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戦後70年

2015-08-22 16:02:39 | 出来事

お盆も終わりましたね~

なんだかすっかり涼しくなりましたね

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

楽しい事があった人、なんてことなく過ぎた人、きっと様々な過ごし方をされたことだと思います

私は、15、17日までお店がお休みでしたので、一昨日一泊で実家に行って来ました。

母と弟と二人暮らしなので、たまには行ってやらないとな~と思い、No.2さんと娘と3人で行って来ました。

娘も今年で学生生活最後なので、来年は一緒に行けないかな?

だんだん寂しくなりますね

 

私、最近秘かに自分に課していることがあるんです。

なんて言うと、ちょっと大げさなんですが、ある思いを持っているというか・・・

 

それは何かというと、『戦争の事を知る』 という事です。

正直言って、今まで避けてきたんです。

誰だってそうだと思いますが、戦争は嫌いです。

なので今まで、戦争関連のTV番組、映画の類はほとんど見ませんでした。

だってニュース見てたって、嫌でもそういう関連のニュースが入ってきて

悲惨な出来事や映像が流れるわけです。

そんなのを目にするだけで、気が滅入ってくるわけですよ

だから見たくなかったんですが、さすがに50歳も過ぎて嫌だから見ない、知りたくないっていうのは違うな!

と思い、今年は積極的に戦争関連の番組を見て、勉強しようと決めました

今年は戦後70年の節目の年ということで、いつにも増してそういう番組が多く

特にお盆前というか、終戦記念日前には連日様々な番組が放送されていました。

それを可能な限り、撮り貯めておいたのです。

まだほんの一部しか見ていませんが、本当に悲惨というか、言葉にできないくらいな

出来事の数々で、それを知ろうとしないのは、日本人としてというか、人として、いい大人として

恥ずかしいことだったなと、反省しております

 

映画 『永遠の0』 も観ました。

実は小説を途中まで読んでいたのですが、戦闘の描写が多くてギブアップしてたので

もう一回読み直そうかなと思ってます

 

『火垂るの墓』も、今まで何回となくTVで放映されましたが

どうしても観ることができずに今に至っているわけですが

先日放送された時、意を決して(ちょっと大げさ?)録画しました。

まだ観ていませんが、時間のある時にじっくり観るつもりです。


大地の芸術祭2015 鑑賞2日目 その2

2015-08-20 21:09:51 | 出来事

さて、続いて向かったのは…

 

 

『スネーク・パス』  2003年作品

山の中を誘導する大蛇の遊歩道。

全長140mにもおよぶ、モザイクタイルの道。

 

 

 

 

所々に周辺に関係する花や野菜などを模ったタイル絵が。

これは、唐辛子。

 

 

 

 

こっちは、ユリの花。

 

 

 

 

これは… ネッシー?

 

 

 

そこから戻る感じで、右折するカーブに沿って…

『中里重地プロジェクト』  2003年作品

 

重地集落の、解体された家屋の古材などを用いて、ポケットパークを作った。

 

 

 

でも、草ボウボウだし、所々古材が腐っていて、上がったら抜けそうになっていました…

ここは、ちょっと補強が必要かな~

 

 

 

 

そこからさらに移動した、田んぼが広がるところには…

『カクラ・クルクル・アット・ツマリ』  2006年作品

 

インドネシアの音が出る風車を、農道に配置。

風が吹くと、カラカラと音が出て涼しげ。

 

 

 

今年、壊れたものを補修して配置したようです。

 

 

 

 

風が吹くと、風車が回って、竹で出来た木琴のようなものが音を鳴らします。

 

 

 

 

で、この人形も動く。

 

 

 

 

この日は、なかなか風が吹いてくれなくて、音が鳴らなかったんだけど…

やっと音が鳴ってくれたところを動画で撮ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

移動しようと思って、車に乗ろうとしたら…

お姉さんが「こんにちは~、暑いですね~」と声を掛けてきました。

なんか数人で、ワゴン車から電動カートみたいなものを下ろしていました。

何をするのかな~と見ていたら… 

作品の中を走っていく。

何やらカメラのようなものが設置してある。

これって、もしかしてgoogle map の車かな~?

何か分からないけど、次の作品を鑑賞するために移動しました。

聞いてみればよかったな… 

 

 

 

さて、次の作品は… 

『LIKE SWIMMING』  2003年作品

 

白羽毛集落の子供たちが描いた絵を、鉄板でくりぬき立体的に仕上げた作品。 

 

 

 

 

家やお城やetc

いろんな物が立体的に。 

 

 

 

 

子供が絶対に描く、ウンチもあるよ。

男の子なら、描くに決まっているよね 

 

 

 

 

大きな家? 

 

 

 

 

月と星? 

 

 

 

 

やしの木と、アリに乗った自分なのかな? 

 

 

 

 

これは、タケノコでしょうか?

サビも味になっていますよね~ 

 

 

さて、次の作品は、ここから近いようなのですが…

駐車場が無いから、徒歩で。と書いてあります。

 

曲がりくねった山道を、てくてく歩いていったのですが…

なかなか、着かない。

 

前を歩いていた、お母さんと子供2人。そしておばあちゃんかな?

お母さんが「どこにあるの?もうヤダ!」って…

 

大地の芸術祭鑑賞は、こんなことはザラにあること。

考えが甘かったね

 

5分以上歩いて着いたところに、作品がありました。 

 

『田の玉 / 白羽毛』  2015年作品

 

田んぼに寄り添うような、鉄の彫刻。

 

 

 

鉄のリングを重ねた作品が、夏の日差しを受けて光り輝く

 

 

 

 

 

太陽に向かって、伸びていくようにも見えますね~ 

 

 

 

 

さて、次は… 

『中里かかしの庭』  2000年作品

 

川の氾濫に悩まされた河原に、18体のかかしを設置。

 

 

 

 

いろんな色のかかしがあるんですよ。

 

 

 

 

 

カラフルで目立ちます。

 

 

 

 

清津峡に近いところに移動して… 

『空の粒子 / 西田尻』  2009年作品 

 

こちらも鉄のリングを溶接して作られた作品。

 

 

 

暗い小屋の中の作品なので、ブレちゃって…

 

 

 

 

 

三脚を持っていけばいいんですけど、面倒で…

 

 

 

 

次の作品は、清津峡に入る手前にある作品。 

『うつすいえ』  2009年作品 

 

今年は、「なじょだい?ワークショップ」という手紙を書くワークショップを実施。

その手紙が、家の中に吊るされています。

 

 

 

ただ、封筒が吊るされているだけなのに、なんかイイ感じでしょ?

 

 

 

 

 

床にはめ込まれたガラスに、手紙が映って、これまたイイ感じ。

 

 

 

 

 

天井には、光ファイバーで星空を表現。

手紙のピンクと、星の光が、床のガラスに映し出されて、なんとも幻想的な雰囲気に。

ここは、三脚を持っていくことをお奨めします。

暗いので、ブレちゃいますからね。

自分は持っていかなかったけど… 

 

 

 

そして、家の外には… 

『うつすにわ』  2015年作品 

 

家の床と同じく、格子状の枠が、庭に設置されて…

 

 

 

もしかしたら、夜中には本物の星を映すテーブルになるのかも。 

 

 

 

 

 

さて、少し道を戻って…  

6年前に廃校となった清津峡小学校の体育館をリニューアルして作られた、

『清津倉庫美術館』  2015年作品 へ。 

『ミニマルバロックⅣ 「双影景」』  2015年作品

 

チェーンソーで製材を刻み、灰を塗って仕上げた彫刻。

 

 

 

 

直線や曲線の刻み跡が、色んな表情になっています。

 

 

 

 

 

なんか、炎のようにも見えます。

 

 

 

 

 

『無題4(1970年からのシリーズ)』  2015年作品 

 

床から巨大な鋼材が、緊張感をもって屹立している。

ワイヤーで引っ張られているので、倒れることはないのですが、

近くで観ると、圧倒的な存在感です。

 

 

その奥に展示されているのは… 

『ふりそそぐものたち 1-3』  2015年作品

 

鉄を溶断し、溶接して制作された立体作品。

鉄という重厚な素材を用いながらも、宙に浮かぶような軽やかさがあり、

さらにはしっかりと大地に根付くような力強さといった、多義的な性質を併せもつ。

 

 

 

 

『空洞説 - 木の船2009』  2015年作品 

 

木を彫刻し、中をくり貫いて空洞にして、さらに燃やして炭化させた作品。

火で燃やして炭化させることによって、一般的な木彫作品とはまったく異なった表情が木肌に生まれている。


 

 

後ろから見ると、また違った印象に。

 

 

 

 

隣の建物につながる階段。 

こちらは清津峡小学校の校舎だった建物。

昔の写真が飾られていました。

運動会で使った、玉入れの道具も。

 

 

 

 

 

結構急な階段です。

自然の地形を、うまく使って建てられていたんですね。

 

 

 

 

 

『きよつや』  2015年作品

 

地域の魅力を伝えるインフォメーションとして、旧校舎を再生した作品。

地元住民とともにつくる地元産野菜を使ったお弁当や、ピザづくりワークショップも楽しめるそうです。

 

 

 

 

 

手^ブルに刻まれた、くねくねした曲線は、川をイメージしてあるそうで、

鑑賞に訪れた人たちに、上の方からビー玉を落としてもらうことによって、

川の水を再現してもらうという趣向だそうです。 

 

 

 

 

訪れた子供たちは、ビー玉を落として、転がっていくビー玉を追いかけていました。

楽しそうだ~

 

 

 

 

 

ということで、鑑賞2日目はここで終了

 

あまりの暑さで、車のエアコンさえ効きが悪い中での芸術鑑賞。

水分補給はシッカリと。

そして、日焼け止めもシッカリと。

山道に入る時には、虫除けスプレーもシッカリと。

 

現代芸術の鑑賞は、サバイバルな感じなのです

 

さて、鑑賞3日目も暑さ厳しい中での鑑賞となりましたが、その様子はまた後日。

面白い作品と、綺麗なお姉さんが登場するかどうか、乞うご期待

 

な~んてね。

期待させておいて、何にもないのが一般人の生活なのです…

一番期待しているのは、わたくし hf-matsu No.2 なわけでして…


大地の芸術祭2015 鑑賞2日目 その1

2015-08-19 22:54:53 | 出来事

8月4日(火) 大地の芸術祭2015 鑑賞2日目を記録しておきます。

 

まずは、津南エリアへ。

かつて旅館だった建物に展示された、さまざまな作品群。

『真夏の夜の夢』  2015作品

 

建物に入って、すぐに目に入るのが、この作品。

 

 

 

 

『真夏の雪玉』 2015年作品

 

ピンポン玉大の白い玉が、廊下を行ったり来たりして転がっています。

 

 

 

ベルトで天井まで運ばれ、そしてレールに沿って転がっていく。

 

 

動画で見てください。

 

 

 

すぐ脇の部屋に入ると…

走馬灯の技法を使った作品が。

『ファンタスマゴリア』  2015年作品

 

 

 

部屋を出て、階段を登る途中には…

『カラー・フェイス・ドット』  2015年作品

 

 

 

 

 

 

 

なんかいろんな変装をしたり…

 

 

 

 

猫に帽子をかぶせたり…

 

 

 

 

奇抜な化粧をしたり…

 

 

 

 

ストッキングかぶったり…  

 

普段やらないことをやって、写真におさまるのも面白いかもね。

 

 

 

 

階段を昇って、二階の部屋には…

 

『ドリームスケイプ』  2015作品

 

 

 

 

その先の部屋には…

 

『サウンドスペイス』  2015作品

 

 

 

 

その向かいの部屋には…

 

『猫が見ている』  2015年作品

 

座布団の上に座ると…

猫の目の中に自分が映り、猫の目のように見えるのです。

ですから…

 

 

 

見ているのか、見られているのか…

という感覚になるのです。

 

 

さらに 1階に戻り、違う部屋には…

 

『Light book - 北越雪譜』  2015年作品

 

これは、以前、十日町市のキナーレでも観た作品ですね。

 

 

 

 

 

さて、車で移動して次の作品へ。

 

『津南のためのインスタレーション - つながり - 』   2009年作品

 

 

 

 

 

 

旧機織工場を舞台に、陰と陽をテーマにした空間を展開。

こちらは、陰の空間。

 

 

 

 

陰から陽に…

 

 

 

 

ビッシリと壁を覆っているのは、針金のハンガーです。

 

 

 

2階へ昇ると…

明るい陽の空間に。

 

 

 

 

天井を埋め尽くしているのは、釣り糸のテグス?

ナイロンの糸です。

 

 

 

 

背にした奥の小さな空間には、小さなTシャツが。

 

 

 

 

明るい空間の奥に行くと、1階の陰の空間につながっている。

 

 

 

 

陰と陽が交わる。

光と影は、常に一体となっているということを表しているのか?

 

 

 

 

さて、次に向かったのは…

 

『work in progress, for Echigo-Tsumari』 

 

保育園の建物を利用して、川との関係を焦点をあてて制作された作品。

 

 

 

 

部屋の中を、ぐるぐると走る板。

 

 

 

 

部屋の外から中へと続く。

 

 

 

 

くねくねと曲がる板は、川を表現しているのか?

 

 

 

 

そしてまた、外へと続く。

 

 

 

 

芸術祭の作品ではないけれど、駐車場になっている学校のグラウンドには…

 

マンモスがいた~

杉の葉を使って作られたマンモス。

 

 

 

 

後ろから登れますって。

 

 

 

 

骨組みは、足場を使って作られているようですね。

実物大だそうですよ。

 

 

 

すぐ近くには…

 

『ミカドゲーム』  2012年作品

 

上郷グローブ座にも展示してありましたが、こちらが元々の作品展示場所です。

西洋では人気のあるゲームなのだそうです。

狛犬の近くにあるディスプレイで、ゲームの遊び方を説明。

実際に遊ぶことが出来るんだそうです。

 

 

 

 

さて、次は、中里エリアに移動して…

 

『日本に向けて北を定めよ(74°33′2″)』

 

ロンドンにある作者の自宅を、構造のみ方位を保って中里に移動した作品。

作者の家が、日本に来ると逆さまになっているということ?

地球が丸いという証明になるのでしょうか?

 

 

 

 

さて、またも車で移動して来たのは…

No.2 が大好きな作品 『たくさんの失われた窓のために』  2006年作品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは本当に、大好きな作品なんですよね~

さわやかな季節なら、一日いてもいいくらい。

 

また、秋になったら、来てみようかな~

 

 

そこから車で1分。

 

『清津川プレスセンター「きよっつ」』

 

清津川フレッシュパークにある、集落再生支援施設。

清津川流域の情報センターや休憩所の役割も果たす。

 

 

 

 

中では、近隣の作品紹介パネルが展示してあったり、冊子も置いてあります。

そして、映像作品も上映していました。

 

『越後妻有で100人に振付しちゃいましたー』  2015年作品  

 

 

 

パーク内には他にも作品が。

 

『ここで、深呼吸』  2015年作品

 

竹を使った、トンネルのような作品。

 

 

 

 

夏の光と影。

そして、風に気づく場を作った作品。

 

 

 

 

曲線の影が面白い。

 

 

 

 

外は、竹を編みこんでありました。

 

 

 

 

中は少しだけ影が出来るので、ちょっと涼しく感じました。

この日も暑かったですから…

 

 

 

 

少し公園の奥に進むと…

 

『エターナル』  2006年作品

 

地元の土を使った、陶の椅子。

 

 

 

 

座るには、ちょっと…

 

 

 

 

なんか、座れないですよね~ 

 

 

 

 

 

ガラスタイルの、鮮やかな模様。

 

 

 

 

ブルーの色が涼しげです。

実際は暑いけど…

 

 

 

 

 

さて、次に向かったのは…

 

『ポチョムキン』  2003年作品

 

釜川の土手に、巨大なコールテン鋼の壁が連なっている。

禅庭やブランコなど遊具のある広場、東屋、木のベンチなどが一体となった公園。

 

 

 

 

エリア周遊バスに乗って鑑賞に訪れた人たちが沢山いました。

わーい、綺麗なお姉さんがいっぱい

 

 

 

 

ブランコを撮っていると…

 

 

 

 

 

綺麗なお姉さんがブランコで遊んでくれました~

 

 

 

 

 

真っ赤なスカートのお姉さんも綺麗

 

 

 

 

 

違うお姉さんもブランコで遊んでいます

 

 

 

 

カップルと親子連れとお姉さん。

なんかイイ雰囲気です。

 

 

 

 

そして、誰もいなくなってからの公園。

淋しい雰囲気も、悪くはないです。

でも… やっぱり、綺麗なお姉さんがいたほうが、No.2 は好きなのでした。

 

鑑賞2日目の前半はここまで。

後半は、また後日。

 

写真を沢山撮ってしまうので、選ぶのにも時間が掛かってしまい、なかなか投稿できなくて…

楽しみにしてくれている人もいるので、がんばって書かなくちゃ

 

1日の時間が48時間くらい欲しい、hf-matsu No.2 でした。

 


大地の芸術祭2015 鑑賞1日目 その2

2015-08-02 09:00:25 | 出来事

『大地の芸術祭2015』 鑑賞1日目 続きをどうぞ。

 

さて、津南町エリアのつづきです。

県境の上郷地区へ。 

『越後妻有「上郷クローブ座」』  2015作品

 

2012年に閉校した上郷中学校が、パフォーミングアーツの拠点として再出発。 

パフォーマーのレジデンス施設であり、稽古場であり、作品発表の場としての劇場でもある。 

 

 

中学校だった建物全体が「上郷クローブ座」ということのようです。

 

 

 

 

 

『ミカドゲーム』 2012年作品 

 

外丸地区にもある作品が、こちらにも展示。 

西洋ではポピュラーなゲームらしい。 

全然分からないけど…

 

建物の中にも作品が。 

新作『時の殻』 2015年作品 

 

樹木に包まれた学校記念庫。 

木々の間には、学校に残された卒業アルバムなどが配置され、閲覧できる。 

床には籾殻のつまったソファがあり、その香りが郷愁を誘い、

ゆっくりと時間が巻き戻される。

 

ちょうどよく、綺麗なお姉さんがソファに座って何か閲覧中。 

何かの優勝盾?や、百科事典?などが木々の間に置かれています。

 

 

 

 

 

お姉さんも撮影中。 

理科室のアルコールランプや試験管などが置かれている棚になっていましたよ。

 

 

 

 

撮影中の綺麗なお姉さんを撮らせてもらいました。

自然なポーズがイイ感じ

 

 

 

 

 

こちらの棚では、いろんな写真をスライドショーで流しながら、校歌が流れていましたよ。

 

 

 

 

 

部屋全体が木々に包まれている感じで、なんか落ち着くスペースになっています。 

もう一度、ゆっくり座って楽しみたい空間。

 

 

 

2階はたぶん稽古場や劇場になっている場所だと思われます。

関係者以外入室禁止になっていました。

で、3階にクローブ座のインスタレーションが展示してあるとあんないされましたので… 

『王の説法』 2015年作品 

 

ヘンゼルとグレーテル~もう森へなんかいかない~ 

という演劇の中の断片を展示したもののようです。 

どうやら、扇風機の風で、まわりの黒いゴミ袋に入ったものが動く仕掛けのようですが、

ボクが行った時は、扇風機が回っていなかった…

 

 

『新しい森』 2015年作品 

 

こちらも同じく演劇の断片。 

こちらは、たまに光ったり、羽の欠けた扇風機が回ったり、ダンボール箱が動いたりしていました。 

 

 

建物の外に配置された作品。 

『題未定』 2015年作品 

 

とても大きな梯子。 

題未定なので、どういう意味なのか… 全然分かりませんが、

すごく目を引く作品であることは間違いない。

人気の作品になるだろうな~

 

さて、次は足滝地区へ

『「記憶-記録」足滝の人々』  2012年作品

 

足滝に暮らすすべての住民をかたどった人型。

 

 

 

中には子供の人型も。

 

 

 

 

 

こちらにも。 

きっと今は、もっと大きくなっているんだろうな~?

 

 

 

次は、穴山地区へ。 

『国境を越えて』 2009年作品 

 

台湾の伝統工芸の手法で作られた陶俑(とうよう)が飾られた、大きな門。

極彩色と金箔に輝く伝説の物語に縁取られ、現実の大地は異国の神々の世界と交わり始める。

 

 

 

金色に輝く子牛。

 

 

 

 

 

門を隔てた正面には、大きな牡牛。

どんな物語なのか? 

 

 

 

 

近くの田んぼに足跡のあるコンクリートの道が…

集落の子供の足跡のようです。 

その先には…

 

 

 

 

大きな舞台が作られていました。 

ここで、パフォーマンス「里山へ帰ろう」が発表されるそうです。

 

 

 

 

小さな家のおもちゃ? 

 

 

 

 

 

ドラのようなものが下がっていたり、向こうには人形のようなものが置いてある。 

 

 

 

 

 

色とりどりの生地を使った、のぼり?

 

 

 

 

 

階段を昇ったところにあるのは…

 

 

 

 

 

狛犬ならぬ、こまカエル?

 

 

 

 

 

狛犬みたいに、口を開けたものと閉じたものが合い向かいに置いてある。

「あ・うん」ということなのかな?

 

 

 

 

 

こちらには、杉の木を使って囲まれたスペースが。 

この全体のスペースで、日本の村を表現しているようです。

この囲まれたスペースが、日本の家になるみたい。

まだ、未完成のようで… 

 

 

 

先ほどの舞台になるスペースにも、作業をしていた人たちがお昼寝中でしたし、こちらでも若者がお昼寝中でした。

 

この場を去りかけた時、写真の若者が起き上がり何かしゃべっていましたが、日本語ではない。

どうやら、ここの作家さんは台湾の方らしいので、一緒に作業している方々も台湾からいらっしゃっているようですね~ 

そして、お昼寝していた若者は男性だと思っていたのですが、女性でした…

寝姿を撮っちゃって、ゴメンナサイ。

どうりで、短い短パン穿いてるな~って思ったんだよな~

 

 

さて、次に向かったのは先ほどの作品とは違う場所ですが、足滝地区。 

駐車スペースがないみたいで、徒歩って書いてある。 

作品は神社にあるのかな?

 

 

 

 

神社の周りを見ても、それらしきものが無い… 

 

 

 

 

 

神社の裏には道がある。 

ここを進んでみましょうか。

 

 

 

 

道が、すごく細くなってきたぞ~ 

 

 

 

 

 

え? 踏み切り? 

どうやら、遮断機の無い踏み切り。 

 

 

 

 

すぐそこに駅のホームがあるじゃありませんか。

ここは、飯山線の足滝駅だったようです。 

 

 

 

 

 

で、作品はというと、駅とは反対方向に向かってすぐの坂道と途中にありました。

 

 

 

 

 

山から染み出た水を、樋をつかって甕に集め…

 

 

 

 

 

こちらの石に囲まれた「水琴窟」に落として音を楽しむ。

 

 

 

 

 

たまたま、作家さんの「景山健」さんがいらっしゃいましたので、1枚撮らせていただきました。 

じつは、最初のアイデアでは、水琴窟は地面に埋めるつもりだったそうですが、

土を掘りはじめたら岩盤にぶちあたり、そこから先は掘れなくなったので、

やむなく石で周りを囲むという方法に変更したのだとか。

 

水も、湧き水を使うつもりだったのが、この地区には湧き水は無いと集落の人に言われ、

頭を抱えていたところ、この場所に水が染み出ていることを教えてもらい、

その水を集めることにしたのだそうです。

 

なかなか芸術も、簡単に思うようにはいかないものなんですね~

 

景山さん、日本一長く・日本一短い60秒の花火大会「河岸段丘花火」の発起人でもあるそうです。 

そこから、津南町から新潟市まで信濃川を花火で浮き上がらせようという「信濃川プロジェクト」にまで発展して、

とにかく面白いとお話されていました。

 

やっぱり、芸術を介した人のつながりって、面白いもんだな~と思いました。

 

 

さて、次は田中地区へ。 

『Air for Everyone』 2012年作品 

 

かつて板金屋が暮らしていた空き家に、不思議な道具を作る職人の工房を想定して作った作品。

 

 

 

多様な工具や道具が置かれている。

 

 

 

 

 

ふいごやリードなどを使い、多様な音が響く仕掛けが施されている。

 

 

 

 

 

アコーディオンみたいな蛇腹を壁に設置して、紐を引くと音が鳴る。

以前、ここを訪れた時、小学生くらいの女の子が、一回紐を引いて音を覚え、

曲を演奏していたのにビックリしたことがありました。

 

ピアノか何か習っていたんでしょうね。

音符も読めない自分には、絶対無理だと思いましたけど… 

 

 

 

作品の近くには、こんな車が。 

BMWが大地の芸術祭を応援していて、オフィシャルカーとして芸術祭エリアを走っているらしいですよ。

 

 

 

 

 

なかなか、カッコイイじゃないですか~

BMW特設サイトもありま~す。 こちらをごらんください。→  http://bmw-i.jp/echigo-tsumari/

 

 

 

 

続いては、上野地区へ。 

『時を越える旅』 2009年作品

 

上野地区のお年寄りたちが、にぎやかに集うゲートボール場の脇に設置された作品。 

周囲の風景を映す丸い鏡が、風によってゆっくりと回転。 

鏡は手で動かすこともできる。

 

 

杉の緑と青空に、クッキリと浮かぶ作品です。

存在感ありますよ~。

 

 

 

 

すぐ傍にあるのは… 

 

『アジアンインフォメーションセンター』 2012 ・ 2015年作品 

 

近隣のアジア作家の作品紹介をはじめ、

日本で展示されているアジア作家の作品などを紹介する、交流施設。 

 

天井には、藁で作った龍が 

 

ヒゲや体は、花火で出来ているようです。 

受付にいた青年に聞いてみたのですが、どうやら日本人ではなく…

どう聞いていいのかわからなくて、

「え~っとファイヤ~…」

「OH! ○○○○ ●●●●」 

「…

何か通じたようなのですが、向こうの喋りが早くて聞き取れず…

 

ま、花火だということで。

 

次は、車で移動はしましたが、すぐそばにある作品。 

『かささぎたちの家』 2003年作品

 

陶づくりに欠かせない土と砂と火と木。

4つの材料を使った陶の家。

すっぽりと窯で覆い、1ヶ月かけて完成した。 

 

 

 

外壁に描かれている花・鳥・木々・波 etc

以前はもっと鮮やかだったのですが、ここ数年で一気に色あせたような気がします。

 

 

 

 

 

ひび割れもあちこちに…

修復して、鮮やかな色を取り戻してほしいですね~ 

 

 

 

すこし移動すると… 

『恒河舎』 2015年作品 

 

かつて、幼い子供たちのために自分だけで作り上げ「恒河舎」と命名した廃小屋を、

30年のときを経て蘇生した作品。 

 

 

 

障子だと思っていたのですが…

実はすべて、薄い白磁なのだそうです。

 

 

 

 

 

この葉っぱは、どうでしょう?

聞いてこなかった…

 

 

 

 

 

こちらの障子も、実は白磁。

 

 

 

 

 

で、梯子のようなものがあるな~と思っていたら、屋根裏にも作品があるとのこと。

以前は梯子で上り下りしていたようですが、

作品にするにあたり裏側に階段を設置したとか。 

 

 

 

 

階段を上がって、丸い穴をのぞいてみると…

 

 

 

 

 

周辺の山々を模した、ミニチュアの磁器彫刻。

薄い白磁の円盤が揺らめいていました。

 

 

 

 

 

白磁のひび割れが、面白い模様になって見えます。

 

 

 

 

 

一枚一枚、違った印象になって。

 

 

 

 

 

何だか、揺らめく炎のように見えたりして。

 

 

 

 

 

小屋の材料は、枕木。

頑丈でしょうけど、組み立てる時は大変だったでしょうね~

可愛い子供のために、ここまでするお父さんはヒーローだったことでしょう。

 

ここも、また来たいと思う作品です。 

 

 

 

さて、また少し移動して。

マウンテンパーク津南へ。 

『ドラゴン現代美術館』 2000年作品 

 

中国の登り窯を移築し、美術館として再生。

作家自信が館長兼キュレーターを務め、国内外の美術家の古典を実施。

今回はピーター・ハッチソンを迎え、新たな作品を展示。

 

 

 

『Thrown Rope for Japan』 2015年作品 

 

地面にロープを投げ、そのロープが落ちたラインに沿って花を植える作品。

 

 

 

今まで殺風景だった道が、華やかになった印象です。

 

 

 

 

さらにゲレンデ方向に移動。 

『カモシカの家族』 2000年作品

 

3頭のカモシカは、農機具を溶接して制作。 

目を凝らしてみると、刃やビスなどが使われていると分かる。 

 

 

 

『再生』 2000年作品 

 

盛り上がった芝生の上に、大理石のまくら。 

風のそよぎに身を任せるためのベッドだ。

 

 

『0121-1110=109071』 2009年作品 

 

針葉樹の森に、3つの球体。 

遠くから見ると、金属のような質感に見えるのですが…

 

 

近くで見ると、丸太を組み合わせた造形であるとわかります。

 

 

 

 

 

この作品。なんか好きなんですよね~ 

 

 

 

 

 

近くに花ショウブが咲いていましたので、一緒に。

 

 

 

 

 

花ショウブをメインに、作品をぼかして。 

 

雪景色の中の作品を見てみたいな~と思うのですが、冬場はシートでくるまれて、

見られません…

 

 

 

この日最後の作品は…   『森』 2000年作品

 

約7000本もの鉛筆を使って、森を表現。

中をのぞくと、窓から本当の森も見える。

 

 

 

 

 

住民が実際につかっていた鉛筆なのでしょう。

名前が書いてある鉛筆も見えます。 

 

初日に鑑賞した作品は40作品。

1日でまわるには、ちょっと厳しい時間設定ですが、

同時期に新潟市で開催されている『水と土の芸術祭』も鑑賞したいと思っているので、

1日で出来るだけ多くの作品がスムーズに鑑賞できるように、

地図を眺めながら回る順番を決めていきたいと思います。

 

さ~て、次はどこを鑑賞しようかな~?

ガイドブックを見ながら、ワクワクしている hf-matsu No.2 なのでした。

 

 


大地の芸術祭2015 鑑賞1日目 その1

2015-08-01 17:36:27 | 出来事

7月27日(月)

26日(日)から始まった『大地の芸術祭2015』

今年は開催期間が短いので、休日には毎週鑑賞に行くつもりでいます。

鑑賞初日の様子をば、記録しておきましょう。

 

まずは、十日町市(旧川西町)の地区から。

『20 minutes walk』  2003年作品

中仙田という地区は、古くから「瀬替え」を行ってきた。

岩盤に穴を開けて、川の流れを人工的に変え、田んぼを造成する方法だ。

作者は、この耕地技法に着目し、10分の1スケールで再現した作品。

こちらは、瀬替えを説明するプレート。

 

 

 

こちらが「瀬替え」を再現した作品。 

 

 

 

 

雑草の勢いが凄くて、作品がよく見えませんね… 

 

 

 

 

続いては、今年の新作。

『つなぐ -還るところ-』 2015年作品 

 

「つなぐ・通信」をテーマにした作品。 

 

 

おおきなバルーンが見える~

 

 

 

 

バルーンの近くには、何か三角屋根?のものが… 

 

 

 

 

お椀型のものが吊り下げてあります。

通信 ということは、これで太陽の光を集めて、どこかに届けるのかな? 

 

 

 

さて、次は。

節黒城跡キャンプ場にある作品群へ。

 

『森の番人』 2000年作品

 

かまぼこ型のガレージと、川西の「川」の文字をあしらった彫刻作品。 

どれが川の文字か、ちょっと分かりませんが… 

 

 

 

『さわれる風景Ⅰ 城主の座』 2000年作品 

 

八海山の風景を刻み込んだ石の作品。

凹凸に手を触れると、八海山の稜線をなぞることができる。 

 

 

朝日がまぶしくてよく見えませんが、作品の正面に八海山が見えるようになっています。

 

 

 

 

 

『節黒城跡キャンプ場 コテージA棟』 2000年作品 

 

宿泊客にしか中は見られませんが、越後三山を眺めながら入浴できる浴室が人気だとか。 

 

 

『節黒城跡キャンプ場 コテージB棟』 2000年作品 

 

大きな窓越しに、妻有の豊かな風景が眺められるとか。

こちらも、宿泊客だけが中をみることができます。 

 

 

『節黒城跡キャンプ場 コテージC棟』 2000年作品

 

グッドデザイン賞を受賞した宿泊施設だそうです。 

ことらも、宿泊者だけが中をみることができます。 

 

 

『詩人の瞑想の道』 2000年作品 

 

鴨長明・世阿弥・井原西鶴・良寛・夏目漱石に捧げる、5つのカラフルな彫刻作品。 

 

 

いつも、ここへは朝早く行くのですが。(日が高くなると暑すぎて死にそうになるので…) 

朝早くても、起伏の激しい山道を登っていくので、汗だくになります。

 

 

 

 

『庭師の巨人』 2000年作品 

 

ここから本当に起伏が激しくなります。 

そして、途中には大きなくもの巣があったり、蜂が飛んでいたり… 

 

ちょっと作品が汚れてきたな~ 

 

 

 

 

巨人の足? 

 

 

 

 

巨人の横顔? 

 

 

 

 

これが何なのか、分からない彫刻。 

 

 

 

 

巨人の手で泳ぐ魚? 

 

 

 

 

ものすごく息が切れ、汗は流れっぱなしですが… 

そんな中にも、綺麗に咲くゆりの花が、心を癒してくれます。 

 

 

最後の急な山道を登りきると… 

『空と大地の展望台』 2000年作品 

 

世界各地や惑星までの距離を刻印したプレートがあります。 

 

 

真ん中にあるのが、そのプレート。

朝日がまぶしすぎて、写真を撮っても読めません。

あきらめた。 

 

 

 

 

自分を影で登場させました。 

 

 

 

 

秋になれば、きっと気持ちいいんだろうな~ 

 

でも、ここに来る途中の道には「熊出没注意」の看板が…

やっぱり怖いので、芸術祭開催の時期にだけ来たいと思います。

 

 

ナカゴグリーンパークの方へ移動して。 

『絵画のための見晴らし小屋・妻有』 2000年作品 

 

小屋の壁に開けられた窓から、越後三山の切り取られた風景が絵画のように見える。 

 

 

裏の階段を登って見るのですが、暑くて登る気になれませんでした。 

 

 

 

 

 

『グリーンヴィラ』  2003年作品

 

「火」「水」「農」「藝」「天神」の象形文字を刻印した、巨大な地上絵の作品。

 

 

 

もっと上から見たいのですが、そんあ場所はありません。

ドローンでも買って、空中撮影しようかな? 

 

 

 

 

『河岸段丘』 2000年作品 

 

河岸段丘のテラスから、信濃川を眺めることができるシンプルな休憩所。

 

 

 

春のポカポカ陽気の時期ならば、のんびり景色を見ながら座っているのもいいですけどね~

今は夏  とても座っていられるもんじゃありません。

 

 

 

 

『時空』 2000年作品 

 

ナカゴグリーンパークのシンボルでもあり、ゲートサインの役割も果たす作品。

 

 

 

いろんな角度から見ると、それぞれの表情を見せてくれます。

 

 

 

 

 

『レイチェル・カーソンに捧ぐ~4つの小さな物語』 2000年作品 

 

神殿、鳥男、ロバ、うさぎ。 

4つの物語を表す造形が、緑の芝生と青い空に映える。

 

 

パルテノン神殿のようですね~

 

 

 

 

 

鳥男。 

顔は雀のようですが、羽は鳥じゃなくてコウモリみたいに見えるけどな~ 

 

 

 

ロバ。 

4つの物語って、どんな話なのかな~?

 

 

 

さて、次は新町新田地区に移動します。 

『妻有絶景 LACHIKU_PENTA』 

 

河岸段丘に、竹の巨大なトンネルを設置。 

このトンネルを抜けると…

 

 

竹の組み方を変えるだけで、いろんな形になるんですね~

 

 

 

 

 

五角形が徐々に移動していくというか… 

 

 

 

 

で、トンネルを抜けると、青い山々と信濃川が見えてくるという寸法。 

 

 

 

 

振り返ると、竹の影が映って面白~い。 

 

 

 

 

外側から見ると、くねくねしていますね~ 

 

 

 

 

ところどころに風鈴があって、風にゆれて涼しげな音を鳴らします。 

 

 

 

 

地区の人たちが用意してくれた麦茶。 

暑い夏には嬉しいおもてなし。 

虫除けスプレーも置いてありましたよ。 

No.2 は、そちらが嬉しかった~。 

ありがとうございました。 

 

さて、次は仁田地区へ

『この大地と空の間』 2000年作品 

 

直径8メートルの鉄の輪が、宙に浮いているような動きのある彫刻作品。

 

 

 

なんか、宇宙船を思わせるような形というか角度。 

最初は、ピカピカだったんじゃないかな? 

でも、このサビがまた、いい雰囲気になっているかも。

 

 

 

今年の新作『越後妻有レインボーハット2015』 2015作品 

 

木や土など自然素材を用いたシェルターに、水と鏡のプリズムによる虹がきらめく。

以前の作品ではドーム状のシェルターだったが、今回は鳥の形をイメージしたシェルターになった。

 

 

 

太陽の光が、水の中に設置された鏡に映らず、虹が出ていない… 

朝ではなく、午後からじゃないとダメみたい。

 

 

 

 

No.2 よりも先に来ていた男女4人グループの1人が、 

「これ、どうなるんだろう?」と、水の中の鏡を見て話している。 

ついつい「太陽の光が当たると、プリズム効果で、虹がシェルターの中に映るんですよ。

でも、午後にならないと太陽の光が鏡に当たらないみたいだから、今は見られないですね。

来る時間を間違えましたね~

と話すと、

「そうなんですか~。何時頃がいいんでしょうね?」って。

「いや~、ボクも今日初めて来たので、何時がちょうど良いかは分からないですね~」 

そこは、太陽の位置と鏡の位置を見て、自分で判断してもらいたいな~

 

 

虹の映る写真はあとで撮るとして、とりあえずシェルターの写真を撮っておきましょう。

 

 

 

 

こちらも新作『雪のめぐみ』 2015作品 

 

越後妻有の杉は、長い冬の雪の重みに耐え、次第に根元が大きく曲がる。 

この根曲がり杉20本以上を素材として使用した彫刻作品。

杉林を背景に、この土地固有の彫刻を出現させた。

 

 

青い空に映える作品だな~ 

これも、朝・昼・晩と光の当たり具合で印象が違って見えるかも~ 

違う時期にも来てみたい作品です。 

 

常設展示になることを願う

 

さて、次は上野地区へ 

『境界の神話』  2006年作品

 

囲まれた空間に、生き物のような遊具が置かれた、子供たちの遊び場となる作品。

 

 

 

何やら書いてあるのですが、まったく読めません… 

 

 

 

 

何度も見に来ているけど、遊具だったとは… 

ガイドブックを見て、初めて知った。 

 

 

お次は、旧中里村エリアの作品。 

『克雪人』 2000年作品 

 

鮮やかな赤い彫像頭部には縄文土器。 

腹部には「雪すら融かす」ガス燈を備えている。

 

ガス燈の灯りがどんなか、見てみたいですね~。

 

次は、津南町エリアへ移動。 

まずは中深見地区。

『水と風邪の皮膚』 2003年作品

 

この地に残る「石垣の庭」に、数多くの穴を開けた鉄板を置き、新たな光景をつくり出した。

 

 

 

数多くの穴には、長い間に土が入り込んで穴をふさぎ、隙間からは草が生え、

完成した時とは違う光景になっているかも。 

それも、年輪というか歴史というか、味になっているのかな?

 

 

 

さて、太田新田地区へ移動。 

『出逢い DEAI』 2012・2015作品 

 

空き家に残っていた藁ぞうりとの出逢いから始まった、コミュニティハウス機能を兼ねた作品。 

藁の編み目のモチーフや、リユース材を利用した外壁、暖簾のインスタレーションを展開。

 

 

玄関を入ると3つの暖簾で区切られた空間が。 

こちらは「過去」を表す。

 

 

 

 

こちらは「現在」 

訪れた人が、ノートに思いをつづっている。

 

 

 

 

こちらは「未来」

野菜に虹の光が。 

ちょっと暗くてブレちゃった…

 

 

 

 

二階には、ちゃぶ台。 

そして色々なものが。

 

 

 

 

一階にもどって…

木の枝を使ったオブジェや、藁を使った座布団やぞうり。 

なんだか懐かしさを感じる空間になっていますね。

 

 

 

 

受付には、綺麗なお姉さん。 

 

 

 

 

 

綺麗なお姉さん、外に出てきて 

「外壁は四季をイメージして造りかえられたんですよ」と教えてくれました。 

ほほ~、それでは全面を撮らなくては。 

 

正面は… 春から夏へという感じかな?

 

夏から秋? 

ん? 秋から冬かな? 

 

 

 

 

こちらは、ぜったい冬ですね 

 

 

 

 

 

こちらは、冬から春ですね。 

 

そして、外壁に貼られた板にも 

「板の色を順序良く組み合わせているんです。そして、模様は、藁のイメージの縄目模様になっているんですよ。」

と、綺麗なお姉さんが教えてくれました。 

 

優しい綺麗なお姉さん、もう一度会いたいな~

いやいや、あくまで芸術鑑賞のついでにですよ… 

 

 

さて、次は結東地区へ。

『Melting Wall』 2003年作品 

 

秋山郷にある廃校を再生した宿泊施設「かたくりの宿」にある作品です。 

廃校のプールに、透明のガラス板を設置。 

表面に水が流れ、水の中から見上げたときの水面のように、

周囲の風景が揺らぎ、溶けるかのように見える。

 

 

ゆらゆら~っとね。

 

 

 

 

 

そばにある鉄塔のようなもの。 

どうやら、卒業生の記念の塔のようですが… 

残念なことに、倒れそうになっていました。 

 

次は、この塔を、いつまでも残すような作品を作ってほしいな~

 

 

さて、あまりに長くて見るのも疲れると思うので、今日はここまで。

続きはまた後日。

 

hf-matsu No.2 がレポートいたしました。