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『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その7

2012-09-02 08:10:00 | 出来事

8月27日(月) 津南町のエリアを中心に作品鑑賞してきました~

 

M038 『建具ノモリ』

 

民家で使われていた建具をリサイクルしたアート作品。

 

 

障子戸だったり、板襖だったり、懐かしい建具を組み合わせて作られています。

 

 

 

「中に入っても良いですよ」と言われたので、

さっそく hf-matsu さんに入ってもらってカシャ

もっと色んな角度から撮ってみたかったのですが…

あまりの暑さに気分が乗らない hf-matsu さん。

怒らせると恐いので、そそくさと移動しました

 

 

 

M039 『津南のためのインスタレーション -つながり- 地中でそっと暮らしているもの』

織物工場だった建物に作品が展示してあります。

 

これは、子供達の夢が書いてありました

 

 

床下の空間に、使われなくなった物が並び、ぼんやりとした灯りに照らされていました。

 

 

 

柱時計が印象的。

 

 

 

こっちにも柱時計。

 

 

 

1階奥の空間には…

Tシャツが沢山ぶら下がっていて

 

 

 

ひとつひとつに柔らかな灯りが。

 

 

 

 

奥から入り口方向を見ると、淡い光が綺麗です

 

 

 

 

気球のように、空へ舞い上がっていくような感じでしたよ

 

 

 

 

後ろを振り返ると、もやもやっとした物が…

 

 

 

 

毛糸? ん? いや、違うな…

 

 

 

 

よく見ると、針金ハンガーでした。

それにしても、すごい数のハンガーです

 

 

 

 

2階に上がると、天井がもやもやしてる…

 

 

 

 

どうやらこれは、釣り糸のようなものみたい。

 

 

 

 

奥へ行くと、針金ハンガーが掛かってる。

 

 

 

 

ハンガーの数が多くなって、下へ行くにしたがっていろんな色が増えていく。

そうか

 

 

 

 

1階の作品へと繋がっていくのか~

 

 

 

 

2階の入り口右側の奥にも、小さな作品が。

僕らのほかにも観賞に来た人たちが大勢いましたが、

誰も気づかず帰ってしまいました

 

ちょっと矢印看板でも置いておくと気付くのでしょうが…

 

 

 

外へ出ると、ワンちゃんがご主人を待っている様子。

カメラを向けても、我関せずといったお顔

ご主人様の言う事しか、聴く耳持たぬという名犬なのでしょう。

 

 

 

会場外にある休憩スペースのカラフルな椅子。

地域の子供達が全部塗ったんですって。

作家さんと地域の人たちが一緒になって、

開催されている芸術祭だな~と感心しますね。

 

 

さて、次はで移動。

ちょっと迷いました…

 

神社の杉林を抜けると…「ガウディ杉」 ???

 

 

 

 

「下から見ると、ガウディのサグラダファミリア大聖堂に見えませんか?」 と…

 

 

 

 

お~

言われてみれば、確かにそんな風に見えますな~

 

しかし、すごい杉だね

 

でも、これは作品ではありません

 

 

 

作品はこちら。 地面に置いてあるもの。

M040 『ミカドゲーム』

 

西洋で人気のミカドゲームの巨大バージョンを展示してあるのだそうで…

 

 

ミカドゲームそのものを知らないので…

どんなゲームなんだろう?

 

と思ったら、実際にゲームをして楽しめるようで、解説ビデオが流れていました

 

 

バラバラに置いたスティックを1本ずつ抜き取って、その合計点を競うゲームのようです。

 

 

 

 

模様によって点数が決まっていまして、クーリーは2点。

 

 

 

 

サムライは10点。

 

 

 

 

ミカドは20点。

 

hf-matsu さんと2人だったので、遊ばずに撮影のみ

神社にお参りをしてきました

 

帰りに地域の人に「お茶飲んでいきませんか?」と声を掛けていただき、

冷たい麦茶を頂いてきました。

ご馳走さまでした

 

この神社の杉林は、とっても涼しい風が吹いているところで。

子供達の遊び場には、もってこいの場所だな~と思いました。

 

さて次もで移動。

 

M037 『金属職人の家』

 

かつては板金屋さんの家だった空き家に、作品を展示してあります。

 

 

 

玄関を入ると、アコーディオンのようなものが…

 

よく見えませんが、ガラス戸の枠に沢山の穴があって、

1人がアコーディオンのような蛇腹を動かし、1人がゴムホースの先を穴に付けると…

まるでハーモニカのように音が出るのです

 

 

 

 

部屋に入ると、沢山の紐が…

紐を引っ張ると、壁に設置してある蛇腹が動き、アコーディオンのような音が

 

 

 

 

どれが、どの音か、覚えてしまえば曲の演奏も可能でしょう

No.2 には、絶対無理ですけど…

 

 

 

山から吹き降ろす風をイメージして設置された、シルクのカーテン。

 

 

 

 

奥の部屋には…

 

大きなハーモニカの中身?

テーブルの下に足踏みの蛇腹があり、テーブルの上に開いた穴にハーモニカを付けると、

音が出た~

 

これも、演奏できそうな感じ

 

No.2 には無理ですけど…

 

2階に上がると、

 

羽ばたく飛行機工場といた感じの部屋。

不思議な職人の家。 といった感じの作品でした。

 

 

さて、またまたで移動。

 

M026 『時を超える旅』

 

丸い鏡が、風景を映して回転します。

 

 

 

写真だと、清々しい青空ですね~

でも実際は、ものすご~く暑いのです 

 

ん? 鏡に hf-matsu さんが映ってる。

 

 

すごく太って見える~

 

 

 

 

近くにいくと、普通なんですけどね

 

 

 

 

すぐ側には、公民館の中に作品が。

M034 『東アジア芸術村センター - ドラゴンの迎える場』

 

 

 

料理研究家・坂田阿希子さんのプロデュースによる「ドラゴンカフェ」もやってましたよ

 

 

 

 

辰年にちなんで、ドラゴンの展示を行っていて、グッズも販売していました。

この龍のうろこ部分が小さな丸い紙のカードになっていて、

鑑賞者にお土産として持ち帰ってもらうのだそうです。

 

カードにはURLが書いてあり、そのサイトにいってみると…

カードのID番号を入れ、自分の年齢を入れると、

大きな龍の絵に少しずつ色が塗られていくのだそうです。

 

最終的に、どんな龍になるんだろう?

 

 

 

こちらは藁で作られた龍。

 

他には、世界の龍の切手についての解説とか、

龍の身体は何の動物から考えられた?という解説なんかも展示してありました。

 

さて、書くのにも疲れてきましたし、見るのも疲れてきたでしょうから、

この続きは、また後日。

 

8月が終わり9月になって、

パスポートのスタンプを見ても、まだまだ半分も周っていない…

会期終了まで、全部は無理だろうな~?

 

でも、出来るだけ周って芸術に浸りたい hf-matsu No.2 なのです