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音市場

2013-09-17 09:46:55 | 出来事

9月15日(日)

柏崎市で開催されている『音市場』という音楽イベントに、

我が家のシンガーソングライター「Mondeo」が出演するというので、

見に行くことにしました 

 

 

 

市内の色んな場所で演奏されるイベントなのだそうです。

Mondeoが出演するのは、市役所正面の「純喫茶ぴあにしも」さん。

 

ちょっと行くのが遅くなったので、最初に出演する方の演奏は見られませんでした… 

 

 

 

2番目に演奏の方が、すでに始まっていまして…

 

この方は、長岡市在住の高校生「玲音~レオ~」さんです。

まだあどけない、可愛い感じの風貌。

さすが若いから、元気がある良く通る声です。 

 

 

 

 

曲調が、みんな似通った感じなのがイマイチだったかな~?

それも経験していく上で、色んな曲を作れるようになると思いますが。

頑張ってくださいね~ 

 

おじさんは、手前で聴いているキレイなお姉さんが気になって… 

 

さて、次は「Mondeo」の番です。

 

 

最初から、ノリノリで演奏しちゃってます 

 

 

 

 

 

う~ん、イマイチ声が通らないな~ 

 

 

 

 

唸るように、叫ぶように歌っております。

 

ギターは上手くなったもんだ。

高校生の頃「NHKのど自慢」に出た時には、全く弾けなかったギターなのに。

オヤジとそっくりな短い指なのに。

やる気があれば、上達するもんなんだな~と思いましたよ

 

プロになって、ガッポリ儲かったら、屋上に大展望風呂のあるビル建ててね~

 

 

さて、最後の曲が撮れませんでしたが、動画もアップしましたので、どうぞご覧くださいませ。

皆さんの評価はいかがでしょうか?

 


 

久しく行っていないカラオケで、思い切り大声で歌いたくなった hf-mastu No.2 なのでした。

 


大地の芸術祭の里 越後妻有2013夏 その8

2013-09-13 14:06:52 | 出来事

8月26日(月) まだ観ていない作品を鑑賞するために十日町へ。

とは言っても、残りの作品は少ないので、

今回鑑賞はしたけれど、上手に写真が撮れなかったところにも行って、

再チャレンジしました。

 

 

まずは、松之山エリアの東川地区へ。

Y052 『最後の教室』

 

ここは、真っ暗な体育館にある作品なので、本当に撮影が難しいんです…

 

 

 

三脚を持っていかないと、まず絶対に綺麗に撮れない。

 

 

 

 

普段は全てオート設定で撮影しているので、「露出」とか「絞り」とか全然解りません…

最初から覚える気がないと言ったほうがいいですけど…

 

 

 

 

でもココでは、マニュアル設定にして、ピントは∞に。

シャッタースピードを少しづつ変えて、撮影してみました。

 

 

 

 

この場所に約1時間。

その間、鑑賞に訪れたお客さんは7人ほど。

暗がりの中、ずっとカメラで撮影している私のことを、

「変なおじさん」だと思って見ていたでしょうね~

 

おかげで、少しはまともな写真が撮れたかな~? 

 

 

 

次に行った場所も、今回2度目。

十日町市二ツ屋地区へ。 

T214 『もうひとつの特異点』

 

ここも三脚が無いとブレてしまって… 

 

 

 

 

結構上手く撮れたと思うのですが…

このワイヤーが交わる場所に、人の形が浮かび上がる。

はずなのですが…

それが上手く撮れなくて…

 

また、来年以降にリベンジです 

 

 

 

さて、十日町市内の『越後妻有里山現代美術館 キナーレ』へ。 

お天気も良くなって、青空がスッキリ綺麗です。 

 

 

 

 

『糸会』

 

前回来た時には、受付の方に「あちら側にも作品があります。」と説明を受けたにもかかわらず、

観るのを忘れてしまったので、今回は観られなかった作品を中心に鑑賞しました。

 

前回観た同じ作家の作品は、織物から縦糸だけを引き抜いたものでしたが、

これは横糸を引き抜いた作品のようです。 

 

 

 

 

ね? 横糸だけ抜いてあるでしょ?

「現代美術は解らない」という人が多いですが、こんなのが作品と言うことが解らないんでしょうね~

 

現代美術なんて、面白いと思えば、それだけでいいんでしょうけどね 

解る、解らないの問題じゃないんですよ、きっと。

 

 

 

 

『skim 1』

 

こちらは、刺繍枠から伸びた糸が床に… 

 

 

 

 

手のひらからこぼれ落ちた糸。

なんだか、手ですくった水がこぼれているようにも見えますね。

観た人が、自分なりに想像することができるのも、現代美術の良さかも。 

 

 

 

 

『Rolling Cylinder,2012』

 

これも何度も観ていますが、色の広さで表情が変わって見えますよ。

こちらは「赤」を広く写したもの。 

 

 

 

 

こちらは「青」を広く写したもの。

ね? なんだか青の面積が広いと、ちょっと涼しい感じに見えませんか?

実際は、そんなに涼しくはないんですけどね 

 

 

 

 

『100 Coordinates:ボタン/雨』

 

これも綺麗なんです。

でも、見た目の綺麗さが、写真で上手く伝わらないんです。 

 

 

 

 

う~ん、ここもリベンジするか? 

 

 

 

と、出ようとしてパンフレットを再度見て「はっ」と気づきました。

あれ? まだ観ていない作品がある 

また戻りながら…

『conte』

 

こんな狭い場所に作品があったんだ~ 

 

 

 

 

ニットで出来た、動物の頭。

鹿? 

 

 

 

 

沢山飾られていました。

鹿? 羊?  

 

 

 

 

なんか、本物にも見える角度がありました。

目が、ちょっと恐いけど… 

 

 

 

 

入り口付近まで戻って、あ これが作品だったんだ

『木を縫う』 

 

 

 

 

 木目に沿って、金色や銀色の糸で縫い目が。

 

 

 

 

こちらはハッキリと木目を縫ってあります。 

 

 

 

 

国旗かな? と思ったら… 

 

 

 

 

年輪に沿って縫ってありました。 

 

 

 

 

『樹皮をつぎはぎする』

 

タイトルの通り、樹皮をつぎはぎしてある作品でした。 

 

 

 

 

金色の糸で縫ってあるので、ちょっと遠くから見ると、金属的な感じに見えます。

まるでホッチキスで留めてあるように。 

 

 

 

 

『海の形』

 

こちらは映像作品です。

海に向かって立つ男。 

 

 

 

 

逆回転の動画で、裸だった男が服を着ていきます。

 

海とはどういう場所なのだろうか?

政治的に存在する島が海の中に沈んでいく。

海の形は陸の形によって立ち現れているのだ。

 

という作家の思いを表現した作品。

なにか、領海を意識した作品なのかな~と感じました。 

 

 

 

さて、次に向かったのは松代エリア。 

D061 『花咲ける妻有』

 

有名な草間彌生さんの作品です。

以前は作品に触れたんだけど、登ったりする人がたくさんいたのかな?

現在は、周りに花が植えられていて、作品には触れません。 

 

 

 

 

草間さん本人も、この作品が一番気に入っていると話しているとか。

 

 

 

 

 

他にも、似たような作品が展示してある美術館がありますが、

この作品が一番まとまっているような気がします。

 

何て言えばいいかわからないけど、周りの風景とマッチしているデザインというか、

いらない線が無い気がします。 

 

 

 

 

D116 『転がるジャングルジム』

 

いつもは狭いところに収まっている作品ですが、今回は広々とした場所に展示されていました。

やっぱり、ジャングルジムは広い場所にないとね。 

 

 

 

 

「農舞台」の下には、何やら怪しいものが。

きっと、お盆の頃に使われたものなんでしょうね~。

馬の形のステージかな? それを引っ張る緑の乗り物は… 裏から見たらトラクターでした。 

 

 

 

 

D060 『かまぼこアートセンター』

 

フィリピンに行った活動などを展示してありました。 

 

 

 

 

布で作った地球。

昨年はこれに、hf-mastu さんが何か書いたな~ 

 

 

 

 

焼き物を作ったのかな? 

 

 

 

 

雪を見たことのない子供たちと、雪を想像しながら絵を描いたんですって。 

 

 

 

 

フィリピンの地図が描いてありまして…

 

 

 

 

 

活動を書き記した新聞が、たくさん貼ってありました。 

 

 

 

 

フィリピンの言葉が紹介されています。 

 

 

 

 

雪国の十日町市では珍しくないかまぼこ型の車庫や倉庫。

でも、他から来た人には珍しい建物のようですね。 

 

 

 

農舞台に入ってみると… 

里山の限界芸術・その四『切腹ピストルズ・野良着で逆襲!』展が開催されていました。 

 

切腹ピストルズというバンド?の人たちが集めた、野良着を展示。

普段から愛用しているんだそうです。

 

 

 

古い家の天井裏にあったものを貰ったり、オークションに出品されているものなどを集めたりしているんだそうです。 

 

 

 

 

今でも、こんなに古い着物が、あるとこにはあるもんだな~と感心したりして。 

 

 

 

 

そうとう古いものは、江戸時代の物もあるらしいですよ。 

 

 

 

 

会場の真ん中には巻物の手紙?が。

達筆すぎて読めません… 

 

 

 

 

 会場の床には「鍬」が。

 

 

 

 

これも「鍬」 前回来た時には、床にこんなスペース無かったのにな~?

いろんな展示が出来るように、最初からスペースがあるのかな? 

 

 

 

 

所々に矢文が。 

 

 

 

 

う~ん、古いけど消えてしまう物を、こんな人たちが残していってくれるのかも。 

 

 

 

さて、最後に行くのは十日町市川西エリア。 

K005 『光の館』

 

こちらは宿泊できる芸術作品。 

 

 

 

 

屋根が可動式になっていまして… 

 

 

 

 

家の中から空が見えるという造り。

宿泊すると、満点の星空を見ることができるロマンチックなお部屋です。 

 

 

 

 

この日、私の他には2組のお客さんが鑑賞に。

写真の右端の方が説明してくれるガイドの方。

お隣のお客さんとお話されているのを聞くともなしに聞いていると…

 

「どちらからいらっしゃいましたか?」

「岡山からです」

「岡山 それは遠くからありがとうございます」

「瀬戸内国際芸術祭に同じ作家の作品があって、こちらの作品を是非観たいと思っていたので」

 

凄いです! お気に入りの作家の作品を観るために、わざわざ岡山から

私も行ってみたいけれど、1日やそこらで行ってこれる場所でもないし。

小遣いもありません

 

年金が貰えるようになったら、行けるかな~?

 

今年の芸術祭作品鑑賞はここまで。

「あ~、やっと終わったか。飽き飽きしたよ。」と思っていた皆さん、

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

 

これからは、雪が降るまで「花」の話題や「夕日」の写真が多くなると思います。

芸術祭では「キレイなお姉さん」に会えなかったので、

秋はキレイなお姉さんを求めて、あちこち行ってみたいと思う hf-matsu No.2 でした。

 

 


大地の芸術祭の里 越後妻有2013夏 その7

2013-09-09 08:00:00 | 出来事

世間では2020年東京オリンピックの話題で持ちきりですが…

 

さて続きです。 

 

十日町市(旧中里村)小出地区の作品へ。  

N054 『うつすいえ』

 

ここも、看板が無ければ空家にしか見えませんね。 

 

 

 

 

お客さんが少なかったのでしょう、ボランティアの学生さんが昼寝していました。

せっかくの昼寝を邪魔しちゃってゴメンネ

 

床には黒光りしたガラス板? 

ふすまの絵が綺麗に映っています。 

 

 

 

天井を見ると、満天の星空のような小さな光が。 

 

 

 

 

これが、床に映って綺麗に見えるという仕掛か~

でも、暗くてブレちゃって、上手く撮れませんでした… 

 

 

 

次に向かうのは、津南町美雪町の作品。 

M039 『津南のためのインスタレーション-つながり-』

 

駐車スペースの脇にあるオブジェ。

先生のまわりに集まって、話を聞く子供たちって感じに見えます。

作者の意図はどうなんでしょう?

見る人の感じ方で、楽しめるのが現代芸術の良さでもあると思います。 

 

 

 

 

入り口を入るとすぐに飾られているのが、子供たちや訪れた人たちの思いや夢。

たくさんの短冊に書かれていました。 

 

 

 

 

1階には暗いスペースにぼんやりと灯った明かり。

 

 

 

 

 

灯りがはいっているのはTシャツ。 

 

 

 

 

色とりどりで綺麗です。 

 

 

 

 

部屋の奥は、2階部分と繋がっています。

空の光が差し込む感じ。 

 

 

 

 

曇り空の雲の隙間から、太陽の光が射しているような感覚。 

 

 

 

 

2階は一転、明るいスペース。 

 

 

 

 

天井には釣り糸のような糸がたくさん。 

 

 

 

 

奥に行くにしたがって、緑色のワイヤーハンガーが。 

 

 

 

 

それが、1階部分へと繋がっています。 

 

 

 

 

作者は、冬の豪雪と、生命力あふれる夏の日差しを表現したようです。

陰と陽をテーマとした作品です。 

 

 

 

 

さきほどの短冊。

「モテモテになるには、どうしたらいいですか?」

私も教えてほしい 

 

 

 

続いては、津南町太田新田地区へ。 

M042 『出逢い DEAI』 

 

 

 

 

中に入ると、暖簾で3つに分けられたスペース。 

 

 

 

 

最初のスペースは「過去」

火鉢と鉄瓶が置いてあります。

 

 

 

 

 

一番奥は「未来」

野菜に虹色の光が当たっています。

未来も変わらず、美味しい野菜が食べられる自然が残っているということでしょうか? 

 

 

 

 

真ん中のスペースは「現在」

 

受付の方が、冷たいほうじ茶をご馳走してくれました。

暑かったので嬉しかった~ 

 

 

 

 

そよそよと風が入ってきて、気分のいい時間を過ごせます。 

 

はっ のんびりはしていられない。

 

 

 

次に向かったのは津南町田中地区。 

M037 『金属職人の家』 

 

 

 

天井からぶら下がっている紐を引くと、アコーディオンのようなふいごが動き、音を出す仕掛け。 

 

 

 

 

いろんな音が出るので、どの場所がどの音か覚えれば、曲を演奏することも可能でしょうね。

No.2 は覚えられないので無理ですが…

 

去年行った時には、女の子がちょこっと演奏していました。

きっとピアノか何か習っている子なんでしょうね。 

 

 

 

次に向かうは、十日町市(旧松之山町)坂下地区。 

Y069 『黎の家』 

 

 

 

 

集落の営みの歴史を吸い込んだ、もの言わぬ台所用品。 

 

 

 

 

お膳やお櫃、やかんに鍋にポット。 

 

 

 

 

去年はレストランでしたが、今年は営業していなかったのかな?

部屋の中は、黒一色に統一されています。 

 

 

 

 

部屋から見た台所用品のオブジェ。 

右下にあるお櫃は、漆塗りなんでしょうか?

朱色ですよね~。 高級品だったんでしょうね。 

 

 

さて、次は。 十日町市(旧松之山町)湯山へ。 

Y085 『ギャラリー湯山』 

 

 

 

 

沢山の作品があって、タイトルを覚えきれませんでした。 

 

 

 

 

大きなメガネがぶら下がっていました。 

 

 

 

 

神棚に置かれたものも作品みたい。 

 

 

 

 

スポットライトを当てると、何でも作品になりそうだな~ 

 

 

 

 

便器を横に置いた作品のタイトルは「泉」  

 

 

 

 

こちらのタイトルは「罠シリーズ」 

 

 

 

 

原発を皮肉ったような作品。 

 

 

 

 

原発ゼロ支持7割。 あなた自身を示せ!

今となっては、原発は無くしたほうが良いだろうな~

と、自分の考えを思い巡らすきっかけとなる作品。 

 

 

 

 

原発は無くす! 九条は守る!  あなた自身を示せ!

九条については難しいが、何も変えずに残したほうが良いかな?

 

現代美術を介して、政治を考えるのも良いのではないだろうか?

特に、若者に考えてもらうには良い方法かも。

 

 

 

 

タイトル「W家のオブジェ-9 斧のバランス 」

 

W家というのは、この空き家の家主さんのことかな~?

昔の道具を使ったオブジェも沢山ありました。

 

 

 

 

 タイトル「W家のオブジェ-10 釘による」

 

古い土壁のあせた色に、錆びた釘の茶色。

どんな家にも歴史があるということを表現したのでしょうか?

 

この日にしか観られる機会がなかった13ヶ所。

全部回りました~

 

そのかわり、時間が無かったのでお昼抜き

腹が減って死にそうになりながら帰宅しました。

 

土日に行けない人のために、1週間くらいは平日にも開館してもらえると嬉しいのですが。

実行委員会のみなさん、よろしくお願いします

 

さて、次回は最終回。

あと1回だけ、お付き合いくださいませ。


大地の芸術祭の里 越後妻有2013夏 その6

2013-09-07 08:39:58 | 出来事

ずいぶんと旬を過ぎてしまったお話ですが…

 

8月12日(月) 土日とお盆の平日のみ鑑賞できる作品を観てきました。

土日は仕事なので、行けませんから

 

開館時間に合わせて、家を8時30分に出発。

まずは、十日町市松代地区の作品へ。

 

 

D208 『インターローカル・アート・ネットワーク・センター』

さまざまなアーカイブを軸とした研究施設。

 

今回は、2012年の作品 D265 『中原佑介のコスモロジー』を展示。

 

 

 

 

美術評論家 故中原佑介氏の蔵書約3万冊を使い、氏と芸術祭の関わりをインスタレーションとして表現。

 

 

 

座机を使った長いす。 うまく考えましたよね~

これは2009年の作品からのようです。

 

 

さて、ちょっと移動して…

D209 『静寂あるいは喧騒の中で』

 

空き家を使った作品です。

看板が無ければ、芸術作品があるとは思わないですよね~

 

 

 

 

外に設置してある作品は、昨年のもの。

ステンレスの鏡面板が、周りの風景を映しながら風によって揺れています。

 

 

 

 

中に入ると…

真っ赤な光が点滅しながら、大きな石を照らしています。

どんな気持ちを表しているのでしょう?

 

 

 

 

狭く急な階段を登り、2階へ上がると…

 

ここにも真っ赤な電球がリング状に。

 

 

 

隣には、青い光が点滅しながら照らし出す、6角形の柱。

これ、むかし田植えの時に使った定規ですね。

 

 

 

 

青く光りながら、回転する柱。

 

 

 

 

隣の部屋には…

オレンジのネオン管が光る、筒状の作品が。

 

 

 

 

中を覗くと、ドライアイスの煙が漂っていました。

 

 

 

さて、ここから歩いて1分の作品へ向かいます。

D266 『ブランコの家』

 

かつて住んでいた姉妹たちの思い出話をモチーフに、

空き家の中にいくつものブランコが揺れる作品。

 

 

 

 

写真だと、揺れている感じが出ませんが…

 

 

 

 

上の写真と見比べてみて、

影を見ると、揺れているのが分かるのでは?

 

 

 

 

天井には沢山の藁ぞうりが。

 

 

 

 

狭い階段を上がると、足踏みミシンが。

わらぐつがミシンを動かしているように、時々動きます。

 

 

 

次の作品に向かって「莇平」(あざみひら)地区へ。

D103 『明後日新聞社文化事業部』

 

日比野克彦さんが、年間を通して集落の人たちと交流をし、世界と莇平をつなぐ活動を継続しているそうです。

ここのテーマは「あさがお」

 

 

 

 

 

 

中の作品は、昨年のものとほぼ同じですが…

 

 

 

 

数字だけが2013に

 

 

 

 

ボランティアの美しい大学生2人が、

昨年の収穫祭に行ったファッションショーの衣装を、展示する準備をしていました。

 

 

 

 

これは、稲わらを使った衣装。

 

 

 

 

これは、お米を使った衣装。

 

 

 

 

これは、木の実を使った衣装。

 

 

 

 

毎年、夏だけでなく何度も来ているようで、ここが好きなんだな~って感じました。

 

 

 

 

何度もここには来ていますが、左の船は初めて見ました。

 

 

 

 

 

 

実際に海に浮かべたことがあるのだそうです。

こんな形で浮かぶのか~とビックリしました

2艘の船の形も、あさがおの種の形なんですよ。

 

 

 

 

この集落に住んでいる方が、ずっと説明してくれたのですが、

『この集落の「莇平」という名前を見て、都会の人は何て読んだと思います?』

『え? う~ん…分かりません』

『すけべ~って読んだんですよ~』

そりゃ笑える でも、ちょっとショック

 

 

 

同じ日比野克彦さんの作品が、歩いて行くしかない山の上に。

D268 『想像する家』

 

貼り付けられるカラフルな色のマグネット板が、家のいたるところに貼りつけてあります。

 

 

 

 

訪れる人が、自分で色んなことを書き込んでもいい作品です。

 

 

 

 

この日は、15日に行われる「ゴロゴロ莇平」に使うオブジェを製作していました。

もう1つこれと同じものを合わせて球体にし、人が中に入って集落をゴロゴロ歩き回るのです。

 

 

 

 

中に入ると、世界遺産に登録された富士山が

 

 

 

 

集落の屋号が沢山書いてありました。

「あらやしき」とか「あたしや」とか、

きっと分家に出た家なんだろうな~と想像がつく屋号もあるけど…

 

 

 

「ぬげ」とか「ど」って、どういう意味なんでしょう?

 

 

 

 

こちらには、集落の全体図が描いてありました。

 

 

 

 

これ、なかなか良い絵ですね~。

簡単な線で、女性のラインが綺麗に描けてる

 

 

 

 

莇平は日本の中心か~。

そう考えれば、楽しいく感じるかな?

 

 

さて、お次の作品は十日町市上新田地区へ。

T200 『妻有田中文男文庫』 

 

木造民家研究家、田中文男の蔵書を展示した作品。

 

 

 

 

T201 『天の光、地の光-Ⅱ』

 

田中文庫の書棚にある本をLEDによって七色に包むアート空間にした作品。 

色が変わっていく本棚が、なんとも言えない雰囲気を作っています。 

 

 

 

写真ではなかなか雰囲気が伝わりませんが… 

 

 

 

2階に上がると…

T135 『安堀雄文記念館』

 

文化・文政期の渡り職人だった安堀雄文が、二進法の原理による独自な発明品を残したのだそうで…

越後妻有への旅での発明品を、残された断片的な資料から再現した作品。

 

これは「二進算盤」

二進法のそろばんですね。 

 

 

 

 

これは「風琴通信機」

弦を押さえるか押さえないかで0と1を表す音が鳴り、コード表に基づいて文字を表すのだそうです。

ただ、充分な風が吹かないと音が鳴らないので、強い風を待つ必要があったそうです。

風の無い時には使えない通信機ってどうなのかな? 

 

 

 

 

これは「門扉カラクリ」を使ったふすま。

何枚かのふすまが繋がっていて… 

 

 

 

 

 

あるふすまを開けると、違うふすまが閉まる仕掛け。

面白いけど、どんなところに使うつもりだったのか…

 

 

 

さて、お次は十日町市関根地区。 

T273 『みどりの部屋プロジェクト』

 

旧市営スキー場にある作品。 

 

 

 

 

二階の部屋が作品なんです。

階段の脇には緑の葉っぱが。 

 

 

 

 

上がってみると、壁じゅうが緑色。

これみんな、葉っぱの上に紙を乗せ、

色鉛筆で塗って葉っぱの形を浮き上がらせる「フロッタージュ」という技法で作った葉っぱの絵。 

 

 

 

 

訪れた人たちが作った葉っぱを切り抜き、壁に貼っていって出来た作品なんです。 

 

 

 

 

写真を見るよりも、実際はすごく綺麗

機会があったら、みなさんも行ってみてください。

風が吹き込むと、なんだかとても爽やかに感じる空間ですから。 

 

 

 

 

階段を降りる時にも、森の中から現実に戻っていくような感覚になります。 

 

 

 

さて、時間が少ないので急いで次の作品へ。

十日町市(旧中里村)西田尻地区の作品。 

N052 『空の粒子』

 

丸く溶断した鉄を溶接してつなげ、蔵の中と外をつなぐようなインスタレーション。 

 

 

 

 

空の粒子が、蔵の中に日差しとともに降り注いでいるという感じでしょうか? 

 

 

 

 

これは、魚眼レンズで撮ると面白く撮れるかもな~。 

 

 

 

 

以前来た時には、左側にもリング状の鉄が設置されていたのですが、

今回はブルーシートが掛けられていて…

 

どうやら蔵の持ち主が、不用品を置いておく場所として使っているようで。

ちょっと残念でした

 

さて、この日はお盆に観られる作品全部を観てきたのですが、

ブログを見ている人も疲れるでしょうし、私も書き疲れましたので、

続きはまた明日?

 

No.2 は何回観ても飽きないのですが、1回観ればいいだろう?という人が多いでしょうね~

最初に行った時に知らなかったことが、2度目に聞けることもあるし、

たまたまそこで会った人と、話ができることもある。

それが楽しいんですよね~

 

芸術祭の話は、もう飽き飽きしたと思っているみなさま、

申し訳ありませんが、あと2回ほどお付き合いくださいませ。 


M-Times vol.5 発行しました

2013-09-01 16:28:53 | 出来事

早いもので、今日から9月ですね

朝晩けっこう涼しくなりました

 

ということで、(どういうことだ!? ) 『M-Times vol 5』 発行いたしました

 

今回は、秋・・・読書の秋ということで、No.2さんのおすすめの本を紹介してもらいました。

 

本当はもっとたくさん紹介したいのでしょうが、紙面の関係上、このくらいになりました。

 

読書好きの皆様、No.2さんと読書談義でもいかがですか?