に水くれるかな。」って 

 

T135 『安掘雄文記念館』

 

文化・文政の渡り職人の記念館。

これは「門扉カラクリ」

片方の扉を開けると… 

 

 

 

真ん中の扉が閉まって、右奥の扉が開く。

これ、どんな家に使ったんだろう?

相当変わった人じゃないと、採用しないですよね~? 

 

他にもいろんな発明品が展示されていました。

 

さて、次に向かったのは… 

 

T120 『うぶすなの家』

 

およそ90年前に建てられた茅葺きの古民家を、やきものの美術館として再生した作品。 

 

 

 

 

T123 『表面波』

 

もとは仏壇がおかれていた場所が、やきものの作品に。 

 

 

 

 

T254 『古布の祈り』

 

ひな祭りに飾る「つるし飾り」を展示。

子供の長寿や無病息災、繁栄を祈願したもの。 

 

 

 

 

T256 「宗達の出会った空間」

 

 やきもの製の金の屏風ですって。

 

 

 

 

T255 『黒から生まれた、白の茶碗』

 

かつて藁や薪が置かれた部屋に、

「さや」と呼ばれる土製の覆いに入った茶碗がびっしりと置かれた作品。

明かりが入らない部屋で、写真を撮るのが難しかった~ 

 

 

 

 

T122 『かまど』

 

陶製のかまど。

かまどの周りも陶板が敷き詰められている。 

 

ここは凄い人気のようで、駐車場が満杯

写真を撮るのも人が大勢で撮りにくかった~

 

期間中でない時にも観賞できるみたいなので、こんどゆっくりと観に来たいです。

 

 

少し歩いたところに… 

  

T134 『胞衣 - みしゃぐち』

 

古材を組んで、土で固められた空間。

2006には屋根が作られていたそうですが、大雪と地震で崩落したそうです 

 

 

 

 

 

今年新たに改修されて、植物に囲まれた空間に。 

 

 

 

 

ぐるりと回ってみると、迷路のようでした。 

 

 

 

 

 

上から見ると、真ん中の空間が植物の育つ空間になっているようでした。 

 

 

さて、次は…  下条地区へ

 

T113 『OUTLAND 梵寺院 -MOTHER-』

 

1997年に東京から十日町に移り住んだ作者は、

手作りでコテージを建設して、これまでに6棟とバーベキュー棟を完成させたのだとか… 

 

 

 

 

それぞれのコテージは違った形です。 

 

 

 

 

こちらがバーベキュー棟かな?

冬場も泊まれるのかな? 雪が凄い土地ですからね… 

 

 

さて、この日最後に向かったのは、川西地区の大白倉集落。 

 

K083 『畦の花館』 

古民家の2階に、陶の花のオブジェが展示されていました。

 

 

 

 

障子から差し込む柔らかい光に照らされて、

花びらも柔らかく見えます。 

 

 

 

 

本当に陶製とは思えない精巧なつくりでした

 

 

 

 

 

蓮の花かな? 鏡の上に置いてあって、水面に浮かんでいるようにも見えました。 

 

 

 

 

花びらにつかまるカメレオン。

ハエでも来たら、ペロリと舌を出しそうで… 本物そっくり

 

 

この作品も、もう一度観にいきたいな~と思いました。

 

ここの受付にいたお姉さん。

パスポートにスタンプ押してくれなかった…

どこか違うところに押したのかな~?

 

 

さて、あとは最終日を残すのみ。

 

2回に分けて投稿することになると思います。

 

もう飽きた~と思っているでしょうが、

もう少しだけお付き合いくださいませ

 

 


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その14

2012-09-28 14:54:35 | 出来事

9月16日(日) いよいよあと2日で大地の芸術祭も終了。

この日は、No.2 ひとりで観賞に向かいました。

なるべく沢山の作品を観てこようと思い、午前4時10分くらいに出発

夜明けとともに観賞開始しようという作戦でした

 

 

まずは、川西エリアの節黒城跡キャンプ場周辺で、前回観ていなかった作品へ。 

 

K008 『さわれる風景Ⅰ 城主の座』

 

向かいに見える八海山の風景を刻み込んだ作品。

本物の八海山の凹凸を写し取った石に触れると、八海山の稜線に触っているような感覚に。 

 

 

 

 

ちょうど日の出の時間。

オレンジ色の光が眩しい 

 

 

 

 

雲海のような朝霧が、なんだか良い雰囲気 

 

 

太陽が顔を出した瞬間から、もうすでに暑さで汗が… 

 

K012 『詩人の瞑想の道』

 

森の中や水辺に点在する彫刻が散策道を案内する。 

 

 

 

 

散策道の先の広場には、

鴨長明、世阿弥、井原西鶴、良寛、夏目漱石に捧げられた5つの彫刻が。 

 

 

 

 

それぞれ形が違うけれど、どんな意味を込めているのでしょう? 

 

 

 

さて、少し戻ってもう一方の道へ。

 

K013 『庭師の巨人』 

 

散策道に眠れる巨人の体が、ところどころに現れる。

 

 

 

この作品が置かれているところは、急な坂道を登ったり降りたり。 

 

 

 

 

 

そして、細い山道なので、木の枝が張っていたり… 

 

 

 

 

蜘蛛の巣があちこちにあって、蜘蛛の糸が何度顔に絡まったことか… 

 

 

その先にも作品が。 

 

K014 『空と大地の展望台』

 

散策道の終点にある作品。

観ようによっては、制作途中のピラミッドにも見えたりして… 

 

 

 

 

中央には、作家自身の足型と、

世界中の大都市や太陽系惑星までの距離が記されています。

もしかして、作者はUFOと交信するためにこの作品を作った? 

 

 

さて、節黒城跡キャンプ場をあとにして、川西高校前のバス停へ。 

 

K034 『パッセージ』

 

約70人分のベンチが設置されています。 

 

 

 

 

ベンチの1つ1つには、

高校生とのワークショップで生まれた言葉が刻まれているのだそうです。 

 

 

 

 

明日もいい日でありますように。

「芸術祭最終日も、良い天気でありますように」と言っているようでした 

 

 

さて、次の場所は…

本当ならば、最初に行くはずだったのですが。

途中の道路が、災害のために通行止めになっているため、迂回して行ったのです。

いや~遠かったし、途中すごく狭くて対向車が来たらどうしようかと思いました 

 

K084 『祭 「還るところ」』

 

かつて集落の聖地だった高倉神社十二社を「祭」として復活させるプロジェクトだそうです。

神社に向かう道の周りには、住人の若き日を描いた絵が並んでいます。 

 

 

耕運機に乗っている絵。

昔はどこでも見られた光景でしたね。 

 

 

 

 

神社の下には朝取り野菜の販売所が。

銀色に光っておりました

 

ここに着いたのは、ちょうど7時くらいでしたが、

「おはようございます」とあいさつを交わした若いお姉さん。

 

沢山回るために、早起きをして来たのでしょうね。

早足で作品の方へ歩いていきました 

 

 

 

可愛いストラップを付けたデジタル一眼で、 

カシャカシャ撮りまくってました

 

 

 

 

あちこちに設置された絵は、最初写真なのかと思っていたのですが、

近くでよ~く見たら、細かく描かれた絵でした。

これだけ大きな絵を、どこで描いたんだろう? 

 

 

 

 

神社の境内には大きな赤いボンボリ。 

 

 

 

 

お社は銀色に光っています 

 

 

 

 

おみくじ屋台も銀色です 

 

 

 

 

狛犬さえもピカピカの銀色。

この作品は、色んな角度から写真が撮れるし、

また、いろんなアングルで撮りたくなる面白い作品でした。

 

このまま保存してほしいな~ 

 

 

 

お次は十日町エリアに移動。 

 

T020 『小さな家 -聞き忘れのないように-』 

 

対岸にある一本の木を眺めるための場所。

 

 

 

 

作家は手前に見える木を気に入り、

訪れる人々にその存在に気付いてもらえるよう、地下室を作ったそうです。

 

 

 

 

 

T021 『石の魚たち』

 

神明水辺公園の広場に、泳ぎ回っているかのように石の魚たちが配置されている。 

 

 

 

 

水面に顔をだした魚のように見えませんか?

 

 

 

 

餌を見つけて近づいていくように見える 

 

 

 

すぐ近くには… 

 

T112 『バタフライパビリオン』

 

能や狂言の舞台にもなる「東屋」

蝶の翅や万華鏡をイメージした反射素材の屋根が、

風景や舞台上の演者を美しく映し出すのでしょう。

 

 

 

 

冬の間は、屋根をたたむことが出来るそうです。

自分の姿を映した屋根を撮ろうかと思い近づいてみたものの、

どう撮って良いやら分からず、断念しました 

 

 

ここからさらに移動して… 

 

T186 『戦後のラブレター(イフガオの棚田から新潟の棚田へ、愛をこめて)』

 

こんな人形が出迎えてくれました 

 

 

 

 

フィリピンのイフガオにある棚田から、下条の棚田に小屋を移築。

イフガオから大勢の人々が来日し、ふんどし姿で制作したそうです。 

 

 

 

 

フィリピンだから、雪は降らないのでしょうが…

高床なところは、妻有の住宅と似ていますかね?

 

 

 

 

 

小屋の中を見ると、藁?で出来たような人形がたくさん。

フィリピンの生活を表しているのでしょうか?

 

 

 

さて、次は中条地区へ。

 

T270 『Kakashi(案山子)』

 

冬はスキー場になる場所に、巨大な幾何学模様が。 

近所で作業をしていたおじさんが、

「おめさん、もうちょっと上に行ってみなせ~。上から見ると違って見えるすけ。」

そう言われて撮った写真です

上がキラキラ輝いて、綺麗でした。

 

 

 

 

 

除雪作業のために道路の境を示すポールに、

農作業用の鳥追いテープを付けてつくられたもの。 

 

 

 

 

 

下から見ても、キラキラと見えましたよ

 

 

 

 

 

作家が作った当時は、下の広場から見ると良かったそうですが、

季節が夏から秋に変わり、太陽の通り道も変わったので、

今は上から見た方が良いということでした。

近所のおじさん、きっとみんなに説明しているんだろうな~

若い人もいっぱい来るから、楽しいと思いますよね。 

 

 

 

さて、次は土市地区へ。 

 

T277 『風の音』

 

集落の人たちと作った風鈴。

広場に上がる坂道の途中から、きれいな音が聞こえました。 

 

 

 

 

たくさん吊り下げられていました。 

 

 

 

 

風が吹くたび、チリリン チリリンと、綺麗な音を響かせます

 

 

 

 

 

風の通り道も一方からだけではないので、色んな方向から澄んだ音が聞こえて、

とっても癒される空間でした 

 

 

 

同じ広場の中には…

 

T075 『土の音』

 

粘土製の楽器。

子供達がデザインしたのでしょう、可愛いイラストの描かれたものもありました。 

 

 

 

 

叩いてみると、意外と金属的な音だったり、ポコポコ太鼓のような音だったり、

それぞれ違った音がしました。 

 

 

さて、お次は…南雲地区へ。 

 

T278 『おもちゃの実』

 

シェルターの中でカボチャを栽培。

小さな飾りカボチャを型に入れ、動物やロボットなどの形になるように育てたそうですよ 

 

 

 

 

ほら、クマちゃんカボチャ 

 

 

 

 

こっちにも~ 

 

 

 

 

こんな型に入れて育てたんですね

観に来た子供達は、「こっちにもある~、あっちにもある~」

とても楽しそうでした 

 

 

さて、次に向かったのは鍬柄沢地区。 

 

T076 『モミガラパーク』

 

地元のもみ殻を素材にした作品。 

 

 

 

 

アクリル?プラスチック?の中に、もみ殻を入れて積み上げたトンネル。

 

 

 

 

 

こちらの壁には… 

 

 

 

 

たぶん「クロスカントリー競技」のメダルが入っている。 

 

 

 

 

こちらには、懐中時計が。

集落の人の思い出なのかもしれませんね。 

 

 

 

 

T154 『マッドメン』

 

住民をかたどった人型で、 床・壁・天井を構成した東屋。

 

 

 

 

ひとつひとつ見ていると、みんなが手を繋いでいるのが分かります。

住民の絆を表しているのでしょうか? 

 

 

 

 

こちらから見ると、地下に埋まった人が上の人を支えているように見えます。

集落の人たちのつながりが、歴史を作るという事を表現しているのかな? 

 

 

次に向かったのは、少し上がった場所。 

 

T279 『はさベッド』

 

休耕田に、はさ掛けで作ったベッドを設置。 

 

 

 

 

周りには蕎麦の花が咲いていました。 

 

 

 

 

涼しい時期なら、昼寝も良いかも。

しかし、この日は暑くて昼寝は無理

早々に退散です。 

 

 

 

次に向かったのは当間高原リゾートベルナティオ近くの珠川地区。

 

T155 『再構築』

 

何千枚もの丸い鏡で覆われた家。

ひとつひとつ形の違う鏡は、作家が手作業で削りだしたものだそうです。

 

 

 

 

 

ここは大人気の作品で、この時も20人近い人が来ていました。

 

 

 

 

 

外から内側を見ると、外の風景が少し映っていて、

風が吹くと鏡が揺れてキラキラと輝きます 

 

 

 

 

大きさも角度も違っているので、映し出すものも少しずつ違う。

 

 

 

 

 

友達同士で撮影しあっている人たちもいるし…

 

 

 

 

1人で鏡に映ったものを撮影する人も。 

 

 

 

 

私も自分が映った外壁を撮影。

う~ん、面白くない

やっぱり撮るのは綺麗なお姉さんでないと… 

 

 

 

 

内側から外側を撮ってみる。

草木の緑と、秋晴れの青空が映し出され、清々しい写真になりました

綺麗なお姉さんが2人も映っているから、ただ単に気に入っただけという噂も… 

 

 

 

 

鏡に映った鏡の壁を撮ってみる。

う~ん、どう撮ったら面白く撮れるのか… 分かりません

 

今日はここまで。

続きはまた後日。

 

もう終了しているのにも関わらず、いつになったら投稿が終わるのか…

たぶん、あと3回ほどですのでご容赦くださいませ 

 


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その13

2012-09-26 08:00:00 | 出来事

9月10日(月)

hf-matsu さんと『大地の芸術祭』観賞に 

 

今回は、川西エリアと十日町エリアを目指します。 

 

K082 『LACHIKU』

 

人間と竹の共生をテーマに、竹の持つ魅力を生かした空間を作り出した。 

 

 

 

波打つような面白い曲線。 

中を歩いてみました。 

 

 

 

下も竹で出来ているので、ちょっと歩きにくかったです

でも、面白いですね~

地域住民の方々も手伝って、作ったそうですよ。 

 

 

 

 

外から見ると、本当にクネクネ 

 

 

 

 

 

地域の子供達と一緒に作った、竹のベンチ。

犬の形をしてますね

普通に公園にあっても、楽しそうなベンチです。 

 

 

次に向かったのは… 

 

K070 『KAMIKOANIプロジェクト』

 

川西地区の仁田と、秋田県の上小阿仁村を結ぶ交流プロジェクト。

両集落でアート作品を展示するほか、伝統芸能や音楽などのイベントを行ったそうです。 

 

 

 

派手な建物の中には…

なんだか玉のようなものが沢山 

 

 

 

 

よく見ると、軍手をまるめて縛ったもの。

上小阿仁村の伝統行事「万灯火」に使う、「だんぼ」と呼ばれるものだそうです。

 

作者が雪の壁を見て、包み込まれるように、迫り来るように感じた感覚を、

作品に表したものだそうです。 

 

 

 

 

建物の形は、上小阿仁村の作業小屋を強化プラスチックで型を取って作ったものだそうですよ。

 

 

 

さて、次は… 

 

K019 『この大地と空の間』 

 

風や空気に思いをはせる彫刻。

 

 

 

太陽の周りを回っている、地球を表しているのかと思っていましたが…

感じ方は見た人それぞれの解釈で良いのでしょう。

それが、現代美術なのでしょうから 

 

 

次は、すぐ近くでした。 

 

K037 『里山交響曲/みんなおんなじ地球の子』 

 

地元と世界各地の子供たちと、古代人が描いた生き物を、

信濃川の小石に刻み込み埋め込まれた作品。

 

 

 

 

カブトムシ 

 

 

 

 

クワガタ 

 

 

 

 

鹿?

他にも色々ありましたよ

これを描いた地元の子供は、自分の作品がず~っと残って良いですね~ 

 

 

さて、少しで移動。 

 

K033 『境界の神話』

 

囲まれた空間に放たれた、生き物のような遊具を配した作品。 

 

 

 

鮮やかな色で楽しそうですが、首が無いのはちょっと気味悪いかな?

住民や行政と何度も話し合って、作家がプランを練って作ったそうです。 

 

 

さて、一番最初に行った「キナーレ」に、もう一度行ってみます。

ガイドブックをよく見ないで訪れたので、

存在が分からぬままで、写真を撮らなかった作品があったので… 

 

T232 『妻有の映像キロク』

 

芸術祭出品作や越後妻有の風景を撮影し、複数のモニターで上映する作品。

こちらは、除雪作業の映像と、

「スノーワーカーズ・バレエ2012雪上舞踏会」の模様を上映していました。 

 

 

 

こちらは、芸術祭出品作と作家さんたちのインタビューを上映していました。

 

ゆっくり見ていけば、作家さんの意図や作品の楽しみ方が分かるのでしょうが…

とにかく、実際に色々と見たいという気持ちが先にたってしまって… 

 

 

 

次は、ある方のブログで中に入れるという事を知り、

hf-matsu さんに入ってもらって、その写真を撮りたくて再度訪れた作品。 

 

T227 『浮遊』

 

いや~、撮影が難しかった~

フラッシュを焚けばガラスが光って中がうまく撮れないし、

フラッシュなしではシャッタースピードが遅くなってブレちゃうし… 

 

 

 

雑誌の写真みたいに撮りたいと思ったけれど、プロカメラマンみたいには撮れませんでした

 

 

 

 

 

T226 『Wellenwanne LFO』

 

こちらも、前回来た時には電気が止まっていて見れなかった作品。

音楽の振動により、水面にできる波紋を明かりで照らして映し出した作品。

動画で撮ったほうが面白かったかも… 

 

 

 

 

T229 『Rolling Cylinder, 2012』

 

こちらも前回観ましたが、雑誌のモデルさんみたいに撮ってみたいと思って… 

 

 

 

 

他に観賞されている人たちが大勢いるので、なかなか気に入ったようにポーズをとれない

それに、やはり光が足りず、顔が暗く写っちゃう…

レフ版持って照らす助手が必要になってきますので、それはやはり無理ですね~

素人カメラマンの写真は、これが精一杯ですね

 

 

 

 

T222 『〇 in 』 

 

円弧に広がる書棚、円形のテーブルと椅子、

天井から約1000個のモビールが吊り下げられた作品。

 

 

 

 

書棚には、ちょっと懐かしい品々が。 

 

 

 

 

T223 『粟津潔文庫』

 

グラフィックデザイナーの故・粟津潔氏の蔵書を展示・公開した作品。

実際に手にとって観ることができるそうです。 

 

 

さて、次はで移動。 

 

T273 『みどりの部屋プロジェクト』

 

旧市営スキー場のスキーハウス1階には、

いろんな道具のフロッタージュが展示されていました。

 

 

 

 

「桶の底」とか「大黒柱の木目」とか。

色鉛筆でフロッタージュすると、本物の木のように見えるんですね~

木の表面を剥いで、貼り付けたように見えました。 

 

 

 

 

2階に上がると、一面緑の部屋

住民の方たちが一生懸命フロッタージュした木の葉でいっぱいでした。 

 

 

 

 

この日は少し風があって、窓から吹き込む風を感じながら、

なんだかとっても落ち着く場所でした 

 

 

観賞に来た人も、フロッタージュの体験が出来るというので、

hf-matsu さんと体験してきました。 

 

No.2 の作品は、どれでしょう?

みなさん色んな塗り方で楽しいですね~ 

 

 

 

 

hf-matsu さんは、紅葉の葉っぱを選んで塗りました。 

 

 

 

 

どれかの紅葉が hf-matsu さんの作品です。

ただ、フロッタージュするだけじゃなくて、葉っぱを顔に見せて塗っている人もいて、

子供から大人まで楽しめる体験ですね 

 

 

またまたで移動。 

 

T212 『(Re-Analemma) ← White hole →』 

 

太陽の光がつくる影の軌跡が、1年かけて「逆8の字」を描く作品。

う~ん、芸術祭期間中に見ることが出来ませんね、逆8の字

 

 

 

 

ループ自体が8の字みたいですけど… 

 

 

またもやで移動。 

 

T074 『オンマネ カゼ』 

 

住民の「願い事」を納めたオブジェを配した、舞台の作品。

願い事は毎年祭りの日に花火とともに打ち上げられ、新たな願いが納められるそうです。 

 

 

 

T272 『ツマリの「結びかみ」』 

 

神社の境内に張られた紐に、願い事を書いた紙を結びつけた作品。

 

 

 

 

住民総出で結びつけたそうですよ

すごく沢山

 

 

 

 

僕らも願い事を書いて、結びつけてきました~ 

 

 

さて、お次もで移動して… 

 

T274 『金色茶屋』

 

いやいや凄く古い蔵の扉をくぐると… 

 

 

 

 

まさしく金色の空間

 

 

 

 

 

振り返って入り口方向を見てみても、金色の空間

 

 

 

 

 

いやはや、どこもかしこも金色の空間 

 

 

 

 

これが全て本物の金なら、いったいどのくらいの金額になるのでしょう?

芸術を観る目ではなくなりました… 

 

 

 

 

外は今にも崩れ落ちそうなボロボロな蔵なんですけどね~

現実と非現実、内側と外側の距離をテーマとしている作品のようです。

実際に茶会も開かれたそうですよ 

 

 

お次もで移動。 

 

T214 『もうひとつの特異点』

 

放射状に張り巡らされたワイヤー。 

 

 

 

 

写真ではよく分かりませんが、中心部分は人間の形をしています。

 

 

 

 

 

特異点とは、宇宙の起源のことを指す言葉だそうです。

ということは、ここにあるのは「もうひとつの宇宙」ということなのでしょうか? 

 

 

 

さて、またまたで移動。

作品を示す看板が見えなくて、ちょっと迷いました… 

T275 『からむしの部屋 project』 

繊維を取るための植物・からむしをテーマにした作品。

 

 

 

 

からむしで染めた布を下げて、色を楽しむ仕掛け。

 

 

 

 

 

しぼり染めなど、いろんな色染めの布が良い味となっていました

 

 

 

 

 

部屋の真ん中には水が張ってあり、水に映る布の色も光の具合で違った印象に。 

 

 

 

 

ゆらゆらとゆれる水面もまた良い雰囲気となっています。 

 

 

 

 

からむしの繊維を塗りこんだ壁。

 

 

 

 

 

からむしの繊維で作ったランプシェード。

いい感じですよね~? 

 

 

 

 

これが「からむし」

からむしを練りこんだ「うどん」も売っていました。

他にも食材として使えないか、考えているそうです。

 

この日はここまで。

移動距離が長いので、ガソリンが減るは減るは…

 

もっと燃費の良い車に買い換えたいところですが、

まだまだ余裕がないので我慢ガマン

 

さて、大地の芸術祭観賞のプチ旅も残り少なくなってきました。

あとは、16日と最終日の17日。

 

2日間の様子は、また後日。

 

ブログを見てくれている方々は、「もう飽きた」と思っていらっしゃるでしょうが…

記録のためにも、もう少しお付き合いくださいませ

 


出中 吹奏楽部 定期演奏会のお知らせ

2012-09-21 08:00:00 | 出来事

先日、出中の吹奏楽部の生徒さんたちが、定期演奏会のポスターを持ってきて

「これをお店に貼ってください!」 と言って、置いて行きました

 

 

 

毎年この時期にする、定期演奏会。

残念ながら、私はいまだに行ったことがないのですが

なかなかすばらしい演奏だそうですよ

どうぞ、みなさま。

日頃のせわしさを忘れて、たまには音楽鑑賞におでかけください

 

    出雲崎中学校吹奏楽部 『第14回定期演奏会』

 

 日時  平成24年 9月23日

 

 会場  出雲崎中学校 体育館

 

 主な演奏曲目  チェスフォード・ポートレート

            パイレーツ・オブ・カリビアン

            大会曲 歌劇 「サムソンとデリラ」 より バッカナール

            風が吹いている

                      WITH YOU

                      SING SING SING ・・・他

 その他  入場無料 

       生徒玄関からお入りください

 

お待ちしてます

 


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その12

2012-09-15 08:50:00 | 出来事

9月4日の続きです。

 

『農舞台』の隣にある施設も作品ナンバーが付いていますので、観賞せねば

 

D247 『まつだい郷土資料館 - 農と暮らしのミュージアム - 』

 

140年ほど前の農家を移築した施設でした。

雪国の生活道具や、藁細工などを展示してありました。

 

 

 

 

さすが雪国の農家。

ものすごく太い梁ですね~

神棚も大きい

 

 

 

 

立派な襖絵です。

有名な画家の絵だったりして。

 

 

さて、再度『農舞台』に入ってみました。

 

D055 『カフェ・ルフレ』

 

前回来た時は、お客さんが沢山で写真を撮れなかったので、

今回はオープン前にスタッフの方にお願いして撮らせてもらいました。

 

 

 

 

全体がブルーで統一されたレストラン。

棚田が一望できます。

 

 

 

 

D058 『関係 - 黒板の教室』

 

前回も見ましたが、面白いので再度観賞。

総合学習で観賞に来ていた、小学生たちが大勢いました

 

 

 

 

棚に置いてある地球儀に何かを書いて、大笑いしているお姉さんたち。

どうも中国から来た人たちのようです。

大地の芸術祭も国際色豊かになってきましたね~

 

 

 

 

「NO★BUTAI」  ふむふむ、農舞台のことか~

 

 

 

 

 

「TORIENNARE」   あ~、トリエンナーレね

 

誰が書いたかわからないけれど、なかなか上手いもんですね~

 

 

 

 

受付前には、「かまぼこ倉庫かぶれます」のポスターが貼ってありました。

さすがに1人でかぶる勇気はありませんでした

 

 

 

 

 

D277 『火の玉発動機的世界』

 

ちょくちょくお邪魔するブログをやっている方が撮った写真を見て、

「なるほど、こうやって撮ると面白く見えるのか~」と関心し、

真似して撮ってみました

 

勝手に真似してごめんなさい

 

 

 

 

 

寝転んで撮らないと、撮れないカメラなのですが…

さすがに恥ずかしいので、カメラだけを床に近いところまで下げて、

勘を頼りにシャッターを押して撮りました。

 

 

 

 

気に入ったように撮れたのは、ほんの数枚だけ

いやはや、大変難しいもんです。

 

 

 

 

でも、これなんか、

空母から飛び立つ瞬間を撮ったように見えませんか?

本日のベストショットでした

 

 

 

前回とは違う階段を下りると、そこにも作品が。

 

D231 『夜の獣』

 

狼? それとも、シベリアンハスキーみたいな犬?

一見、怖そうな感じですが、よく見ると可愛い目をしていますね 

 

 

 

 

存在感のある彫刻です。

毛の流れまで、よく作られていますね。 

 

 

 

 

 

D224 『カサネテキタモノ』 

 

赤と黄色の耳を持つウサギ。

前脚が無い?

噂話が大好きな人は、耳だけが発達して、こうなるかも… 

 

 

 

 

D185 『サウンド・パーク』

 

松代城山にある作品のブランコ版。

鈴が付いているので、揺らすと音が鳴ります 

 

 

 

さて、かまぼこアートセンターに行ってみると… 

 

D220 『かまぼこムーブセンター』の作家さんが、「時間ありますか?」と聞くので、

「はい、休日なので時間はいくらでも」と答えると、「じゃあ」

 

こんな屏風を持ち出してきて。

 

「この屏風に好きな言葉や絵を描いてください。

 その間に、貴方のデザインした文字や絵をスタンプにします。

 スタンプを屏風に押してもらい私はそれを頂き、スタンプは貴方に差し上げます。」 

 

そういう事だそうで…

しかし、いきなり好きな文字や絵を描いてと言われても…

 

とりあえず、LOVE出雲崎って書きました

スタンプのデザインはというと…

 

名前の文字をアレンジしてみました。

 

 

作家さんと屏風。

「書いた文字と顔写真を撮らせてもらっていいですか?」と言われたので、快諾。

「変わりに、作家さんと屏風を撮らせてもらって、ブログに載せても良いですか?」

と聞いたら了承していただいたので、こちらに掲載しま~す

作家の「小池芽英子さん」です。

 

翌日には十日町市松代をあとにすると、話していらっしゃいました。 

 

 

さて、次は…

7月30日に土砂降りの雨になって観られなかった、

関根哲男先生の作品を全制覇してきますか 

 

こちらは、2009年に登場した「赤ふん大将」

 

 

 

 

 

こちらは2006年に作られた「赤ふん少年」たち。

2009年にはバーナーで焼かれて黒かったのですが、

雨風にさらされて白い肌になっちゃいましたね 

 

 

さて、今年の作品たちは… 

 

D252 『赤ふん集合』

 

まずは「踊る埴輪」  

 

 

 

 

「孫悟空」 

 

 

 

 

 「河童」

 

 

 

 

「坂本竜馬」

どれも、赤ふんを付けています。

どうして「赤ふん」なんだろう? 

ぜひ先生を中学の同級会に招いて、聞いてみたいな~ 

 

集落全体に設置されているので、全部周って観るのに30分も掛かりましたよ…

すごく暑かった~

 

 

D099 『創作の庭』

 

どこにあるのか、ずっと解らなかったのですが…

交差点にありました 

 

 

 

 

車に乗っていると、なかなか解りにくいかもしれません。

いろんな花が咲く時期には、綺麗だと思います。 

 

で、写真を撮り終え車に戻ろうとした時、後ろを振り返ると真っ黒な雲

 

車に乗った瞬間、ものすごい土砂降りに

こりゃあ、午後からは観賞できないかな~?

 

とりあえず、様子を見ながら昼食タイム。

 

「カツ丼」を食べながら外を見ているけれど、全然止みそうにない

 

駅前の作品を写真に収めて、また考えよう。 

 

D022 『ジャントゥン・ピサン(バナナの華) - 木のこころ人のこころ』

 

熱帯農耕文化圏の「バナナの葉のしたでは全ての人は平等」

を合言葉にしたプロジェクト。

 

バナナの葉を構成するガラスピースには、地元小学生の夢が託されているそうです。

 

これが作られたのは2000年。

その時に夢を描いた小学生も大人になっているでしょうね~

夢は叶ったのかな? 

 

 

さて、そうこうしているうちに雨も小降りに。

とりあえず、屋内の作品ならば観れるだろうということで、星峠に移動。 

 

D143 『脱皮する家』

 

日大芸術学部・彫刻コースの学生たちが、

柱・床・ちゃぶ台・天井などなど、ひたすら彫刻刀で彫った作品。 

 

 

いやはや、本当に何から何まで彫ってあるんです

 

 

 

 

床は円を描いて彫ってある。 

 

 

 

 

白壁までも、彫りこんであるし… 

 

 

 

 

土間は彫ってなかったけど、椅子までも。 

 

 

 

 

いったい何日掛かったのでしょう? 

 

 

 

 

天井の板を彫るのには、どんな格好で彫ったのか…

首が痛くなったでしょうね~ 

 

 

 

 

単純に彫ったところもあるけれど、この柱なんかは何重にも彫ってありました。 

 

 

 

 

いや~、凄いです。

他にも何人もの人が観ていたけれど、「すごいね~」という言葉しか聞こえません 

 

 

お隣には… 

 

D215 『コロッケハウス』

 

「脱皮する家」とは対照的に、空き家に金属を吹き付けて「包む」ことをテーマにした作品。

 

 

 

 

 

衣をまとったコロッケのようだということから、

「コロッケハウス」というタイトルになったそうです。 

 

 

 

 

何から何まで銀色の家。 

 

 

 

 

外の緑が、とても綺麗に見えました。 

 

 

その奥には… 

 

D271 『やまのうえした』 

 

 

 

 

この建物は、1階がショップになっていて、

2階が集落の人たちとの交流の記録を展示するスペースになっていました。 

 

 

 

 

今回のテーマは「祭りのステージ」となる作品を設置する。

と、ガイドブックに書いてあります。 

 

 

 

 

たぶん、「コロッケハウス」の後ろに設置してある「鉄板のステージ」が、

祭りのステージになったのではないかと想像します。 

 

 

 

 

さて、車に戻って次の作品へ移動しようと思ったとき、

なんだか面白い軽トラを発見

 

自転車を積んでいるのかと思いきや、

自転車には車輪が無い。

 

近づいてよく見ると、チェーンが軽トラの車輪に繋がっている… 

 

 

 

 

エンジンの代わりに、人力で動かす自動車のようです。

サドルの数を見ると6つ。

6人でペダルをこいで、 1人がハンドル操作をするのでしょう

動いているところを見てみたい

 

 

近くにあるはずの作品。

車に乗って移動したら解らなくなり…

もとの場所へ戻ってきたら、な~んだすぐそばにありました 

 

D153 『私たちはそれを、ありありと憶い浮かべることができる』

 

「思い浮かべる」ではなく「憶い浮かべる」と書くのは、どういうことなのか?

 

 

 

 

2階が作品でした。

障子戸の障子が、シルクを思わせるような生地になっています。 

 

 

 

 

なにやら模様が描かれています。

なんか、沢山の人に見られているような感覚になります… 

 

 

 

 

D217 『庭が生まれるところ… そして』

 

自然と暮らしの接点として「庭」を作品としたのだそうです。 

 

 

 

 

絶えず通って、手入れをしているそうです。

人の手が入ることによって、調和のとれた自然が作られるということでしょうか? 

 

 

 

しばらく移動して、木和田原集落へ。

 

D270 『Past light』

 

三角屋根の建物の中には… 

 

 

 

 

天体望遠鏡が設置されています。

 

中を覗くと、農作業をする夫婦?が見えます。

う~ん、どういう事? 

 

 

 

さらに移動して、儀明集落へ。

 

D105 『儀明劇場 - 倉』

 

2003年の作品。

地域との協働で、芸能などの公演などの活動が続けられているそうです。 

 

 

 

 

下から見ても、なかなか迫力があります 

 

 

 

 

D269 『儀明劇場 - 花として「1と1000の器」』

 

今回の芸術祭終了後、取り壊されることになったそうです

このことを、未来へのスタートととらえ、花のオブジェを展示したのだとか。  

 

 

 

これも迫力ある作品ですね

 

 

 

 

 

赤い花道がすごく印象に残ります。

 

 

 

 

 

花道の先から、家を見てみる。

高所恐怖症の No.2 、ここまで行くのにも足が震えてます

 

 

 

 

 

中の階段を上がると…

器のようなものが散りばめられて

 

 

 

 

 

もう一方の階段を上がると…

こちらにも器のようなものが…

そして、緑色のものも 

 

 

 

 

その奥には、間接照明の壁が。

何だかフォトスタンドにも見える

 

 

 

 

 

明かりと、明かりに照らされた写真や物が、良い雰囲気

 

この作品が取り壊されるのは…   勿体ないような気がします

 

 

さて次の場所へ移動します。 

 

D104 『ぶなが池植物公園「マザーツリー空中庭園」』

 

階段を登った、地上5メートルの空中に植樹された「山ぼうし」と「ブナ」の木。

 

 

 

 

 

この地域に自生する植物からなる公園の作品。

 

夕方になっていたので、観賞にくる人も少ないのでしょう、

草刈り器で整備する人がいまして…

でも、写真を撮っている僕に気を使ってくれて、

カメラを向ける方向に行かないようにしてくれました

 

仕事の邪魔をして、申し訳ありませんでした

 

ここを観て、帰路につきました。

 

今週の月曜日10日に続きますが、 それはまた後日


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その11

2012-09-13 11:23:49 | 出来事

9月4日(火) 連休2日目。

前日よりも早く、午前5時30分に家を出て、松代エリアを目指します。

まつだい『農舞台』には、午前7時前に到着

涼しいうちに、松代城山の作品を観ておこうと思ったもので

本日も No.2 ひとりで観賞です

 

 

D061 『花咲ける妻有』

 

農舞台のすぐそばにある作品。

作家が「私のお気に入りナンバーワン」と語る巨大な花のオブジェ。

 

 

 

 

松代駅に降り立つと、すぐ目の前で迎えてくれます

 

 

 

 

D054 『まつだい住民博物館』

 

松代駅と農舞台を結ぶ通路に並ぶ1470本の細い板には、

松代全世帯の「屋号」が記され、家主が選んだ「冬の色」で塗装されているそうです。

 

 

 

 

ところどころにあるスピーカーからは、

「寄っていきませんか?」という意味の方言「寄っていがんかの?」

などのおしゃべりが聞こえます。

 

 

 

 

D113 『地球と遊ぶジャイロ』

 

前回は、写真左奥に写っているものがこの作品だと思っていましたが…

こちらが正しい作品のようです

 

奥の作品は、

前回2009年に開催された時の「里山アート遊園地」の中の作品のひとつみたいです…

 

 

さて、いよいよ松代城山の作品へ。

前日は風があったので意外と涼しかったのですが、この日は全く風が無く、

この時点で汗びっしょりでした。

涼しいうちに観るつもりだったのに…

 

D002 『砦61』

 

人の形をした黒い木が、群れをなすように立っています。

 

 

 

 

人の生死や歴史を内包しているイメージとか。

 

 

 

 

D185 『サウンド・パーク』

 

聴覚を研ぎ澄ますアート作品。 楽器一体型遊具となっています。

ロープにつかまってワイヤーをすべるように動くと、

ロープの下にある玉が木琴のような板を叩き音が出る仕掛け

 

 

 

 

 

D184 『リバース・シティ』

 

膨大な鉛筆と木をぶら下げた、巨大な作品。

 

 

 

 

鉛筆には、それぞれ国名が記されています。

 

 

 

 

真下にくると、すごい迫力です

なんだか落ちてきそうで恐い

 

 

 

 

D003 『〇△囗の塔と赤とんぼ』

 

高さ14メートル、はばたく赤とんぼの彫刻。

背景が青空だと、赤とんぼが映えるのですが…

この時は、イマイチ曇っていて

 

 

 

 

D004 『水のプール』

 

棚田の存続に不可欠な要素である「水」を意識した作品だそうです。

実は、水琴窟なんですって

周りのセミの声が大きくて、全く聞こえませんでした… 

 

 

 

 

わずかに滴り落ちる水滴が、透き通った音を奏でるらしいのですが… 

 

 

 

 

D006 『かかしプロジェクト』

 

棚田に立ち並ぶ赤いかかし。

棚田で働く人や、その家族がモデルなのだそうです。 

 

 

 

両手を広げたかかしは、何をしているところだったのでしょうね? 

 

 

 

 

 

「よう毎日あっちぇ~の~」と言っているようですね

 

 

 

 

 

D005 『関係 - 大地・北斗七星』

 

鉄板には北斗七星の形に空けられた穴が。

穴からは、植物が生えています。

大地と北斗七星の関係ですか… 

 

 

 

 

D008 『希望という種子(シュジ)』 

 

宮沢賢治の詩を刻んだ陶板の作品。

 

 

 

 

なんだか汚れてしまって、読めないところも…

 

 

 

 

 

D007 『夏の三日月』

 

三日月型の切り込みがあり、弦の部分に沿って歩くことができる。

 

 

 

 

 

すぐそばに木が生えていて、 全体像が撮れません

それも、大地を感じる芸術祭の意図かな~?

 

 

 

 

D009 『今を楽しめ』

 

赤い屋根の東屋には、6つの冷蔵庫が設置してあります。 

 

 

 

 

中には雪だるまが。 

 

 

 

 

曇って良く見えないですけど… 

 

 

 

 

D010 『観測所』

 

上下に伸びた伝音管は、片耳に田んぼの音、もう片耳に空の音を伝える仕組み。

静かに耳を澄ますと… セミの声しかきこえませんでした 

 

 

 

 

D011 『平和の庭』

 

小さな池辺に散在する、若芽や蕾を思わせるオブジェ。 

 

 

 

 

インドの柔らかい大理石で作られた、蓮の花だそうです。

 

 

 

 

 

D062 『円 - 縁』

 

地域の素材と木工に関わる人々のつながりをつくる試みだそうです。

大木を6分割し、それぞれ宙・風・火・水・土・木をテーマにデザインされているようです。

ここには5つ。 もう1つは農舞台にあります。 

 

 

 

 

左の顔には葉っぱが。

きっと、これは「木」のテーマなんでしょうね

 

 

 

 

 

D272 『世界かかしコンクール』

 

毎回楽しいかかしが登場。

今回は… 

 

 

 

 

ちびまるこちゃん。 

 

 

 

 

イモト? ですよね? 

 

 

 

 

ちょっといびつな感じもあるけど、ムーミン。

他にも沢山ありました。 

公式ガイドブックには、地図上にナンバーの記載はあるけど、作品紹介が無かった

記載ミスかな~? 

 

 

 

D069 『WDスパイラル・パートⅢ マジックシアター』

 

3つの円筒状の建物。 

 

 

 

 

中に入ると、宇宙船に乗ったような感覚になります。 

右上には操縦席がありそうな雰囲気 

 

 

 

 

エアーシャワーで宇宙のゴミを取り去る部屋のよう

 

 

 

 

 

どこかの星に着陸しました。みたいな

 

 

 

 

 

D068 『フィヒテ(唐檜)』

 

森の中の小さな図書館。 

 

 

 

 

本棚には、ドイツの文学書や童話などの書籍が収められています。

ゆったりと読書するには…   まだ暑すぎます 

 

 

 

 

 

D016 『木』

 

木の形をくり抜いた銅板の作品。

自然の豊かさを示しているのだそうです。 

 

 

 

 

D070 『まつだいスモールタワー』

 

3階建ての展望台。

 

 

 

 

 

上にあがると、町の中心部が見渡せます。

この時は朝露がついていて、狭い階段が滑って恐かった

 

 

 

 

 

D067 『融(とおる)』

 

石とモザイクによるレリーフ。

 

 

 

 

地球の起源や人間の太古の記憶を表現したのだとか。

 

 

 

 

 

D066 『米の家』

 

田んぼの中に四角い枠が。 

 

 

 

 

アンテナのようなものが付いていて、通信設備のようにも見えたりして

 

 

 

 

 

対面式に椅子が設置されていて、もしかしたらテレパシー訓練施設なのか?

そんなわけないか 

 

 

 

 

まだ、稲は青いですね。 

稲刈りには、もうちょっと掛かるかな?

 

 

 

松代城山から下りて、ふもとの作品を。

汗びっしょりなので、着替えました。 

 

D015 『西洋料理店 山猫軒』

 

8枚の扉が設置された作品。 

 

 

 

 

宮沢賢治の「注文の多い料理店」を具現化したのだそうです。 

 

 

 

 

こんなに注文が多い店って…

客を選ぶ「ファンデ」みたい? 

 

 

 

 

D186 『スペース・スリター・オーケストラ』

 

ギターのような楽器。 

 

 

 

 

こちらも弦楽器。琴のようにも見えますね。 

 

 

 

 

こちらは、箱のようなものを移動すると音色が変わる。

スチールギターみたいな感じの演奏が出来そう。 

 

 

 

 

D014 『雪国の杉の下で』

 

雪の重みでたわんだ木々の姿に触発されて出来た作品ですって。

銅の彫刻は、木を支えるようにして立っています。 

 

 

 

 

D013 『あたかも時を光合成するように降りてきた~レッドデーターの植物より』

 

雪を連想させる白いタイルの彫刻。 

 

 

 

 

新潟県で絶滅の恐れのある植物、

「タコノアシ」「ノウルシ」「スズサイコ」をモチーフにしてるのだそうです。 

 

 

 

 

D012 『遊歩道整備計画』

 

遊歩道をより楽しく快適にする仕組み。

以前は木材だったので、雨に濡れて滑ったり、腐って壊れたりしていましたが、

木材に似せた素材を使っ修復されたようで、滑りませんでしたよ。

快適になってました 

 

 

 

 

D230 『星の詩』

 

農舞台にある羊と同じ作者の作品。

黒い鹿ですかね? 

 

 

 

 

D229 『浮遊する森』

 

象さんですよね? その他には見えませんよね?

またしても写真が多くなったので、ここまでにします。

 

続きは、また後日。 

 


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その10

2012-09-09 08:10:00 | 出来事

9月3日(月)の続きです。 

 

清田山キャンプ場に向かう道の途中にある作品。 

 

N056 『カクラ・クルクル・アット・ツマリ』

 

なかなか壮観 

 

 

 

もうちょっと、青空が綺麗だと良かったのに…

 

 

 

 

竹を使った風車で動く人形。

 

 

 

 

カラカラと音を立てて動きます。

ダンスをする男女。 

 

 

 

牛?を引っ張る男性。

 

 

 

 

ここは農道のようで、写真を撮り始めると向こうからトラクターに乗ったおじいさんが…

「こんげんもんが、面白れえんだか?」的な顔をして、ジロジロと見られました

全国から「面白い」と思って観に来ている人が、大勢いるんですよ 

 

 

さて、清津峡に向かう近道を探して、来た道を戻っていくと…

結局近道を見つけられず…

まあいいです、順番に観て行きましょう。

 

N017 『LIKE SWIMMING』 

 

白羽毛集落の子供達と作家が共同制作した、鉄の彫刻作品。

 

 

 

 

子供達の描いた絵を、立体的にした作品なんでしょうね

アリに乗ったミキちゃんかな?

 

 

 

 

これはたぶん、タケノコだと想像できます。

 

 

 

 

子供なら、絶対に描くであろうウンチ

 

 

 

 

これは、キノコの家かな?

 

 

 

 

自分の描いた絵が、立体作品になって残るなんて、良い思い出になりますね

 

 

先へ進みますと。 田んぼの中にある作品。 

 

N012 『中里かかしの庭』 

 

カラフルなかかしですね~

 

 

 

鳥は、人だと認識するでしょうか?

 

 

 

 

それとも、ただ単に、カラフル過ぎて寄ってこないかな?

 

 

さらに進むと、3軒の家と1軒の宿しかない集落に。 

宿の隣にある蔵にある作品。

 

N052 『空の粒子/西田尻』

 

丸く溶断した無数の鉄を溶接して繋げ、蔵の内と外をつなぐような印象。

 

 

 

粒子というよりも、泡の粒に見えるような気がします。

 

 

 

 

蔵の中は…

丸い粒が繋がって出来た、直線と円。 

 

 

 

床から跳ね上がって、天井の水面にぶつかり、丸い波紋が見えた 

そんな風にも見えますね

 

蔵の裏手には小さな社。 

そこにも作品が。

 

N065 『空の水/苔庭』

 

柔らかな円が、空へ舞い上がっていくような感じ。 

 

 

 

もしくは、水中にポコポコと上がってゆく空気の泡のような…

 

 

さらに奥へと進むと…

1軒の家の中に2つの作品がありました。 

 

2006年には「小出の家」という作品だった家を、

2009年に東京電機大学山本空間デザイン研究室の学生と、

共立女子大学堀ゼミの学生たちが新しい作品に作り変えたのだとか。 

 

 

 

N054 『うつすいえ』

 

無数の星が、天井から降り注ぐ。

 

 

 

 

まさに降り注ぐような感覚に見えました。 

 

 

 

いや~、写真ではうまくお伝え出来ませんね…

 

 

そして、部屋の中には別の作品が。 

 

N066 『なじょだい?』

 

「お元気ですか?」という意味の方言「なじょだい?」

来場者に大切な人に手紙を書いてもらい、その手紙を吊るした作品。 

 

 

 

会期中、手紙の束が次第に膨らんでゆくインスタレーション。

 

 

 

 

会期が終わると、実際に手紙は送られることになっているようです。

 

 

さて、来た道を戻り、ミオンなかさと方面へ移動。

鷹の巣ダム近くの、小高い場所にある作品。 

 

N046 『遠くと出会う場所』

 

天へと登るはしごが中空に浮かぶ。

 

 

 

 

はるか遠くと出会う場所なんでしょうか?

この場所へきたら、急に黒い雲が湧いてきて、ゴロゴロと雷が  

実際に登ったら、雷に打たれて、本当に遠い場所に行ってしまうかもしれません…

それは嫌なので、早々に退散

 

 

橋を渡ってすぐの、桜の木がある公園に18本の電柱が立っています。

それが作品。 

2000年に「川の記憶」をテーマに公募された高校生の詩が電柱に刻まれています。

 

 

 

 

「この川をはさんだ向こうに好きな人」

高校生らしいね~

毎日好きな人のことを見て、胸がキュンとなる。 青春だね~

 

 

 

 

「メダカが川にいると、それだけで川が生き生きしているように見えてくる。」

確かに

メダカって、最近見てないな~

 

 

 

 

「川それはキラキラしていて宝石のよう サラサラとして風のよう ヒトは安らぐ」

綺麗な水の流れは、人に安らぎを与えてくれますね

 

 

交差点を渡って向かい側にある作品。 

 

N005 『妻有で育つ木』

 

4本の鉄柱を支えにプランターごと吊り下げられた木は、

自然から隔絶された生活を送る人々の状況を暗示しているのだとか。 

 

 

 

2000年の作品ですが、それから大きくなっているのかな?

実際に大きくなったら、重みで壊れないだろうか? 

そうなると「自然に帰る」というタイトルに変わったりして

 

 

さて、ミオンなかさとに移動します。

ここには色々な作品があります。 

 

N003 『河岸の燈籠』 

 

赤い色が、緑の中で目立ちます。

 

 

 

実は、公衆トイレなんです

良いデザインだとは思いますが、芸術なのかな~?

 

 

駐車場の脇には… 

 

N002 『ブルーミング・スパイラル』 

 

住民と共に山に登って採取した、山野草を中心に作られた16個の花壇。

 

 

 

鮮やかな花は咲いていませんが、地元の植物ですから雪にも強い庭園なのでしょうね

 

 

 

すぐ隣にある作品。

 

N001 『鳥たちの家』

 

鳥を介して天と地をつなぐという意味があるのだそうです。

 

 

 

 

光を反射して、輝いています。

なんか、また雲が…  雷も鳴ってる… 

 

 

川のほうを見ると、広い大きな作品が。

 

N004 『暖かいイメージのために - 信濃川』

 

ゆったりとした川の流れを、ゆったりと見ながら散策できる場所。

 

 

 

 

ステージとしても活用できそうですね

 

 

 

「ミオンなかさと」を後に、ブナ林の中に…

 

N059 『龍の尾』

 

土の中に埋まった屋根。

 

 

 

 

確かに龍の尾に見えなくもない。

瓦が鱗のようにも見えますね

 

 

さて次は…

いや~、なかなか見つけられませんでした 

 

N050 『蔓蔓』 

 

雪椿をイメージした陶器の花。

 

 

 

ちょっと触れると壊れそうで、緊張しながら観ていました

 

 

 

 

花びらには風景が描いてありました。

 

 

 

 

これはたぶん、「日本に向けて北を定めよ(74°33′2″)」を描いているんだと思います。

 

 

 

外には、何やら大きな作品が。

 

N064 『芽吹きの風』

 

良く見ると、何やらピンク色のものが沢山詰まったアクリル板のようなものが… 

 

 

 

 

風に舞っているようにも観えますね

 

 

 

 

沢山のピンク色の正体は…

桜の花びらでした

 

 

 

 

桜の花びらが舞い散る情景を表現したようです

 

3日はここまで。

遅い昼食をとり、帰宅しました。

 

翌日の様子は、また後日。

 

早く投稿しないと、また次の観賞の写真が溜まってしまうのですが、

なかなか時間が掛かってしまうものでして… 

 

 

 

 


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その9

2012-09-08 08:30:00 | 出来事

9月3日(月) 月初めの連休初日、

hf-matsu さんは「沢山溜まった事をやるので家にいる 。」ということで、

No.2 ひとりで作品鑑賞へGO 

 

まずは、先週行けなかった津南エリアから攻めます。

すごく細い道をのぼり、結東集落へ。

 

廃校になった小学校を改装した「かたくりの宿」にある作品。

 

M014 『Melting Wall』 

 

プールの中に窓のようなものが…

 

 

上から水が流れています。

周りの景色が、ゆらゆらと揺れて…  別の風景を見ているようです 

 

 

 

よく見えませんが、赤とんぼが…

水を飲みに来ているのかな?

 

 

来た道を戻るように移動。 

 

M041 『見えない村を目印にして』 

 

一見、何も無いように見えましたが、よく見ると後ろの風景と同じようにプリントした、

人や動物などの形が見えてきます。 

 

 

 

犬?  

 

 

 

 

畑を耕す人、焚き火をする人、小屋、犬。

 

 

 

 

畑を耕す人は、後ろの石垣や草と重なって、光の具合で全く見えない場合もありそう

 

 

少し移動して。 

 

M013 『水と風の皮膚』

 

鉄板と鉄の彫刻。 

 

 

 

朝日が強く差し込んで、ちょっと見にくい…

 

 

 

 

転がりそうな鉄の玉ですが、きっと動かないんでしょうね…

確かめていないので分かりませんが

 

 

国道117号へ出て、足滝集落へ。 

 

M019 『足滝に生きる 「記憶-記録」足滝の人々』 

 

足滝集落の人たちを模った人形たち。

 

 

 

 

今回は、足滝の人々の「歩み」を表現した作品が。

足滝の人たちの足型を押した、のぼり旗。

 

 

 

 

子供達の人形は、次回には大人の人形へと変化するのかな?

 

 

さらに上へ移動し穴山集落へ。 

 

M028 『国境を越えて』

 

鮮やかな色の絵で飾られた門と水牛の彫刻。

 

 

 

 

門を飾る絵は、季節の花や…

 

 

 

 

孫悟空や…

 

 

 

 

猪八戒や…

 

 

 

 

集落の人たち。

 

 

 

 

国境の門を越えようとしている水牛を表現しているのでしょうか?

 

 

さて、先ほどの作品たちがある方向へ戻りまして…

実は、朝早かったもので、まだ開館していなかったのでした 

 

M042 『出逢い DEAI』

 

わらぞうりの編みこみ模様と、稲穂の色や秋山郷の秋のイメージを表現した暖簾が、

出迎えてくれます。 

 

 

 

中に入ると円形の暖簾が3つ。

 

過去・現在・未来を表現した作品だそうです。 

 

 

 

「過去」の暖簾の中は… 

 

火鉢に鉄瓶、徳利に湯のみ。

おばあちゃんの家に来たような懐かしさを感じさせる空間。

 

 

 

「現在」の暖簾の中は…

 

現在の時刻を刻む時計が中央に配された円卓。

メモ用紙に鉛筆。

 

進行中の時間を表現しているような。 

 

 

 

「未来」の暖簾の中は…

 

一筋の虹が。

未来への希望を表現しているかのようです。

 

ここまでで、津南エリアの作品を全制覇

 

さて、次は中里エリアに移動します。 

 

N010 『日本に向けて北を定めよ(74°33′2″)』 

 

ロンドンにある作家の自宅の実物大の構造を、方位を保ったまま設置した作品。

かけ離れた2つの場所を、密接につなぐ試みなのだそうです。

 

どう繋がっているのか、僕には解りませんがね… 

 

 

すぐ近くに、鳥居もあるし中学校もあって、とても目立つ作品です。

 

 

 

さて、次は毎年のように訪れる作品。

訳は分かりませんが、なんとも好きな作品です

 

N028 『たくさんの失われた窓のために』

 

普段意識することの無い里山の風景を、大きな窓を通して見ることにより、

新鮮な眼で捉えるということを仕掛けた作品だそうです。

 

目的や仕掛けはともかく、風にゆれるカーテンが何だか和む作品なんですよね~ 

 

 

しかし、この日は風が強すぎて…

カーテンが絡まっちゃってました…

 

 

 

すぐ近くの作品へ。

 

N063 『芯木』

 

流木をメインに、木材を多様に加工した作品。 

 

 

 

いけばなをイメージした作品だそうです。

 

 

 

 

N027 『森とつながる』

 

森の木々が支える、大きな鉄のリング。

 

まさしく森と繋がって、ほとんど同化していました

ちょっとだけ、見やすく枝を伐採したほうが良いような気がしますが… 

 

 

 

駐車場の車に乗ろうとしたら、さっきの作品に腰掛けているお姉さんが

 

どうやって登ったんだろうと思ったら、彼氏?が肩車して降りていました。

よくそんなこと思いついたね~ 

 

 

少しで移動して。

 

N058 『清津川プレスセンター「きよっつ」』

 

倉俣大橋そばの公園内にある、集落再生支援施設。

インフォメーションセンターもかねていました。

 

 

 

 

中には会議もできるスペースが。 

 

 

 

 

外では、周辺地域をかたどった3D模型も展示してありました。

 

 

 

 

集落の家々の模型には、屋号も書くという凝りよう

 

 

 

 

普通の作品を示す看板には「ECHIGO-TSUMARI」と表示してあるのですが、

この3D模型には「ECHIGO-WAKEARI」という表示が…

よく見ないと気付かない洒落た表示

 

 

 

すぐそばには、

 

N034 『エターナル』

 

陶器の椅子が並んでいます。 

 

 

 

大人が座るには、ちょっと小さいかな?

 

 

 

 

奥にも椅子と、何やら大きなタイルのレリーフ?

 

 

 

 

ガラスタイルなんだそうです。

これは、空を表しているようです。

その上が星。

その上には、神を暗示した足跡が。

 

 

さて、名勝「田代の七つ釜」へ向かう道の途中にある作品。 

 

N019 『ポチョムキン』

 

ここも行ってみたかった作品。

いろんな人が写真を載せているのでね。 

 

 

 

タイヤを使ったブランコ。

今日は1人で来たので、hf-matsu さんにブランコに乗ってもらう訳にいきません

人がいないと絵にならないな~

 

 

 

 

奥の方から撮ってみました。

ん? ブランコに人が乗ってる?

 

 

 

 

お~ お姉さんが乗ってる~

絵になるね~

 

 

 

 

澄んだ青空と鉄の壁。

結構良い雰囲気ですな~

この日は風もあって、意外と涼しく感じましたしね。 

 

 

 

この木は、何の木なんでしょう?

木肌が面白い模様でした。 

 

 

 

 

入り口から奥の方を撮ってみました。 

 

 

七つ釜キャンプ場へ移動。 

 

N021 『スネーク・パス』

 

140mの大蛇の遊歩道ですって。 

 

 

 

恐竜?のレリーフ。

 

 

 

 

これは百合の花かな?

 

 

 

 

これは、かものはし?

 

 

 

 

ぽっこりと膨らんで、何かを飲み込んだ大蛇のお腹のようですね? 

 

 

一旦戻って、二股になった道の真ん中に作品がありました。 

 

N020 『中里重地プロジェクト』

 

集落の人と、長期的に取り組むプロジェクト作品だそうです。 

 

 

 

2003年から、集落の人たちと共に、この土地の風景と向き合い、

公園を作ったり、あぜみち学校を開校したり、 

作家と地域の人たちとの信頼関係が出来ていくのも、

大地の芸術祭に大勢の人たちが来る魅力なのかもしれませんね

 

まだまだ行ってきましたが、見るのも疲れるでしょうから今日はここまで。

後半はまた後日。


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その8

2012-09-06 08:10:00 | 出来事

8月27日の続きです。

マウンテンパーク津南へ向かう途中に、標識?案内看板?が沢山並んでいる場所がありました…

 

これも作品なのでした

 

M036 『在るべき場所』

 

いろんな場所を指し示す看板。

しかし、バベルの塔って… 存在しているの?

 

 

甲子園球場は存在していますね

 

 

 

 

ムーミン谷は…  この方向と距離に存在するの?

 

 

 

 

善光寺に出雲大社、東京スカイツリーは観光名所ですね

 

 

 

 

浅草演芸ホール、渋谷ハチ公、小千谷闘牛場、観光名所の中に柏崎刈羽原子力発電所の看板。

意味深?

 

 

 

大型コインランドリーって、どのくらい大型なんだろう?

 

 

またすこし上に移動してみると…

 

M035 『タイム・トンネル』

 

ガイドブックのイメージから想像していたのは、大きなスピーカー。

でも、この形は… hf-matsu さん曰く 「うなぎを捕まえる罠みたいだね?」

 

確かに、そんな風に見えますな~

 

 

中をよく見ると…

 

 

 

 

草刈り機やクワ、スコップも見える。

 

 

 

 

丸いのは… 何だ?

 

 

 

 

スキーのストックでした

 

 

 

 

昔使われていた道具を並べた、タイム・トンネルなのか~

なるほど。

 

 

で、マウンテンパーク津南入り口の林の中には…

 

M001 『ドラゴン現代美術館』

 

中国・福建省の登り窯を移築・再生した作品。

2000年に作られた時には、実際に陶器を焼いたようですね。

 

 

 

今年は、M037 『金属職人の家』の作家アン・ハミルトンが窯の中にハーモニカを設置、

ゴムホースを吹くと音が出る作品となっていました

パラシュートのようなものも、作品のようです。

どんな仕掛けになっているのか…

 

 

 

このゴムホースを吹くと、音が出るんです。

音階を覚えるのは、時間が掛かりそうですが…

 

 

さて、で移動して頂上まで移動。

 

急な上り坂を歩いて登ると…

小さなスキー場とリフトの模型がありました。

 

 

 

M033 『山の頂きへ』

 

展望台の中に設置された作品。

スキー場の現状を考えさせる作品なのでしょうか?

 

 

さて、下のゆるやかな場所へ移動して…

 

M002 『カモシカの家族』

 

農機具を溶接して作られた作品。

 

 

 

 

M005 『再生』

 

芝生の中に置かれた大理石の枕。

大空や木々を臨み、風のそよぎを感じるベッド。

 

hf-matsu さんに寝てもらって撮りたかったな~

 

 

でも、「枕が硬くて頭が痛い」って言われると困るので、やめときました

 

 

 

No.2 が好きな作品…

 

M024 『0121 - 1110 = 109071』

 

3つの球体でできた作品。

 

 

 

遠くから見ていると、なんだか金属的に見える。

 

 

 

 

そして、見る場所によって印象が違って見える。

いや~、なぜか解らないけれど、大好きなんです

 

 

 

 

OZ magazine という雑誌の中で、モデルさんがやっていたポーズと同じように、

hf-matsu さんにポーズをとってもらいました

 

 

 

 

なかなか、良く撮れました

著作権に引っかからないと良いけど…

 

 

 

 

それにしても、どうやって木を組み合わせ、どうやって球体に加工したんだろう?

製作過程を見てみたいと思う作品です

 

 

 

 

M003 『森』

 

約7000本の鉛筆による森。

向こう側の窓に見える本物の森と重なり合う。

 

 

 

森の方から「鉛筆の森」を見る hf-matsu さん。

 

 

 

マウンテンパーク津南から降りてきて、道路沿いにありますのは…

 

M011 『かささぎたちの家』

 

土・砂・火・木を基本材料とした陶器の家。

すっぽりと窯で覆い、約1ヶ月焼かれて完成したのだそうです

 

 

 

 

周りにはいろんな絵が描かれています。

 

 

 

 

中から顔を出す hf-matsu さん。

あまりの暑さに、ポーズをとるのが嫌になって、

「もう何もしない」と怒ってしまいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと完成したばかりの時は、もっと鮮やかな色だったのでしょうね~?

さて、この段階で午後2時45分。

まだ昼食を食べずにいたので、お腹が空いちゃあ機嫌も悪くなりますね

 

『かどまん食堂 卯の木店』で、つけ麺を食べて満腹に

 

そろそろ帰宅せねばならない時間になってきたので、あと2つばかり。

 

ショッピングセンター「ユーモール」駐車場の中にある作品。

N009 『克雪人』

 

頭部は縄文土器、腹部はガス燈を備える彫像。

風雪も乗り越えて生きる人間への期待が込められているのだとか。

 

 

 

越後田沢駅前にある作品は…

 

N060 『船の家』

川口龍夫氏の作品を収蔵し、プラットホームと呼応するよう設計された作品。

 

 

 

 

中に入ると…

N061 『未来への航海』

 

現代のノアの箱舟をイメージした作品。

 

 

 

 

船の周りには、無数の種子。

 

 

 

 

これは、二千年蓮の実。

千葉県の遺跡から発見された、弥生時代の蓮の実が奇跡的に発芽したものを、

昭和35年十日町市の弁天池が良い条件の場所だとして植えられた。

 

 

 

未来に運ばれた二千年蓮の実が、また発芽することを期待して作られた作品なのでしょうか?

 

 

その奥には…

 

N062 『水から誕生した心の杖』

 

水のサイクルをイメージした作品。

水槽の中の水は、蒸発して雲になり、そしてやがて雨となって降り注ぐ。

 

 

 

雨の様子を杖で表現しているのだとか。

 

 

天井には、雨の水が水槽に戻るように雨どいからのパイプが。

 

 

外から見ると、船の形をした雨どいが。

船の底から出たパイプが建物の中へ。

雨水が水槽の中に戻るように、パイプは水槽の真上に。

 

 

なんとも面白い作品でした。

 

さて、次回は9月始めの連休に行ってきた作品鑑賞の様子を。

次回は超速攻移動しての観賞。

 

沢山の作品を観てきたので、解説なしで写真だけの投稿になるかもしれませんが、

あしからず


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その7

2012-09-02 08:10:00 | 出来事

8月27日(月) 津南町のエリアを中心に作品鑑賞してきました~

 

M038 『建具ノモリ』

 

民家で使われていた建具をリサイクルしたアート作品。

 

 

障子戸だったり、板襖だったり、懐かしい建具を組み合わせて作られています。

 

 

 

「中に入っても良いですよ」と言われたので、

さっそく hf-matsu さんに入ってもらってカシャ

もっと色んな角度から撮ってみたかったのですが…

あまりの暑さに気分が乗らない hf-matsu さん。

怒らせると恐いので、そそくさと移動しました

 

 

 

M039 『津南のためのインスタレーション -つながり- 地中でそっと暮らしているもの』

織物工場だった建物に作品が展示してあります。

 

これは、子供達の夢が書いてありました

 

 

床下の空間に、使われなくなった物が並び、ぼんやりとした灯りに照らされていました。

 

 

 

柱時計が印象的。

 

 

 

こっちにも柱時計。

 

 

 

1階奥の空間には…

Tシャツが沢山ぶら下がっていて

 

 

 

ひとつひとつに柔らかな灯りが。

 

 

 

 

奥から入り口方向を見ると、淡い光が綺麗です

 

 

 

 

気球のように、空へ舞い上がっていくような感じでしたよ

 

 

 

 

後ろを振り返ると、もやもやっとした物が…

 

 

 

 

毛糸? ん? いや、違うな…

 

 

 

 

よく見ると、針金ハンガーでした。

それにしても、すごい数のハンガーです

 

 

 

 

2階に上がると、天井がもやもやしてる…

 

 

 

 

どうやらこれは、釣り糸のようなものみたい。

 

 

 

 

奥へ行くと、針金ハンガーが掛かってる。

 

 

 

 

ハンガーの数が多くなって、下へ行くにしたがっていろんな色が増えていく。

そうか

 

 

 

 

1階の作品へと繋がっていくのか~

 

 

 

 

2階の入り口右側の奥にも、小さな作品が。

僕らのほかにも観賞に来た人たちが大勢いましたが、

誰も気づかず帰ってしまいました

 

ちょっと矢印看板でも置いておくと気付くのでしょうが…

 

 

 

外へ出ると、ワンちゃんがご主人を待っている様子。

カメラを向けても、我関せずといったお顔

ご主人様の言う事しか、聴く耳持たぬという名犬なのでしょう。

 

 

 

会場外にある休憩スペースのカラフルな椅子。

地域の子供達が全部塗ったんですって。

作家さんと地域の人たちが一緒になって、

開催されている芸術祭だな~と感心しますね。

 

 

さて、次はで移動。

ちょっと迷いました…

 

神社の杉林を抜けると…「ガウディ杉」 ???

 

 

 

 

「下から見ると、ガウディのサグラダファミリア大聖堂に見えませんか?」 と…

 

 

 

 

お~

言われてみれば、確かにそんな風に見えますな~

 

しかし、すごい杉だね

 

でも、これは作品ではありません

 

 

 

作品はこちら。 地面に置いてあるもの。

M040 『ミカドゲーム』

 

西洋で人気のミカドゲームの巨大バージョンを展示してあるのだそうで…

 

 

ミカドゲームそのものを知らないので…

どんなゲームなんだろう?

 

と思ったら、実際にゲームをして楽しめるようで、解説ビデオが流れていました

 

 

バラバラに置いたスティックを1本ずつ抜き取って、その合計点を競うゲームのようです。

 

 

 

 

模様によって点数が決まっていまして、クーリーは2点。

 

 

 

 

サムライは10点。

 

 

 

 

ミカドは20点。

 

hf-matsu さんと2人だったので、遊ばずに撮影のみ

神社にお参りをしてきました

 

帰りに地域の人に「お茶飲んでいきませんか?」と声を掛けていただき、

冷たい麦茶を頂いてきました。

ご馳走さまでした

 

この神社の杉林は、とっても涼しい風が吹いているところで。

子供達の遊び場には、もってこいの場所だな~と思いました。

 

さて次もで移動。

 

M037 『金属職人の家』

 

かつては板金屋さんの家だった空き家に、作品を展示してあります。

 

 

 

玄関を入ると、アコーディオンのようなものが…

 

よく見えませんが、ガラス戸の枠に沢山の穴があって、

1人がアコーディオンのような蛇腹を動かし、1人がゴムホースの先を穴に付けると…

まるでハーモニカのように音が出るのです

 

 

 

 

部屋に入ると、沢山の紐が…

紐を引っ張ると、壁に設置してある蛇腹が動き、アコーディオンのような音が

 

 

 

 

どれが、どの音か、覚えてしまえば曲の演奏も可能でしょう

No.2 には、絶対無理ですけど…

 

 

 

山から吹き降ろす風をイメージして設置された、シルクのカーテン。

 

 

 

 

奥の部屋には…

 

大きなハーモニカの中身?

テーブルの下に足踏みの蛇腹があり、テーブルの上に開いた穴にハーモニカを付けると、

音が出た~

 

これも、演奏できそうな感じ

 

No.2 には無理ですけど…

 

2階に上がると、

 

羽ばたく飛行機工場といた感じの部屋。

不思議な職人の家。 といった感じの作品でした。

 

 

さて、またまたで移動。

 

M026 『時を超える旅』

 

丸い鏡が、風景を映して回転します。

 

 

 

写真だと、清々しい青空ですね~

でも実際は、ものすご~く暑いのです 

 

ん? 鏡に hf-matsu さんが映ってる。

 

 

すごく太って見える~

 

 

 

 

近くにいくと、普通なんですけどね

 

 

 

 

すぐ側には、公民館の中に作品が。

M034 『東アジア芸術村センター - ドラゴンの迎える場』

 

 

 

料理研究家・坂田阿希子さんのプロデュースによる「ドラゴンカフェ」もやってましたよ

 

 

 

 

辰年にちなんで、ドラゴンの展示を行っていて、グッズも販売していました。

この龍のうろこ部分が小さな丸い紙のカードになっていて、

鑑賞者にお土産として持ち帰ってもらうのだそうです。

 

カードにはURLが書いてあり、そのサイトにいってみると…

カードのID番号を入れ、自分の年齢を入れると、

大きな龍の絵に少しずつ色が塗られていくのだそうです。

 

最終的に、どんな龍になるんだろう?

 

 

 

こちらは藁で作られた龍。

 

他には、世界の龍の切手についての解説とか、

龍の身体は何の動物から考えられた?という解説なんかも展示してありました。

 

さて、書くのにも疲れてきましたし、見るのも疲れてきたでしょうから、

この続きは、また後日。

 

8月が終わり9月になって、

パスポートのスタンプを見ても、まだまだ半分も周っていない…

会期終了まで、全部は無理だろうな~?

 

でも、出来るだけ周って芸術に浸りたい hf-matsu No.2 なのです