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越後妻有 秋 2012 開催中!

2012-10-31 09:02:47 | 出来事

今月半ばの話になるので、先日の投稿と前後しますが…

10月6日より11月30日まで、

『越後妻有 秋 2012』と題して、大地の芸術祭の一部作品が鑑賞できるということと、

特別展や企画展を開催しているところもあるということで… 

 

10月15日(月)に行ってきました~

そんなことしている間に、大地の芸術祭ブログを完成させていればよいものを~

というお叱りの声も聞こえそうでしたが、なにせ思い立ったら行きたくて行きたくて…

 

まずは、松代地区「農舞台」の『わらアート in 越後妻有』を鑑賞。

 

農舞台へ到着したところで、急に大降りの雨

しばらく車の中で待っていましたが、なかなか止みそうに無い。

しかたなく傘をさして鑑賞することにしました。

 

農舞台入り口には、何やら門のようなものが…

 

 

 

W001 『藁田門 -ワラッタモン -』

 

笑った門なのか~

そう言われてみると、大きく口を開けて笑った顔に見えますね。

 

 

 

 

W002 『捕らわれた宇宙人』

 

この作品を観た時、すぐにピンときました。

あまりにも有名な写真を思い出したのです。

捕まえた宇宙人を撮ったとされる写真です。

 

これこれ。

ポーズが同じでしょ?

 

この写真。

実は、ドイツの週刊誌がエイプリルフールに掲載した記事だったんですって。

今でも信じている人が多いと思いますけどね~

 

 

しかし、わらで作るのは大変だったでしょうね~。

この宇宙人の人形の部分に、自分が入って写真を撮ると、

自分が「捕らわれた宇宙人」になれるという看板が設置されていましたよ

 

残念ながら、この日は1人だったので出来ませんでした…

 

 

 

W003 『わらの大仏』

 

奈良の大仏さんとソックリ?

 

 

 

 

 

すぐ側には注意書きの看板があり、

「バチがあたります。大仏さまに登らないでください。住職」って書いてありました

 

しかし、これは大作。

どのくらいのワラが必要だったんだろう?

 

 

 

農舞台の中では、新たな企画展が開催されていました。

『里山の限界芸術 vol.1 山根秀信「風景」展』

 

農家でもある作家さんが育てたお米の中に、小さな家の模型。

 

 

 

 

そしてその側には、お米で作られた妻有郊外の限界集落と呼ばれる風景。

 

 

 

 

訪れた人たちが、お米の中に置かれた家の模型を引き抜き…

 

 

 

 

模型の紐を切って…

 

 

 

 

限界集落風景の中に、家の模型を置いていく。

期間終了の時には、限界集落が大きく変化するという参加型の芸術となっています。

 

 

 

 

周りの壁には、限界集落の空家になった家々が描かれて。

 

 

 

 

私たちにとっては、よく見かける家々でもありますが。

 

 

 

 

そして、奥には新しい住宅街の風景が描かれた絵が。

 

 

 

 

コンクリートの建物とアスファルトの道。

 

 

 

 

おしゃれなつくりの家々。

自然がいっぱいの限界集落の風景と、人が沢山の新しい住宅街の風景。

比較することで、何が見えるのでしょう?

 

 

 

 

ギャラリーを出た目の前に、草間彌生さんデザインの携帯電話が…

 

 

 

 

これも。

 

 

 

 

そしてこれも。

いや~、派手なデザインですな~

これはちょっと、欲しいとは思えないか…

 

 

 

 

そうそう、このショップ自体も作品なのでした。

D056 『くむ・めぐる・いとなむ』

 

毎回、芸術祭のグッズがありますが、なかなか高価で…

気になる商品はあるのですが、ちょっと手が出ないのです

今回のデザインかどうかは分かりませんが、手ぬぐいは1枚買いましたけどね

 

 

 

内側から『藁田門』を見てみると、歯もあったのね

内側は暗いので、ちょっと不気味

 

 

場所を移動して、十日町地区へ。

『絵本と木の実の美術館』に行ってみると…

秋の企画展『3階の教室は海だった』を開催していました。

 

何やら色んなものが。

全体のタイトルは『さなだの月光』

 

 

 

これは、この美術館の建物をリアルに作った模型。

形はシンプルだけど、すごく細かく描いてあります。

写真みたいだけど、線で描いてあるのがわかります。

 

 

 

 

その下には、なが~い階段が。

 

 

 

 

窓から見える月?

 

 

 

 

箱? サイコロ? 何だろう?

 

 

 

 

立体的に見えるけど、本当は平面。

筒の中が少し明るくなって見えて、本当に立体的に見える。

 

 

 

 

 

全体は、こんな感じ。

奥にも何かあるかな?

 

 

 

 

あれ?窓がふさがれてる。

ん?節穴がある?

 

 

 

 

左奥のスペースには…

なんだか水木しげるが描きそうな妖怪みたいなのが。

 

 

 

 

いや~、水木しげるが描きそうですよね~?

 

 

 

 

窓をふさいでいた合板の節穴からは、外が見えました。

これ、何の花でしょうね?

 

 

 

 

次の部屋には『とびだす子』という作品。

 

 

 

 

教室の中に、土の階段。

ここから3階に行くのかな?

 

 

 

 

階段には、いろんなものが埋まっています。

子供たちの宝物なのかも

 

 

 

次の部屋は…

『三階の3人』

大きな人形が天井からぶら下がっていました。

大きすぎて、全部入りきらない

 

 

 

これも『三階の3人』なのかな?

ここから大きな人形が出てきている感じになっているから。

 

 

 

 

『物語の階段』と『物語を描く人』

 

 

 

 

『物語の階段』

3人の子供たちが階段を登っていく様子を描いているんだね。

 

 

 

 

『鉢の三階』

三階部分には、どうらくじん様と熊がいるようですね…

 

 

 

 

『どうらく熊』

どうらくじん様の隣にいたのは、どうらく熊なのか。

 

 

 

 

『天井ビーチハウス』

三階には海があって、ビーチハウスがあるってこと?

 

 

 

 

ウクレレがいっぱい。

 

この物語も、きっと絵本になるんだろうな~?

どんなお話になるのか、見てみたいですね~

 

 

今回初めて、美術館の中にある「Hachi cafe」で食事をしました

 

雰囲気はとても良いです。

 

 

 

 

 

学校の机を改造して作ったテーブルには、ちいさな花が飾られていました。

 

 

 

 

今回食したメニューは「山のアロス」

妻有ポークを使った、スペイン風炊き込みごはん。

とても美味しかったです

ただ、鳥肉が骨付きなので、フォークが刺さらず食べにくいのがちょっと…

 

 

さらに、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]にも行ってみました。

 

 

『No Man's Land』の膨大な古着の山とクレーンは姿を消し、

大きな池と噴水になっていました。

 

 

 

美術館入り口には、あちこちにあったインフォメーションの屋台が。

 

 

中に入ると、美術館員の方が丁寧に説明しながら付いてきてくれて…

このとき中にいたのは僕だけだったので、本当に丁寧に説明してくれました。

 

『Lost #6』という作品は、撮影禁止の札があったのですが、

美術館員の方に聞いたら「撮ってもいいですよ」と言われたので、

動画で撮影しちゃいました

 

どうぞご覧ください。

 

 

影が壁に映って、なんとも面白い雰囲気。

 

美術館員の方がおっしゃっていましたが、

この作品の中で、何時間も観ていた人がいたそうですよ

すべての作品を観ながら、開館から閉館までずっといた人もいたとか…

 

好きな作品は、ず~っと観ていたい気持ちは分かりますけどね。

 

ガラスケースの中に入れる『浮遊』という作品は、もう入れなくなっていたのが残念でした

 

会期終了までに、もう1回くらい行きたいな~

 

でも、「水と土の芸術祭」を鑑賞に行かなきゃいけないし…

真っ赤な紅葉を撮りにも行きたいし…

コピーロボットが欲しいと切に思う hf-matsu No.2 なのでした


越後みしま 竹あかり街道 2012

2012-10-28 16:25:11 | 出来事

昨日、長岡市(旧三島町)で開催された『越後みしま 竹あかり街道』を観に行ってきました

実行委員会会長さんは、商工会青年部の頃からの知り合いだし、

お手伝いの皆さんも知り合いが多く参加しているので、毎年行ってます。

 

このイベントは、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」により亡くなられた方々への慰霊と、

復興への祈りを込めて、被災された皆様に「笑顔と希望のあかり」を届けるために開催されたものです。

 

今回の投稿は、言葉少なにお届けいたします。

どうぞ、竹あかりをご堪能ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「心 ひとつ」の灯り文字。

 

 

 

裏側には「竹灯り」の文字が。

 

 

 

 

 

 

 

ハート型の灯りに入って撮る撮影スポット?

hf-matsu さんにも入ってもらいましたが、マスクしていて誰だかわからない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔の連鎖

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリフを付けたくなる感じ。

「〇〇さん、宝くじ当たったってがーよ」

「は~本当にけ?」

「そーいがらと」 

 

 

 

「あわわわ、いつのまにか宝くじ当たったのが知れ渡ってる…」

 

 

 

噂を流した張本人は… ニヤリ

なんて感じに見えませんか?

 

 

 

とっても雰囲気の良いお宅の灯り。

 

 

 

お月様と一緒に カシャ

 

すごく寒かったけれど、大勢のお客さんも来てくれたようで。

大成功でしたね

 

また来年を楽しみにしていますよ。

会長さん、スタッフのみなさん、ご苦労さまでした

 

 

 

 


大地の芸術祭 総集編 その2

2012-10-24 10:04:25 | 出来事

前回の続きです

 

h   あの、『火の玉発動機』 も、おもしろかった

 

    

 

 

    

    作家さんが、このブログにコメントくれたしね

 

2   あ~、そうだね。 あれは自分でも作ってみたいな~と思った

    作家さんに弟子入りしようかな

 

h   作家さんと言えば、ああいう作品見てて、変なこと言えないな~ と思ったことがあった

 

2   エ? なんで

 

h   『もぐらの館』 で作品見てる時さ、作家さんがいたでしょ?

    No.2さんが、「この作品の作家さんですか?」 なんて聞いたからさ~。

    「エ~!?」 と思ったけど、あのちょっと前に、変なこと言おうとしててさ~

 

2   え? どんなこと?

 

h   「こういうアーティストって、どうやって収入得てるんだろうね?」 なんて言おうとしたところに

    「作家さんですか?」 って聞くから、言わなくてよかった~ って思った

 

2   なんでそんなこと考えるかねぇ・・・。

 

h   それから、最後の最後で、日比野克彦さんに会えて、写真も一緒に撮ってもらえてよかったね

 

 

    あの明後日新聞社、もうちょっとよく見たかったけど、何せ時間がなくてバタバタだったよね

    夕方だったから、朝顔も咲いてなかったし・・・

    今月の 『キャレル』 に日比野克彦さんのインタビューが載ってた。

    あれ見ると、これまでの作品の経緯がよくわかる  

 

2   年間を通じて集落に訪れて、地元の方と一緒に交流しているみたいだから

    すんなりと新しい試みも、試せるんだろうな~。

    『水と土の芸術祭』 にも通じているしね。

 

h   それから後、心に残ったのは、主に屋内の作品だけど、受付の人とか説明してくれる人とかが

    その作品に思い入れがあると、すごく熱っぽく語ってくれるじゃない? あれが良かったな

    松代の 『坪野フィールドパーク』 でいろいろ説明してくれた、東京芸大の女子学生さんとか

    松代の 『みかん組』? の作品の、ハーフだか外国人だかわからないけど、キレイなお姉さんとか

    十日町の 『からむしの部屋』 のおじさんとか・・・

 

2   自分でも作品を楽しんでるし、人と出会うこと自体が楽しくなっているのかもね?

    それにしても、受付の人に美人が多かったよね~

    さすがに受付の人を激写するわけにいかなかったからな~・・・

 

h   う~ん。 美人は多かったかもしれないけど、イケメンの受付はいなかったような・・・

    地域の人が一生懸命説明してくれたこともあったよね

 

2   あったあった

    近くで農作業していたおじさんが、

    「もうちょっと上に行って見なせ! 今の時間は、上から見たほうがおもしろいから。」

    って、声をかけてくれたな~

 

h   前回だったけど、松代の 『関根哲夫先生』 の 『赤ふん少年』。

    

    

 

 

   

    あれ見てたら、近所の軽トラのおじさんが通りかかって、すごくうれしそうに私達に説明してくれたでしょ?

    やっぱり自分達も手伝って、それを大勢のお客さんが全国から見に来てくれるなんて

    楽しいんだとおもうよね~

 

2   俺の作品見に来てくれた! って自慢げな気持ちにもなるんだろうな~

    しかし、関根先生の作品は、なぜ毎回 『赤ふん』 なのか・・・・・それがナゾだ

 

h   ん~・・・なぜかしら

    地元住民も最初はさー、アーティストって何する人だろう? と思いながらおそるおそる近づいて行って

    手伝うようになって、それが意外と楽しくて、何回も回を重ねるうちに、「おらどこの作品、おらどこの先生」

    っていうふうに、愛着がわいてくるんだろうね~

 

2   俺も一緒に作ってみたいな~ 楽しいだろうな~

 

h   それからもう一つ。

    ちょっと前は、現代アートって敷居が高いって感じだったでしょ? なんだかわけがわからないって。

    まあ、今もそうなんだけど、正直言って 「なんじゃこりゃ」 って作品ばかりなんだけど

    『なんじゃこりゃ』 も、これだけいっぱいあると、慣れてくるっていうかね・・・

    皆きっと、慣れてきてるから、アートを鑑賞する力っていうか、アートの楽しみ方がうまくなってるよね。

    どこに行っても、「なんじゃこりゃ?」 なんて言ってるの聞かなかったよね。

 

2   なんでも面白い! と思う人じゃないと、芸術って変なものだと思うかもね。

    「ほ~、そうきたか!」 とか、楽しむ心がないと、面白みも半減するかな?

 

h   若い人たちは特にそうだけど、「わ~、おもしろ~い」 とか、

    「すご~い」 っていう声をよく聞いたね

 

2   特に若いカップルがね。

    来る前にも、「どこにいく? どの作品見る?」 とか考えてるだけでも楽しい頃だから

    特になんでもおもしろいのかも・・・?

 

h   けっこう、若い男の子とか、女の子1人で回ってるのもよく見かけたよね。

 

2   朝7時前に、若い女の子が1人で来ていたのにはビックリしたよ

 

h   そういう人同士で出会いがあったりすると楽しいね

 

2   おじさん、おばさんになると、知らない人でも声かけられるようになるんだけど

    若い人はなかなか声かけられないんだろうな~・・・

 

h   都会の若い女の子と、地元の青年とか・・・・・・・ないか

 

2   おじさん、おばさんがうまくお膳立てしてやらないとな~。

 

 

h   さて、それでは私達の 『お気に入り作品 Best3』 を、発表しますか?

 

2   3つにしぼるのは、なかなか難しいけどね。

 

h   では、私から行きます

 

    第3位   Y052 クリスチャン・ボルタンスキー + ジャン・カルマン の 『最後の教室』

 

    

 

 

    

   

2   ほほ~ぅ

 

h   あれはね~、すごいと思った

    前々回からの作品だから、写真は見てて、行ってみたいなと思っていて、やっと今回行けたんだけど

    写真で見るのと、実際にあそこに足を踏み入れた時のギャップ

    あの空気感がすごかった 五感で感じるというかね・・・。

    まず、あそこに入ると暗い! 何も見えない! 音がしない! そして蒸し暑い!!

    あの暑い外から入ってきて、もっと暑いんだよ! 暖房してあるのかと思った。

    そして足元。 やわらかい。ふわっとしてる。 なにか干草が敷き詰められてあったんだよね。

    すごい、意外な感触 そしてあの干草のムッとするにおい。

    目が慣れてくると、たくさんの扇風機が回っているのが見えるようになり

    壁には一面、たくさんの光がチカチカしていて、それがときどき止まる。

    そして、無音だと思っていたのが、扇風機の回る低い音がするようになる。

    異次元の世界に引き込まれたような、超強烈な不思議な空間。

    でも、しばらくすると、それが美しく見えてくる。

    いや~、本当にすごい作品だと思いました。

    ただ、廊下と、2階、3階はちょっと怖い

    子供が行ったら、きっと泣くと思うよ

    では、No.2さん。

 

2   俺の場合は、写真を撮って思う、絵になる作品として考えると

    第3位は・・・・・2つ。

    N056  『カクラ・クルクル・アット・ツマリ』

     

 

 

    音の出る風車がずらっと並んで、一斉に鳴り出した時に、吹く風の道を感じる作品だったな~。

 

    もう一つは、N050  『蔓蔓(まんまん)』

 

    

 

 

    

 

    雪椿をイメージしたという陶製の花が、部屋の中いっぱいに飾られて

    花の一つ一つに地域の風景が描かれていて、とてもおもしろかったな~。

 

 

h   第2位   T275  『からむしの部屋』

 

     

 

 

    

 

    これは素直にきれいだった

    からむし染めの布と、中央にある水盤の水がキラキラしてて、すっごくきれいだった。

 

 

2   第2位   これも2つ。

    K084  祭 『還るところ』

    

    

 

 

    

 

    神社のあらゆるところが銀色、そして赤い大きなぼんぼり。 絵的にすごくおもしろかった。

    朝早く行ったので、光の具合もあって、コントラストもおもしろかったような気もするな。

 

    もう一つは、 T277  『風の音』

 

    

    素焼きのような風鈴が、たくさんぶら下がっている作品で

    暑い中、坂道を登っていく途中に涼しげな音が聞こえて、上りきると

    広がった場所にすごくたくさんの風鈴。 これも風を感じる作品だったね

 

h   それでは私、hf-matsuの第1位

 

    Y089  『上蝦池名画館』 

 

     

 

    私の中では文句なく第1位ですね

    とにかくおもしろい ほほえましい よくぞここまで似ているもんだ って感じです

    ここ、大人気だったよね。 TVでも放送されたし (NHK新潟)

    集落の人口が50数人くらいのところへ、1日千人も来た日もあったってね

    まあ、こんなことでもなければ、ぜったい、一生行かないような山奥に、

    千人もお客さんが来るってすごいことだよね

    あそこの作品を見てると、古今東西、人々の生活とか愛情は変らないんだな~って感じる。

    お母さんと赤ちゃんと、そのお姉ちゃんの写真があったでしょ?

    ラファエロの『小椅子の聖母』を模した写真。

 

    

 

    

 

    あれなんか本当にそう思うよね

    ではNo.2さん、第1位は?

 

2   う~ん、hf-matsuさんと同じく・・・なんだけど・・・・・

    絵的に言えば、 T229  『Rolling Cylinder,2012』 だね。

 

     

 

    やっぱり、床屋さんとしては、はずせないでしょ

    しかし、光が足りなくて、きれいに撮れなかったのが残念で・・・

    レフ版持った助手が1人欲しいところだったな~。

    

    でも、今までの(今回だけじゃなく)作品全部での第1位はちがうんだよなね~。

    それは、 N028  『たくさんの失われた窓のために』 になっちゃう。

 

    

 

 

 

    

 

   なんともいえず、大好きな作品なんだよな~

 

 

h   芸術祭期間中じゃなくても、よく行くもんね~

 

    いや~、ここまでよくぞ皆様、お付き合いくださいました。

    これを見て、行ってみたい と思ったみなさま。

    もうやってません。 すみません

    ぜひ、3年後、行ってみてくださいね

    もう少しすると、今度は 『水と土の芸術祭ブログ』 が始まるかもしれません。

    こちらの方は、12月までやってます。

    ぜひ、アートに浸りに、行ってみてくださいませ

 

    最後に・・・この方に 『暑い中よくがんばったで賞』 を、送りたいと思います

 

     

 

    十日町の 『キナーレ』 の前でやってた 『絶対交換会』

    このクソ(失礼)暑い中、毎日毎日(たぶん)ここでお客さんを待ってた方。

    ときどきどんな様子かな~? と、見に(会いに?)行ってました。

    ご本人の写真は撮らせてもらえなかったので、『たまみちゃん』 に出ていただきました。

    (たまみちゃんが、この絶対交換会の主だそうですが

    暑い中、よくぶっ倒れないで(いや、よくわからないですが・・・)がんばりました

    また3年後、十日町で、お会いしましょう

 

    では、みなさま、これで 『大地の芸術祭ブログ』 終わりま~す。

    ごきげんよう

    

    

 

 


大地の芸術祭 総集編

2012-10-23 09:01:33 | 出来事

hf-matsu (以下 h)  やっと終わったね~! 大地の芸術祭ブログ

                 開催期間が終わって1ヶ月たって、やっと終わった

 

No.2 (以下 2)   だね~。 いろんな野暮用があって、なかなか書けなかったからね~・・・

 

h   よく通ったよね~、No.2さんは。

    期間中、休みのたび、ほぼ行ってたもんね

    私はその半分も行ったかな? でも、自分としてはすっごく行った感があるんだけど・・・

 

2   俺としては、もう1ヶ月くらい期間が欲しかったな

    もうちょっとゆっくり見たかった

 

h   このブログ見てた人たちは、好きだな~。 ヒマそうだな~と思って見てたんじゃないの?

 

2   そうだね~。もう、あきあきしてたと思うよ

 

h   と、いうことで、今日は、こんなにどっぷり大地の芸術祭に、はまっていたNo.2さんと

    まあまあけっこう行ったよな  と思っている hf-matsu で、遅ればせながら

    感想を述べさせていただく、『総集編』 をお送りします

    2人のお気に入り作品Best3も、最後に発表したいと思います

 

 

h   いや~、でも本当によく行ったよね。 No.2さんは

    作品、ほぼ制覇したんじゃないの?

 

2   いや~、そんなことないでしょ。 

    中里、津南エリアは全部見たけど、松之山エリアは半分も見てないし・・・。

 

h   ふ~ん。 そうなんだ。

 

    

    こんなパスポートを皆が首からぶら下げて、自分でスタンプ押したり、 

    屋内の作品なんかは受付で、押してもらったりするんですが…

 

 

 

    

    No.2さんのパスポートはほら! すごい ほとんどうまってる

 

 

 

    

    私のはこんなだもん・・・。

 

 

2   確かに、最終日に行ったとこの受付の人たちには、

       「ずいぶん回られましたね~」 と言われたなあ

 

h   でも、このパスポートが、いいんだか悪いんだか

    こうやって作品ナンバーが載ってて、スタンプ押していくと、

       なんかみんな押したくなっちゃうんだよね。

 

2   そうそう、順番に全部押したくなる

 

h   なんだか、スタンプラリーみたいだよね。 そういう主旨のものじゃないんだろうけど。

    でも、本当にそんな人いたよね。

    車でブオンと来てさ、車降りてスタスタと作品のとこ行って、シャカシャカと写真撮って、

       スタンプ押して、またスタスタと車に戻って、ブオンと立ち去って行った人

    あの人、相当な勢いで回ってたんだろうね。

 

2   だね~。 ああいう人は作品を楽しむというより、完全にスタンプラリーしてる感じだね。

 

h   で、どうでした? この芸術祭は? 

    全体の感想でもいいし、面白かった作品とかでもいいし・・・。  

 

2   前回より鑑賞している人が多かったって印象だね。

    早い時は、7時くらいに作品のある場所に着いたけど、それでも人に会ったからね。

    それだけ有名になったってことかな?

 

h   私はね~、とにかく暑かった

    これに尽きますね

    まあ、期間中天気が良かったっていうのはいいけど、

    あんまり暑くて、熱中症になるかと思いましたて

    No.2さんは普段家でエアコンガンガンきいてる中にいても、

    「暑い暑い!」 って言ってるのに、

    あんな暑い中で、山の上の作品なんか見に行っても、暑いって言わないんだよね。 

    不思議~

 

2   ま、好きな事をしている時は、暑さも忘れて楽しんでいるってことかな?

    意外と水物も飲まなくてよかったし・・・。

 

h   私はだから、屋外の作品なんか、おもしろそうなものがあっても、

    歩いてそこまで行く気になれなくて…

    No.2さんが写真撮りに行ってても、ちょっとの日陰で休んでたりとかしてた

 

2   死にそうな顔してたもんね~

 

h   でもさー、ああいう周りを田んぼや山で囲まれてる所だから、木陰とか、建物の陰とか、

    屋内の作品で中に入った時とかはさ、本当に風が涼しくて気持ちよかったね

 

2   確かに どんなに暑いところでも、風が吹くと涼しく感じたね。

 

h   それからね~、本当に全国からたくさんの人が見に来ていて、びっくりしたね

    車のナンバー見るとそう思うよね。

    近隣県、関東方面がやっぱり多かったけど、

    私が見た中で一番遠いと思ったのは 『北九州』 ナンバーかな?

    あと、徳島とか・・・。 

    広島ナンバーの車から、若い女の子二人組が出てきた時はびっくりしたね~!

    「え~! この子たち、二人で広島から来たの~」 って。

 

2   うんうん。 兵庫や札幌ナンバーもあった。

    前回よりもさらに県外ナンバーが多くなった気がしたな~。

 

h   今回で5回目だからね。 大地の芸術祭も。

    だいぶ全国的に有名になったよね

    新聞に書いてあったけど、今年の来場者数は、のべ45万人だって

    最初は16万人くらいだったって話だから、回を追うごとに着実に増えてるね!

    『継続は力なり』 だ

 

2   確かに、続けていくことが大事だと思うよね。

    それに地元の人が作家さんと一緒に作品を作っていることも、良いことだと思う。

    自分が作った作品なんだっていう親しみも生まれるし、

    それを見に来た人に説明している顔を見ていると、

    とっても楽しそうな顔をしているから、地元のお年寄りの生きがいにもなっているかな?  

 

h   作品はどんなのが印象的だった? Best3は後で発表するとして、他には?

 

2   『おもちゃの家』 っていう作品がおもしろかったかな~?

 

    

    かぼちゃを型の中で育てて、ロボットやクマやおもちゃの形になってるの。

 

 

 

    

    子供達が、「こっちにある~。 あ、あっちにも~!」 って、

    楽しそうにしていてよかったな~

 

h   へ~。私は見てないやつだ。

    私はね~、外観と中の感じが全然違う作品が印象に残ったかな?

    もう、朽ち果てそうな蔵の中がものすごい金ピカな、『金色茶屋』

 

    

 

 

    

    なんかあれ、宗教的な感じで、ちょっと不気味だったね

 

    それから、津南の昔の織物会社の建物の中にある作品 

    『津南のためのインスタレーション』

 

    

 

 

    

    あれも印象的だった。

    1階と2階で、全然趣きが違っててね。 どっちも良かったけど。

    2階は中の作品もステキだったけど、2階の窓が全部開け放たれていて、

    まわりの田んぼ、民家、木々の風景が一体になって、

    一つの作品になってる感じがして、すごくよかった

    天気がいい日だったからかも?

    あれが  とか、 の日だったら、また違った印象だったかもね?

 

2   『越後妻有レインボーハット2012』 もよかったな。

   

 

 

 

   

    大音響の音楽はともかく、プリズムによる虹の光がきれいだったよね

    見に来てる人もキレイなお姉さんが多かったしね

 

h   あと、全然期待しないで行ったけど、和紙をテーマにした作品もステキだった

 

   

 

 

 

   

 

 

2   そうそう、そうだね~

   

    あそこは受付のお姉さんも素敵だった

 

    期待してないのに良かった作品といえば、『在るべき場所』 もそうだったな~。

 

    

 

 

 

    

    実際にある場所を指し示す標識の中に、『ムーミン谷』 とかあって、ちょっと笑えた

    もう少し涼しいと、全部見て回ったんだけど・・・

 

h   あまりにも暑くて、私がギブアップしたとこだ・・・

 

と、ここで、まだまだたくさんあるんですけど、書いてる私がギブアップ

申し訳ございませんが、続きはまた後日・・・・・

 

 

    

 

 

    


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その17

2012-10-17 12:23:22 | 出来事

さて、最終日9月17日の続きです。

 

松代エリア犬伏地区。

 

D101 『翼/飛行演習装置』

 

かつては火葬場だったところだそうです。

だから、仏様の像があったのかな?

 

 

hf-matsu さんに座ってもらって撮影

操縦桿もあると良いのにね~

 

 

続いて松之山エリアに移動

 

Y012 『メタモルフォーゼ - 場の記憶 - 「松之山の植生を探る」』

 

松之山温泉入り口にある作品。

 

 

 

これは「木肌」を型取りしたレリーフ。

 

 

 

 

こちらは「植物」を型取りしたレリーフ。

 

 

 

 

Y011 『渓谷の燈篭』

 

こちらも温泉街入り口、駐車場に設置された作品。

サイン・休憩所・トイレなどの機能を持ったブースとなっています。

 

 

さて、温泉街から奥へ移動したところにあるのは…

 

Y082 『オーストラリア・ハウス』

 

ここから見ると、普通の建物のようですが…

 

 

 

近づいてみると、三角の建物です

 

 

 

中に入ると…

大きな鏡が見えて…

 

 

Y083 『ディラン・ンラング - 山の家』

 

鏡とネオンによる作品壁。

住民が選んだ、大切な言葉がネオンで表現されているのだそうです。

「雪と翡翠色の川をみて、山の神を感じて、わしらの子供たちをみて、

 わしらの苦悩をみて、しっかりみて、 一緒にお茶を飲もう。」

 

 

このネオンの壁は、閉じておくことができるようです。

 

 

 

 

ここは人気があるようで、沢山の人が観に来ていました。

 

 

さて、もう一度松代エリアに戻ります。

商店街にはいる道の途中に…

 

D223 『天道さま金ん綱』

 

「農舞台」にあった「かまぼこアートセンター」にあった作品の続き?

 

 

 

昇り竜みたいな雰囲気ですが、なんだか「青イソメ」にも見えて、ちょっと気味悪い感じ

 

 

中心街から移動して蓬平地区へ。

 

D255 『養蚕プロジェクト インスタレーション作品 / 光をつむぐ 祈りをつなぐ』

 

鑑賞者が繭を手に、4本の柱の周囲を回る参加型作品。

 

 

 

ちょうどカップルさんが回り始めたので、失礼してカシャ

日の光に照らされて、なんともいえない艶が出ますね。

やはり、絹糸の輝きは違いますね~

 

 

すぐ側にある「蓬平いけばなの家」へ、歩いて移動。

 

D264 『花のわらしべ・てさぐりの間』

 

古民家の匂いや空気感、見えないけれど感じるものを探りながら表現したものだそうです。

 

 

白いビニール紐がぶら下がった空間。

 

 

 

 

 

迷路のような感じになっています。

これが「てさぐりの間」ってことか

 

 

 

 

D260 『妻有降臨』

 

前回の芸術祭のとき、作家が買っていったお土産で奥さんがもっとも喜んだのは、

津南の「カサブランカ」だったそうで…

そのエピソードに想いを得た作品だそうです。

カサブランカって、こんな形でしたっけ?

 

 

D263 『植物に語らせるもの』

 

杉の間伐材からつくられた「かなば」。

森の香りと湿り気を持つ、植物本来の力を生かした空間を作り出した作品。

 

 

 

どうやって設置したのか…

クルクルと巻いた感じが面白いですね

 

 

 

D256 『明日のために』

 

慰めや癒しとなる植物の力。

花や枝を使って、明日のためになる植物の力を視覚化した作品。

 

 

 

 

自然の植物を照らすのは、昔ながらの白熱電球の光が似合うのかもしれませんね

 

 

 

 

D257 『モスラの時代』

 

蓬平集落は、かつて養蚕で生計を立てていた家が多く存在していたそうです。

当時の記憶をとどめるために、生糸を大胆に張り巡らせた、モスラの繭みたいな作品となっています。

 

 

 

hf-matsu さんも、繭の中に。

これから蝶になる?

モスラだから、蛾かな~?

 

 

 

D261 『「気配」のかたち』だと思う。 たぶん

 

家の壁や廊下から、にじみ出てくる気配を感じ取り、

その気配を造形した作品。

 

 

どんな気配がにじみ出ていたんだろう?

 

 

 

そこからまた移動 莇平地区へ。

 

D103 『明後日新聞社 文化事業部』

 

日比野克彦さんが、廃校になった建物を集落の活動拠点とした作品。 

実際に新聞を発行していて、すでに140号を超えたとか

年間を通して集落を訪れ、いろいろな活動を展開されているそうです。

最初に訪れた時、集落のおばちゃんたちが、

「芸術なんて解からない。私らには花を育てることくらいしか出来ない。」という話から、

「では、朝顔をテーマに活動しましょう。」ということになったのだそうです。

で、船の形は朝顔の種の形 

 

 

 

元校舎の側面は、朝顔でいっぱい。

夕方だったので、花はしぼんでいましたが… 

 

 

 

 

中に入ると、色鮮やかな紐がぶら下がっている。 

 

 

 

 

いろんな願いを込めて、ぶら下げた紐なのかな?

 

 

 

 

 

ダンボールで作られた門?

裏側は… 

 

 

 

 

 色んな写真が飾られて、糸がタンスピアノにつながっている。

 

 

 

 今年は、同じ集落の中に日比野さんの作品がもうひとつ出来たというので、

山道を登ってその場所へ。

 

山道の登り口に、こんな看板が。

 

 

 

 

 

もうちょっと登ると、こんな看板に。

 

 

 

 

 

途中の広場には、「こごみ」を炭にしたものが並べてありました。

ここまで登るのに、結構急な坂道なので汗びっしょり 

 

 

 

 

次の看板は「明後日」かと思いきや、「明日と明後日の間」と」きた。

気が利いてる 

 

hf-matsu さん、死にそうになってました 

 

 

さあ、いよいよ明後日 

 

 

 

 

D268 『想像する家』

 

カラフルな家になってるな~

   

 

 

灯油タンクに「灯油なんてない」って

 

 

 

 

 

中に入ると、壁も天井も床も、なんじゃこりゃ状態

 

 

 

 

 

鑑賞者がマグネットシートを自分の好きなように貼って、参加する作品でした。 

 

 

 

 

家の外壁は、さすがに鑑賞者が貼ったんじゃないよな~?

 

 

 

 

 

家の外にも「朝顔の種」の形の船が置いてありました。

 

 

 

 

 

すぐ側の作業小屋には… 

 

 

 

 

なんか旗が下がっていました。

地域の子供たちも一緒に作ったのかな~? 

 

 

 

 

坂道を下り、明後日新聞社へ戻って、一番大きな「朝顔の種」の形の船を見学。

近くで作業していたお姉さんが「こんにちは」と声を書けてくれたので、

しばらく話をしていました。

 

 

 

 

船の中には灯台が光を放っている。

ふと横を見ると、奥から出てきた方がお姉さんと話を始めた。

よく見ると、なんと… 

 

 

 

 

日比野克彦さんでした~

思わず「日比野さんじゃありませんか」などと、顔見知りのような言葉を口走っておりました

記念撮影させてもらって、満足満足。

 

今回、一番最後にここへ来て、まさか日比野さんご本人にお会いできるとは思ってもいなかったので、

本当にビックリ そして、良い思い出ができました。

最後の写真は僕らもボカさずに

 

 

これにて『大地の芸術祭 アートトリエンナーレ 2012』の鑑賞日記は終了です。

「もう飽き飽きした。」 「芸術はいいから、綺麗なお姉さんの写真をもっと見せろ。」

「hf-matsu さんの投稿が見たい。」と思っていらした皆さん。

 

お待たせいたしました、やっと通常のブログに戻ります。

 

 

しかし、もうちょっとしたら今度は、

『水と土の芸術祭ブログ』になるかもしれませんので、あしからず~

 

 

今月末の休日から、毎週のように新潟市へ行って、芸術鑑賞してくる予定です。

また、お付き合いくださいね~

 

 

 

 

 


『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その16

2012-10-16 11:25:14 | 出来事

9月17日(月) いよいよ大地の芸術祭も最終日。 

最後は hf-matsu さんと一緒に、観賞してきました 

 

まずは、川西エリアでどこにあるのか分からなかった作品へ。 

K029 『20 minutes walk』 

 

正確には、もう一箇所に作品があるようですが…

川の流れを変えて耕地を拓いた「瀬替え」をテーマにした作品。

 

 

 

この場所には、瀬替えについての説明がありました。

 

 

 

 

 

「ふむふむ、なるほど。」

hf-matsu さん、一生懸命勉強中。 

 

 

 

続いて向かったのは、十日町エリア漉野地区。

旧東下組小学校。

 

『Soil Museum もぐらの館』 

入り口はモグラの穴の雰囲気 

 

 

 

T257 『もぐらの土道』

 

入り口の丸い穴はゲートだったようです

この地域の土を使って、壁を設置。 

土の魅力を見直す空間を作り上げたのだそうです。 

 

 

トンネルの中を通り… 広がった空間には… 

 

 

 

 

T260 『太古の光〈表層 Tunnel〉』

 

手掘りトンネルの宝庫、房総と新潟の写真を展示。

土の中への旅を楽しむ空間だとか。 

 

 

 

T261 『空(QOO) - 近未来ノスタルジー』

 

黒い陶板をボルトで連結した作品。 

未来の宇宙船にも見えるし、トンネルを掘る掘削機にも見える。

なんかこういうのって、男は好きですよね~ 

 

 

 

T261 『輝器 KAGAYAKI』

 

光を発する焼物。 

土の中を進む、乗り物のようです。 

 

 

 

T259 『ブラック・ボックス』

 

陶製の黒い箱。 

床は土で固められた土間。 

日本人が土と接してきた方法を踏襲し、懐かしさを感じる空間となっている。 

 

 

T260 『太古の光〈表層Tunnel〉』 

 

日本各地・新潟の土の写真を展示。

正面に照らされているのは… 地層をそのまま剥がしたもの。 

 

 

 

T264 『土壌モノリス - 日本の土・1万年のプロフィール』

 

土壌の生成には1cm 約100年。

1m 1万年の時間がかかるのだそうです

この地層を剥がした作品は、数万年単位の時間が作り出した絵画。 

 

 

 

 

越後妻有と日本の代表的な土壌を集めた作品です。

光の当てかたで、面白い雰囲気を作り上げるものですね 

 

 

 

 

T262 『今度生まれて来る時も、また』

 

蓮池の水面下から、蓮の葉を見上げているような作品。 

 

 

 

 

池の底にいるナマズ。

あるいは、カメにでもなったような感覚になります 

 

 

 

 

T258 『土の巡礼』

 

須崎灯台を描いたもの。

その土地の土を使って、絵を描いているそうです。 

 

 

 

 

道路の部分が土で描いたところ。 

 

 

 

 

こちらは、右側の灯籠や祠のシルエットが土を使ってありました。 

 

 

 

 

絵画の前にはこんなもので柵がしてあります。

「都会の人は、これが何だか分からないだろうね~」と hf-matsu さん

確かにそうだろうな~。

これは、雪で窓ガラスが割れないように、板をはめ込むため、

窓枠に設置する金具です。

 

 

 

 

 

僕らが観賞していると、おもむろに作品の傾きを直す方がいたので、

「作家の方ですか?」と声をかけると、「はい、そうです」という返事が。

 

記念に撮らせていただきました 

お若い方だとは思いましたが、僕らよりも15歳も若い作家さん。

これから年を経て、作風も変わるかもしれませんが、

良い作品を作り続けてほしいと思います。 

 

 

この「こごみ」も、土で描いてあるのです 

 

 

さて、で移動したのは鉢地区。 

 

T249 『道楽神さまと子どもたち』

 

これは、「どうらくオルガン」

竹で出来た建物の中には… いろんな仕掛けの楽器がたくさん。

 

 

 

 

ふいごで空気を送った風船状のものが、静かに下りてくることによって、

天井に設置してあるハーモニカのような楽器を鳴らします。

いわゆる、パイプオルガンのようなものです。

 

と言っているのかどうか? 「ふむふむ、なるほど」と聞き入る hf-matsu さん。 

 

 

 

 

音を鳴らす笛の部分も、竹で出来ているようです。 

 

 

 

 

こちらは、穴の中に棒を入れたり抜いたりして音階をつくる楽器。 

 

 

 

 

外にあるのは「よるべない気持ち」

言葉にならない不安な気持ちを表すオブジェ。 

 

 

 

 

不安になるような音が鳴るようなのですが、

僕らが行った時には修理中のようで… 音は聞こえなかったような気がします 

 

 

 

 

「おきらっしゃいドラム」 

どうらくじんさまを起す、竹で出来たドラム。

 

 

 

 

中には王冠がいくつも下げてあって、よく響くようになっています。

 

 

 

 

 

hf-matsu さんも、小学生たちに混じってカラカラと鳴らします

 

 

 

 

ん? 行列が出来ている。 何だろう? 

 

 

 

 

これは「おひるねハウス」

バンブーハウスの中でお昼寝をしている、どうらくじんさま。

人が近づくと… 

 

 

  

むっくりと起き上がります

 

 

 

 

風になびく色鮮やかな旗は? 

 

 

 

 

「マモノの旗」

黒いバンブードールが揺れ動きます。 

 

 

 

 

「みみをすます」

風の音、土の中の音、水の音、自分の中を流れる血の音。

何の音なのでしょう? 

 

 

 

 

hf-matsu さんも、耳を澄まして聞いています。

何が聞こえた? 

 

 

 

 

T173 『鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館』

 

入り口前にはバッタの形の獅子嚇し。

これにはワイヤーが付けられていて… 

 

 

 

中にある流木で作られた人形が、動く仕掛けになっています。

 

 

 

 

この人形たちも、地元の人たちが協力して作られたとか。 

綺麗なお姉さんと色鮮やかな人形達。 絵になりますね~ 

 

 

 

これは、この小学校を題材にした絵本の中に出てくる「トペラトト」というおばけ。

悪さはしない、子ども達の笑い声や楽しいおしゃべりが大好物のおばけ。 

 

 

 

 

おばけの部屋。

ここに訪れた人たちが考えたおばけが、所狭しと飾られています。 

 

 

 

 

さっきの綺麗なお姉さんも、彼氏と一緒に鑑賞中。 

 

 

 

 

くちびるおばけかな? 

これを描いたshino さんって、もしかして、あの shino さんかな? 

 

 

 

 

妖怪かさぶた。

みんなの傷を治してくれるって、良い妖怪だね 

 

 

 

 

お金くれえぇ おもちゃくれえぇ って、普通の子どもじゃん 

 

 

 

 

バンブードールも沢山ぶら下がっていました。 

 

 

 

 

大きなどうらくじんさま。

ここでもお昼寝? 

 

 

さて、次の作品へ移動中。 

 

T250 『妻有間曳』

「つまりあいびき」と読みます。

ゆっくりと移動する山車。

 

 

 

 

何かを燃やして、蒸気を利用して動くのかな?

 

釜の中は、何かを燃やした跡があるので、きっと蒸気で動くのだと思う。 

たぶん… 

 

そして松代エリアに移動。

 

D048 『ミルタウン・バスストップ』 

 

バス停を改装して、人が集る空間を作った作品。 

2000年に作られた当初は、

子ども達の写真を撮って虚構の映画ポスターとして発表したり、

地域の人々の個人史を撮影したビデオも放映されたそうですよ 

 

そこから程近い場所には… 

 

D254 『伊沢和紙を育てる』

 

作家と集落の和紙工房の職人が協働によって、

技法の開発から始まった伊沢創作和紙。 

里山の四季から感じた形や色彩を表現した作品を展示したのだそうです。 

 

色々な模様が面白い障子戸。

 

 

森の木と風を表したような模様。

結構大きな作品です。

どうやって模様をつけるんだろう? 

 

 

 

 

こちらは立体的な作品。 

 

 

 

 

観る場所によって、違った顔を見せてくれます。 

 

 

 

 

ここに暮らした人たちの声が、床や天井に反射しながら、ずっと居続けているような…

そんな感覚 

 

 

 

 

訪れた人たちが、それぞれの願いを込めて結んでゆく和紙の林って感じ? 

 

 

 

 

落ち着いた色彩でもあり、それでいてカラフルな鮮やかさも持つ。

それが和紙の魅力でしょうか? 

 

 

 

 

太陽の光に当たると、鮮やかさが増します。 

 

 

 

 

これはまた、色鮮やかな障子戸。

ちょっと落ち着かないかな~? 

 

 

 

 

和紙には、眩しい光も柔らかにする効果がありますね。 

 

 

 

 

この障子が気に入りまして…

なんとも言えないバランスで構成された四角い形が、とっても面白い。

家にもこんな障子が欲しいな~

いやいや、我が家には似合わないですね 

 

 

 

 

和紙のもととなる木の枝をぶら下げてあった部屋。

木の名前を忘れました… 

 

 

 

 

裏から見た時は、森の木と風のイメージでしたが、

表から見ると、波のようにも見えますね~ 

 

 

 

 

障子戸を利用した入り口。

綺麗なお姉さんがお出迎えしてくれました

 

さて、本日はここまで。

明日にも最後の投稿をするつもりです。

 

9月17日に閉会したのに、投稿するのに1ヶ月も掛かってしまいました…

色々と立て込んでいたもので、遅くなってスミマセン

「いやいや誰も待ってないって。」という声が聞こえてきそうですけれど… 


気になって気になって夜も眠れませ~ん!?

2012-10-09 16:24:19 | 出来事

お久しぶりです! hf-matsuです

 

No.2さんの 『大地の芸術祭』ブログに占領(?)されて、なかなか私の出る幕が無かったのですが

あと少しで、芸術祭ブログが終わるにもかかわらず、本人が忙しくて書くひまがないということで

じゃあ私が書かせてもらおうかな? ということで、今日は芸術祭以外のお話です

 

昨日は体育の日で、私達のお休みと、一般の方のお休みが一緒になりました

 

娘が 「服が買いたい」 ということで、私とNo.2さんと娘で

長岡の 『リバーサイド千秋』 へ

 

夏の間は、ずっと 大地の芸術祭に行ってたので、久しぶりのお買い物です

 

娘の高校は、もうすぐ修学旅行なので、旅行に着て行く服を買いたいそうで

私  「沖縄なんかあったかいんだから、べつに買わなくてもTシャツとGパンでいいんじゃないの?」

娘  「だめでしょ! それは。 女として・・・・・。」

オンナ  そんなの娘の口から聞いたこともないぞ (少しは女としての自覚があったんだ

 

なんか、女の子達はみんなで、何着て行こうか? などと話し合っているようで

ある程度は、みんなと歩調を合わせたいらしい・・・。

 

午前中に着き、一通りお店を見て、以前 『柳原可奈子』似のかわいらしい店員さんがいたお店に入ると

昨日はその店員さんはいませんでした。

昨日はお休みだったのか、もう辞めちゃったのか・・・?

でもまあ、そこのお店で買いました。

そして、もうお昼も過ぎていたので、「ご飯を食べよう」 ということになり

この時間、どこに行っても混んでるだろうから、下のレストランで食べることに・・・。

また一通りお店を見て、あるお店に入りました。

さすが休日! お客さんがいっぱい

お店の外で並んで、やっと中に入れました

中は元気のいい店員さんの声があふれています

 

席に案内されると、感じのいい女性店員さんが、メニューを持ってきてくれて

「メニューがお決まりになった頃、またお伺いします。」 と、言われたので

みんなそれぞれメニューを決めた頃、またその方がオーダーを取りに来てくれました。

オーダーを取ってる最中、私はふと、彼女の名札に目がとまりました。

『権守』 ・・・・・。(なんて読むんだろう

 

その方が行ってから、No.2さんと娘に、「今の人の苗字、なんて言うんだろうね?」 と言うと

「どんな字?」

「権利の権に守る。」

「う~ん、『けんもり』 かな~? 『ごんのもり』 かな~?」

出雲崎には、『権頭』 と書いて、『ごんのかみ』 という苗字があるので、ひょっとして 『ごんのもり』 かな? と・・・

「 『守』 はぜったい 『もり』 って言うよね

などと、あれこれ勝手に詮索して、もうそれが、気になって気になって、このままだと夜も眠れなくなると思い

(2人して、それはぜーったいに有り得ないといいますが)

(いつでもどこでも、寝られるので・・・

「やっぱり、今度来たら聞いてみよう

と言うと、娘は 「聞くの」 と、恥ずかしそう・・・

 

お料理を持ってきた人は別の人だったので、残念 と思っていたら、No.2さんが

「会計はあの人がみんなしてるみたいだよ。」 と言うので

「じゃあ、帰る時聞いてみよう。」 ということになり

食事が終わってレジに行くと、その方が応対してくれたので、お金を払ってから

「すみません、その苗字、なんてお読みするんですか?」 って聞くと

「あ~、『ごんのかみ』  って読むんですよ」 と、にっこり

「え~、そうなんですか この字で 『ごんのかみ』 って言うんですね~。」 と言うと

「そうなんですよ! 主人が石川出身なもので・・・。」

へ~、石川県にはこういう 『ごんのかみさん』 がいるんだな~

いや~、スッキリしました

やっぱり聞いてみないとわからないもんですね~

これで、夜もぐっすり眠れる (どっちみちぐっすり寝るとは思うけど

 

それにしても、若い頃はきっとこんなこと恥ずかしくて聞けなかったんだろうけど

おばさんになると、なんでも聞けるようになるんだな~ なんて我ながら感心したりして・・・。

おばさんも、悪くはないかも・・・・・